京都教育大学
京都教育大学 | |
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大学設置 | 1949年 |
創立 | 1876年 |
学校種別 | 国立 |
設置者 | 国立大学法人京都教育大学 |
本部所在地 |
京都府京都市伏見区深草藤森町1 東経135度46分23.4秒北緯34.950167度 東経135.773167度 |
学部 | 教育学部 |
研究科 | 教育学研究科 |
ウェブサイト | 京都教育大学公式サイト |
京都教育大学(きょうときょういくだいがく、英語: Kyoto University of Education)
概要と沿革
1876年創立の京都府師範学校と1944年設立の京都青年師範学校を包括し、 1949年に新制京都学芸大学を設置。1966年に京都教育大学に改称、学芸学部も教育学部に改称した。2004年に国立大学法人となる。
教員養成課程の他に、1988年に総合科学課程(卒業に教員免許取得の義務を課さない課程、いわゆるゼロ免課程)を設けていたが、2006年にその総合科学課程の学生定員140名を学校教育教員養成課程に振り替え、学生定員の300名すべてを教員養成とする学部改組を行う。基本的に小学校の教員免許が必須取得で、加えて幼稚園あるいは中学校の専攻の教員免許を取得する[1]。
隣接する藤森神社から連なる緑に覆われた大学で、多くの種類の野鳥が棲息し[2]、樹木の種類も多かった。全国の国立大学の中で緑被率は2番目に高いと言われていた[3]。
2005年4月に寺田光世が学長に就任した後に、京都府内の私立大学(同志社女子大学、京都産業大学、京都女子大学、佛教大学、立命館大学)と連携して開発した教育プログラム「連合大学院による教員養成高度化京都モデル」が文部科学省の「資質の高い教員養成推進プログラム(教員養成GP)」に採択され[4]、同志社大学と龍谷大学も加わった連合教職大学院(連合教職実践研究科)を2008年度より立ち上げた。
また、2005年度(平成17年度)には現代的教育ニーズ取組支援プログラムとして大学の取り組み「知的財産創造・活用力を育成する教員の養成」が採択されている[5]。
2009年2月に学生が起こした不祥事[6]により同年8月31日に寺田学長は辞任[7]、10月1日に位藤紀美子が学長に就任した[8]。位藤は京都教育大学では最初の女性学長となった。現在の学長は細川友秀[9]。
教育組織
学部
大学院
- 教育学研究科(修士課程)
- 連合教職実践研究科(専門職学位課程。京都産業大学、京都女子大学、同志社大学、同志社女子大学、佛教大学、立命館大学、龍谷大学との連合教職大学院で、基幹校は京都教育大学。京都府教育委員会、京都市教育委員会とも連携)
- 教職実践専攻
- 授業力高度化コース
- 生徒指導力高度化コース
- 学校経営力高度化コース
- 教職実践専攻
専攻科
- 特別支援教育特別専攻科
- 主として現職教員を対象とし、修業年限は1年。
附属機関
- 付属図書館
- 附属の教育研究施設
- 教育支援センター
- 環境教育実践センター
- 特別支援教育臨床実践センター
- 教育臨床心理実践センター
- 教職キャリア高度化センター
- 情報処理センター
- 教育資料館(まなびの森ミュージアム)
- 保健管理センター
- 附属学校園
キャンパス
- 藤森学舎(京都市伏見区深草藤森町)
- 事務局、教育学部、教育学研究科、付属図書館、教育支援センター、特別支援教育臨床実践センター、教育臨床心理実践センター 、情報処理センター、保健管理センター、教育資料館など
- サテライト教室(キャンパスプラザ京都に設置)
- 第二学舎地区(京都市伏見区深草越後屋敷町)
- 男子寮、女子寮、国際交流会館、環境教育実践センター、附属高等学校など
- 京都地区附属学校
- 附属京都小学校(京都市北区紫野東御所田町)、附属京都中学校(京都市北区小山南大野町)
- 桃山地区附属学校
- 附属桃山小学校(京都市伏見区桃山筒井伊賀東町)、附属桃山中学校(京都市伏見区桃山井伊掃部東町)、附属幼稚園(京都市伏見区桃山井伊掃部東町)
- 附属特別支援学校(京都市伏見区深草大亀谷大山町)
大学関係者と組織
- 参照: 京都教育大学の人物一覧
関連項目
脚注
- ↑ 公式サイトカリキュラム
- ↑ 広報誌「KYOKYO」第107号によると、2000年12月時点で見聞鳥41種。
- ↑ 広報誌「KYOKYO」第108号。ただしこの割合は平成元年頃の話であり、情報源は伝聞。
- ↑ 京都教育大など5大学、連合教職大学院を検討 メールマガジン「大学情報」
- ↑ 平成17年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム選定取組の概要及び選定理由 文部科学省
- ↑ “女子大学生に集団暴行、京都教育大生6人を逮捕”. 夕刊フジ (2009年6月1日). 2009年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2013閲覧.
- ↑ 京都教育大学長が辞意=学生不祥事の責任取り 時事通信 2009年7月7日
- ↑ 学長就任に当たって 社会的信頼を回復し、京都教育大学の理念・目的の遂行
- ↑ 京都教育大学サイト 学長メッセージ(2016年4月1日付)[1]2016年5月4日閲覧
- ↑ コースは、2016年入学生用の教育学研究科案内[2]による。なお、京都教育大学大学院教育学研究科規則では定められていない。
外部リンク