京極町
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京極町(きょうごくちょう)は北海道後志総合振興局管内、羊蹄山(蝦夷富士)の麓にある町。
羊蹄山の湧き水が出るふきだし公園は、同町の観光名所である。
地名の由来は、開拓を率いた旧讃岐丸亀藩主家の京極高徳(後述)。
Contents
地理
隣接している自治体・行政区
後志総合振興局
※虻田郡のニセコ町、真狩村とは羊蹄山の頂上の一点で接している。
札幌市南区とは、地理上隣接しているが、境界線は全て森林であり、交通基盤が整備されておらず、札幌市へ直接アクセスすることは不可能である。札幌市中心部とは、70-80km程度の距離があり、最適なアクセス方法としては、喜茂別町、中山峠を経由し、自家用車で1時間以上を要する。
沿革
- 1897年(明治30年) 旧讃岐丸亀藩主家の京極高徳子爵が京極農場を開場。
- 1910年(明治43年) 倶知安村(現・倶知安町)より分村。東倶知安村と称する。(人口6,783人、1235戸)
- 1923年(大正12年) 一級町村制施行。
- 1940年(昭和15年)4月1日 京極村に改称。
- 1962年(昭和37年)5月1日 町制施行、京極町。
- 1996年(平成8年)京極温泉の開湯。
経済
立地企業
- 北海道電力京極水力発電所(建設中)、寒別発電所
- 京極製氷
- パイオニアフーズ
- 丸ト富成商店
農協
- ようてい農業協同組合(JAようてい)京極支所
金融機関
- 北海道信用金庫京極支店
郵便局
- 京極郵便局(集配局)
宅配便
公共機関
警察
- 倶知安警察署京極駐在所
地域
人口
京極町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]。
- 京極町 - 字東花 字脇方 字中岳 字甲斐
教育
- 中学校
- 京極
- 小学校
- 京極、南京極
交通
鉄道・バス路線
かつては、旧国鉄胆振線が走っていた。1986年(昭和61年)11月1日廃止。京極 - 脇方間の支線は1970年(昭和45年)廃止。現在は京極町商工会館に設置された「京極バスターミナル」(停留所名は「京極中央」)が交通の拠点となる。
道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
- 佐藤晃(スキージャンプ競技選手)
その他
- 「ゆうくん」と「すいちゃん」というイメージキャラクターが、京極町のホームページに登場している。
- スキー板のメーカーであったハガスキー発祥の地である。1918年(大正7年)東倶知安村在住の芳賀常太郎、藤衛門兄弟によってスキー板が製作、販売され、1926年(大正15年)に札幌へ移転、1933年(昭和8年)国産スキー輸出第1号がカナダへ、1967年(昭和42年)には輸出スキー実績日本一になった。
脚注
- ↑ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省 . 2017閲覧..※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
外部リンク
典拠レコード: