京成グループ
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京成グループ | |
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日本の企業グループ | |
ロゴマーク | |
中核企業 | 京成電鉄株式会社 |
構成企業 | 124社 |
京成グループ(けいせいグループ、Keisei group、K'SEI GROUP)は、京成電鉄株式会社を中核とし、運輸業を中心とする日本の企業グループである。千葉県・茨城県と東京都23区が主な営業地域となっている。
Contents
概説
2015年9月30日現在[1]、124社(内訳:運輸業60社、流通業8社、不動産業8社、レジャー・サービス業28社、建設業2社、その他事業19社)[2]で構成。BMK推進運動を展開する。各社は「K'SEI GROUP」ロゴを用いることが多い。広域展開は図られず、千葉県と隣都県に集中して展開する。
グループ各社は京成電鉄を核とした資本関係、人事交流の他に業務交流が多々見られる。PASMO接続サーバの共有[3]、タクシー配車センターの共同運営、鉄道電気部門の技術交流、沿線情報誌の乗り入れなどである。
ロゴ未使用会社
下記の各社は「K'SEI GROUP」ロゴを用いていない。
- 小湊鐵道はもともと旧安田財閥に所属していたが、戦時統制に基づいて京成グループ入りする。しかし1970年代後半から80年代初頭にかけ京成電鉄が経営危機に陥り、その際小湊は九十九里と株式を持ち合う形態(形式的には九十九里が親会社)をとる。
- オリエンタルランド(東京ディズニーリゾート)とその関連会社
- ウォルト・ディズニー・カンパニーとの契約上、他社の社名などを一切掲示できないことによる。ただし、浦安地区のバスを運行する東京ベイシティ交通および京成トランジットバスは京成電鉄の連結子会社であり、いずれも使用している。
- 東京空港交通とその関連会社
かつて未使用だった会社
- 関東鉄道および同社グループ各社
- 京成電鉄の持分法適用関連会社であるが、歴史的経緯により東武鉄道の資本も入っているため、2000年代後半頃まで使用していなかった。ただし、観光バスに京成グループ統一塗装を新旧共に(旧塗装はKaNaCカラー)採用し、2100形以降2400形以前の鉄道車両にも同旧塗装に準じた塗装を採用している。新塗装になった5000形も京成電鉄本体の鉄道車両に類似した色を採用している。
- 新京成電鉄の100%子会社であったが、もともと路線自体は大成建設系の大成輸送から船橋グリーンハイツ輸送部門を買い取ったものであるため、新京成がロゴを採用しても当社はしばらく採用していなかった。その後ロゴがつけられたが、当社は2007年10月1日に新京成電鉄に吸収合併され、路線は船橋新京成バスが引き継いだ。
- 業界大手で東京四社営業委員会の一角であり、独自の「丸帝」マークが浸透していたことに加え、1970年代後半から80年代初頭にかけ京成電鉄が経営危機に陥った際には、ハイヤーの大口顧客に対して京成電鉄の持株の殆どが売却されたという歴史的経緯があったため、2000年に京成グループへ復帰して以降も車両への掲示は行なっていないが、公式サイトでは「K'SEI GROUP」ロゴとともに「私達は京成グループです」と明示されるようになった。広告物にも「K'SEI GROUP」ロゴが用いられている場合がある。なお、千葉県内の京成グループのタクシー各社と帝都含む東京四社の間ではタクシーチケットで提携関係にある。なお、帝都自動車交通の関連会社でも帝都に加盟している会社(帝都葛飾・帝都日新・帝都あたご以外)は京成グループ扱いではない。
主なグループ会社・法人
★:第三セクター、◆:「K'SEI GROUP」ロゴを用いない企業、♠:新京成グループ、■:オリエンタルランドグループ、▲:小湊グループ、◇:関鉄グループ、♣:千葉交通グループ
鉄道
- 京成電鉄
- 新京成電鉄♠
- 北総鉄道★
- 千葉ニュータウン鉄道
- 成田空港高速鉄道★
- 成田高速鉄道アクセス★
- 小湊鐵道◆▲
- 関東鉄道◇
- 筑波観光鉄道
- 舞浜リゾートライン◆■
索道
バス
- 京成バス
- 千葉中央バス
- 千葉交通♣
- 京成タウンバス
- 京成トランジットバス■
- 東京ベイシティ交通■
- 千葉海浜交通
- 千葉内陸バス
- 成田空港交通
- ちばフラワーバス
- ちばレインボーバス
- ちばグリーンバス
- ちばシティバス
- 京成バスシステム
- 船橋新京成バス♠
- 習志野新京成バス♠
- 松戸新京成バス♠
- 東京空港交通◆
- 関鉄観光バス◇
- 関鉄グリーンバス◇
- 関鉄パープルバス◇
- 小湊鐵道◆
タクシー
- 舞浜リゾートキャブ◆■
- 船橋交通
- 市川交通自動車
- 三田下総交通
- 習志野タクシー
- 北総交通
- 千葉交タクシー♣
- 小湊鉄道タクシー◆▲
- 関鉄水戸タクシー◇
- 関鉄県南タクシー◇
- 関鉄ハイヤー◇
- 関鉄土浦タクシー◇
- 合同タクシー
- 西千葉タクシー
- かずさ交通
- 佐倉交通
- 我孫子交通
- 北相タクシー
- 小金交通
- スタータクシー
- 成田タクシー♣
- 小湊タクシー◆▲
- 牛久タクシー◆▲
- 大多喜タクシー◆▲
- 木更津タクシー◆▲
- 成田観光タクシー
- 姉ヶ崎タクシー
- 昭和タクシー
- 八街タクシー
- ミタカ自動車
- 帝都自動車交通
- 帝都あたごタクシー
- 帝都日新交通
- 帝都葛飾交通
流通
不動産
レジャー
- 京成ホテル
- 千葉京成ホテル
- 筑波山京成ホテル
- 関鉄観光◇
- イウォレ京成
- オリエンタルランド◆■
- 千葉交通旅行社♣
- 佐倉倶楽部
- 長南カントリークラブ◆▲
- 藤ヶ谷カントリークラブ
- 京成トラベルサービス
- ケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメント - 京成電鉄51%、ロイヤルホールディングス49%出資の合弁会社。今後、「(仮)京成リッチモンドホテル」を運営予定[4]。
サービス
- 新京成フロンティア企画♠
- エスケーサービス♠
- エスピー産業♠
- 関東情報サービス◇
- デザインファクトリー◆■
- グリーンアンドアーツ◆■
- フォトワークス◆■
- ベイフードサービス◆■
- アールシー・ジャパン◆■
- 京成情報システム
- 京成エージェンシー
- 京葉アドサービス
- リムジン・パッセンジャーサービス◆ - 東京空港交通の子会社
- 京成バラ園芸
建設
その他
- 京成車両工業
- 京成自動車工業
- 京成自動車整備
- 京成保険コンサルティング
- 京成ドライビングスクール
- 京成ハーモニー
- 舞浜コーポレーション◆■
- 関鉄自動車工業◇
- 舞浜ビジネスサービス◆■
- リゾートクリーニングサービス
- オーエルシー・キッチンテクノ◆■
- OLC・ライツ・エンタテインメント◆■
- Mテック◆■
- 千葉プロパンガス販売
- サーモテックス
- 帝都商事
- 成田自動車教習所♣
- 柏自動車興業
- 日暮里駅整備
- 上野駐車場
- 京成ソーラーパワー
過去のグループ会社・事業
- 船橋バス - 前述のとおり新京成電鉄に吸収合併され、路線は船橋新京成バスが継承。
- 新京成タクシー - 廃業
- 京成フラワー - 2007年12月、京成ストアに吸収合併。
- 谷津遊園
- 成田観光自動車 - 京成電鉄に吸収合併。
- 銚子電気鉄道
- 総武鉄道 - 東武野田線を参照。
- 帝國車輛工業
- 京成マリーナ
- 館山中央交通 - 日本交通に譲渡[注釈 1]後廃業。
- 羽田タートルサービス
- 大田京成フラワー - 2007年11月、フレッシュフラワーズの完全子会社となる(翌月、大田フレッシュフラワーズに商号変更)[5]。
- Eプロダクション◆■ - オリエンタルランドに吸収合併。
- 犬吠埼マリンパーク - 1983年に経営から撤退、売却[6]。
グループ外の関連会社
- 芝山鉄道 - 成田国際空港の連結子会社だが、京成も出資している。
- 千葉テレビ放送 - 筆頭株主は千葉県。京成も数パーセント出資している。
- 首都圏新都市鉄道 - 自治体による株保有率が約9割を占めるものの京成グループの関東鉄道も出資している。
脚注
注釈
- ↑ 譲渡後側面に「館山」と書かれた「桜にN」の球体行灯になるまで、当時の行灯(「京成」と書かれた球体行灯になる前の異形行灯)の京成のグループロゴがあった箇所に「日本交通グループ」、社紋があった位置に「桜にN」を入れていた。
出典
- ↑ 3. 数字でわかる京成グループ - IR/会社情報:京成電鉄ホームページ、2015年12月19日閲覧
- ↑ 京成電鉄のグループ会社 - 京成グループ:京成グループホームページ、2015年9月12日閲覧
- ↑ 関東鉄道常総線沿線における地域公共交通活性化・再生総合事業 (PDF) - 国土交通省
- ↑ 合弁会社設立に関する合弁契約書締結のお知らせ 京成電鉄・ロイヤルホールディングス 2016年3月25日
- ↑ 株式会社フレッシュフラワーズ. “株式会社フレッシュフラワーズ会社概要/沿革”. . 2009閲覧.
- ↑ 「犬吠埼マリンパーク親会社の富士食品が倒産 民事再生を申請」朝日新聞2002年3月1日付朝刊、千葉版35ページ