京阪電気鉄道
京阪電気鉄道株式会社(けいはんでんきてつどう、英称:Keihan Electric Railway Co., Ltd.)は、大阪府・京都府・滋賀県に路線網を持つ日本の大手私鉄。京阪ホールディングスの子会社である。通称は京阪電鉄または京阪電車で、略称は京阪。
本社事務所は大阪府大阪市中央区大手前一丁目7番31号 大阪マーチャンダイズ・マートビル(OMMビル)内、登記上の本店所在地は大阪府枚方市岡東町173番地の1である。営業キロ程は91.1 km(2008年10月19日現在)。
京阪電気鉄道と、その子会社75社(有価証券報告書への記載義務のある連結子会社および有価証券報告書への記載義務のない非連結子会社を合わせた全子会社数)、および持分法適用関連会社3社から構成されている京阪グループの中核企業である。
概要
スローガンは「こころまち つくろう」である。2008年4月15日までの京阪グループ共通スローガンは「街をつなぐ、心をむすぶ KEIHAN GROUP」であった。新スローガン導入と同時にテレビCMではサウンドロゴも併せて導入した。
テレビCMではこれまで全国的に知名度の高いタレントを起用してきたが、2000年12月からは「京阪のる人、おけいはん。」をキャッチフレーズに各種キャンペーンを展開している(「歴代CM出演者・おけいはん」を参照)。
この会社の設立以来、大阪証券取引所第一部(2013年に東京証券取引所に統合)に単独で株式を上場していたが、2006年3月22日には東京証券取引所第一部にも上場した。また、同年11月13日に開業100周年を迎える2010年を目処に純粋持株会社へ移行することが発表され、その傘下に置かれる運輸業・不動産業・流通業・レジャーサービス業の各事業会社を統括する形態になると説明していたものの[1]、経済情勢の変化により、設立予定としていた2010年5月に持株会社への移行を見送ることを明らかにしていた[2]。その後、経営の効率化により各事業の収支が改善したことから、2016年4月1日に「京阪ホールディングス株式会社」に社名変更した上で純粋持株会社移行を目指すことが2015年1月29日と4月30日に発表された[3][4][5]。4月30日の発表によると京阪ホールディングス傘下に鉄軌道事業などを継承する京阪電気鉄道株式会社、不動産販売業を継承する京阪電鉄不動産株式会社、その他京阪グループ各社を置く体制で、2016年4月1日に純粋持株会社体制に移行した。
2011年、JICAの第3回「協力準備調査(PPPインフラ事業)」に対し、社団法人海外鉄道技術協力協会と株式会社野村総合研究所との三者共同で、「ベトナム ハノイ5号線整備事業準備調査」について応募提案[6] して8月末に本契約を締結したり、日本国外の鉄道プロジェクトに対してコンサルティング事業を行う新会社「日本コンサルタンツ」への出資[7] や、中国瀋陽市での複合開発プロジェクトに東京建物と参画するなど、事業の日本国外展開をはじめている[8]。
スルッとKANSAIでカードに印字される符号はKHである。
脚注
- ↑ 京阪グループ経営ビジョン「"選ばれる京阪"への挑戦」の策定について (PDF) - 京阪電気鉄道、2006年11月13日
- ↑ 京阪電鉄、純粋持ち株会社化を見送り (Internet Archive) MSN産経ニュース、2010年5月11日
- ↑ 京阪、持株会社体制に移行へ…来年4月めど - レスポンス、2015年1月31日
- ↑ 会社分割による持株会社体制への移行に関するお知らせ (PDF) - 京阪電気鉄道、2015年1月29日
- ↑ 会社分割による持株会社体制への移行に関するお知らせ (PDF) - 京阪電気鉄道、2015年4月30日
- ↑ 独立行政法人国際協力機構第3回「協力準備調査(PPP インフラ事業)」に、京阪電鉄他2社の共同提案「ハノイ5号線整備事業準備調査」が仮採択! (PDF) 京阪報道発表
- ↑ 出典・鉄道ファン 2011年12月号180頁
- ↑ ハノイ市・瀋陽市での計画は「第90期 中間期株主通信 (PDF) 」より
関連文献
- 『鉄路五十年』 京阪電気鉄道 史料編纂委員会 編、京阪電気鉄道、1960年12月25日発行。
- 『過去が咲いている今』京阪電気鉄道、1990年7月1日発行。
- 『街をつなぐ 心をむすぶ』企画京阪エージェンシー、京阪電気鉄道、2000年10月1日発行。