交通系ICカード全国相互利用サービス

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ICカード間の相互利用関係(クリックで拡大)。

交通系ICカード全国相互利用サービス(こうつうけいアイシーカードぜんこくそうごりようサービス)は、日本乗車カードのうち、非接触型ICカード方式を採用している電子マネー機能付き乗車カード(以下、「交通系ICカード」と記す)のうち以下の11団体が発行する10種類のカードについて、乗車カード機能及び電子マネー機能を(一部例外を除き)相互に利用可能としているサービス。2013年3月23日から開始された。鉄道77[注 1]・バス179[注 2]・船舶3[注 3]・索道1[注 4]計247事業者で利用できる[注 5][1]。(2018年7月13日現在)

概要

上記の10種類の交通系ICカードについて、どのカードを所持していても原則として別のICカードエリアで乗車カードとして利用できる、というものである。また、10種のカードが個別に相互利用協定を結んでいるこれら以外のカードのエリアでも利用可能となっている。また、PiTaPa以外の9種類の交通系ICカードについては、電子マネーとしての相互利用も可能となっている(PiTaPaが加わっていない理由は後述)。

10種類の交通系ICカードはICカード相互利用センター[注 6]を介して相互利用に伴い発生するデータ処理等を行っている。また、これらとは別に一部の地域限定交通系ICカード(後述)については、10種類の交通系ICカードのいずれかのシステムを経由することで、10種類の交通系ICカードでの利用を可能としている[3]。これにより、47都道府県のうち41都道府県[注 7]県庁所在地及び人口20万人以上の115都市のうち80都市では10種類の交通系ICカードを何らかの方法で利用することが可能となっている[3]

共通のシンボルマークが設けられており、「IC」の文字に交通系をイメージさせるパンタグラフと車輪を付けたシンプルなデザインが採用されている[4]

導入の経緯

日本におけるICカード乗車券は2001年にJR東日本がSuicaとして導入以来全国各地に広まっていったが、導入に際してはほとんどの社局がソニーの非接触式ICカード技術「FeliCa」を採用しながらそれぞれが独自のICカード乗車券を導入する状態が続いていた。こうした中、近畿圏では2006年にJRが採用しているICOCAと民鉄が採用しているPiTaPaが乗車カードとしての相互利用を開始したのを皮切りに、首都圏では2007年3月にPASMOがSuicaとのICカード乗車券及び電子マネー機能の完全互換利用(首都圏ICカード相互利用サービス)を前提として導入[5]、さらには2008年に本州JR3社のICカード乗車券の相互利用が始まる[6][7]など、エリア内あるいはJR同士でICカードの相互利用の動きが進められてきた[8]

2010年12月20日、こうした動きを一歩進める形で、交通系ICカードを発行するJR5社と福岡市交通局、PASMOとPiTaPaの参加事業者の協議会組織(PASMO協議会・スルッとKANSAI協議会)、nimocaの発行元の親会社である西日本鉄道、さらに2011年に交通系ICカード「manaca」を導入予定の名古屋市交通局名古屋鉄道の11社局連名で交通系ICカード10種の相互利用サービスの検討を開始したことを発表[8][9]、翌年5月18日に、2013年春の導入で合意したことを発表した[10]

その後細部の検討を進めた結果、2012年12月18日に、2013年3月23日からのサービス開始がアナウンスされ、シンボルマークが制定された[4]

沿革

事業者単位でのサービス開始については、相互サービス対応済カードの新規導入(エリア拡大)事例は除く。

ファイル:Expansion of the ICCard Connection in Japan 2018-3.gif
相互利用の拡大(2018年3月まで)。

利用方法

IC乗車券としての利用

10種類の交通系ICカード(小児用も含む)のいずれかを持っている場合には、以下のエリアでICカード乗車券として、鉄道の改札機や路面電車・バスの乗降口に設置されているカードリーダーにタッチしてそのまま使用出来る。ほとんどのケースで残高の現金チャージも相互に利用可能となっている。普通運賃と別にIC運賃がある区間では、相互利用カードを使用してもIC運賃が適用される。一部のカードで実施しているポイントサービスおよびオートチャージには原則として当該カードエリア外では対応していない。また、PiTaPaで使用する場合はあらかじめカードに残高をチャージしておく必要がある(ポストペイ利用は出来ない)。

PASMO・PiTaPa参加事業者の中には交通系ICカード全国相互利用サービスに参加していない事業者があり、これらの事業者のエリアでは特定のカード(PASMOエリアはSuica、PiTaPaエリアはICOCA)以外のICカードは相互利用できない。

一部事業者(市や交通局など)が発売している福祉乗車証(ICカード化がされたもの)も、下記エリアであれば通常のICカード乗車券としての相互利用は可能であるが、割引適用エリアが規定されており、その外では割引適用はされない。

相互利用可能なエリア
片利用可能なエリア

これらのエリアでは、10種類の交通系ICカードで利用できるが、逆にエリア向けに発行するカードでは10種類の交通系ICカードのエリアでは基本的に利用できない[30][注 8]

また、東海道新幹線山陽新幹線では登録会員がクレジットカード決済により購入し、改札通過に事前登録済みの交通系ICカードを使用する「スマートEX」を導入している(交通系ICカードは決済には用いない)。

電子マネーとしての利用

PiTaPa以外の9種類の交通系ICカードについては、電子マネーとしての相互利用も可能となっており、買い物時の決済にも利用できる。コンビニエンスストアなどでは相互利用を前提に地元地域で発行される特定の1種類の交通系ICカードに対応しているケースが複数見られる(ローソンポプラなど)。PiTaPaが電子マネーの相互利用に加わっていないのは、他の9種類がプリペイド(チャージ残高でのみの決済)方式となっているのに対し、PiTaPaはポストペイ(一定期間の利用額を後日まとめて請求。クレジットカードと同じ)方式が前提となっているためである。また、上記の片利用可能な事業者については乗車券のみの対応であり、電子マネーは利用不可。

交通系ICカードの相互利用関係

凡例
※下記は2018年3月17日現在のもの。利用制限に関する詳細な記載は一部省略している。一部の事業者が発行している「特割用カード」は相互利用の対象となっていない。
◎:乗車券機能・電子マネー機能ともに相互利用可能
◯:乗車券機能の片方向利用可能(電子マネーサービス未実施)
△:乗車券機能のみ相互利用可能・電子マネー機能は利用不可
▽:乗車券機能のみ片方向利用可能・電子マネー機能は利用不可
×:いずれの機能も利用不可
-:発行事業者のため対象外
地域→ 北海道 首都圏・東北・新潟 東海 北陸・近畿・中国・四国 九州
利用エリア→
↓所持カード
Kitaca SAPICA Suica icsca odeca PASMO りゅーと TOICA manaca ICOCA PiTaPa PASPY IruCa SUGOCA nimoca はやか
けん
くまモン
Kitaca [※ 1] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 5] [※ 6]
SAPICA × × × × × × × × × × × × × × × ×
Suica [※ 4] [※ 5] [※ 6]
icsca × × [※ 7] × × × × × × × × × × × × ×
odeca × × × × × × × × × × × × × × × ×
PASMO [※ 1] [※ 2] [※ 4] [※ 5] [※ 6]
りゅーと × × × × × × × × × × × × × × × ×
TOICA [※ 1] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 5] [※ 6]
manaca [※ 1][※ 8] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 5] [※ 6]
ICOCA [※ 1][※ 8] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 6]
PiTaPa [※ 9] [※ 9] [※ 8][※ 9][※ 10] [※ 2][※ 9] [※ 9] [※ 3][※ 9][※ 10] [※ 4][※ 9] [※ 9] [※ 9][※ 10] [※ 9] [※ 9] [※ 9] [※ 9] [※ 9][※ 10] [※ 9][※ 10] [※ 6][※ 9]
PASPY × × × × × × × × × × × × × × × ×
IruCa × × × × × × × × × × × × × × × ×
SUGOCA [※ 1][※ 8] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 5] [※ 6]
nimoca [※ 1][※ 8] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 5]
はやかけん [※ 1][※ 8] [※ 2] [※ 3] [※ 4] [※ 5] [※ 6]
くまモン × × × × × × × × × × × × × × [※ 11] ×
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 鉄道博物館Suica入退館システムの利用も可能。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 Suica仙台エリアのみ片方向利用可能。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 PASMOエリアのうち関東鉄道常総線および竜ヶ崎線)、千葉モノレールではPASMO・Suicaのみ利用可能。それ以外のICカードは利用不可。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 4.8 4.9 チャージ(窓口・チャージ機・車内チャージ)、乗り継ぎ割引の取り扱い無し。
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 PiTaPaエリアのうち山陽バス伊丹市交通局はPiTaPa・ICOCAのみ利用可能。それ以外のICカードは利用不可。
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 6.7 6.8 熊本nimocaエリアのみ片方向利用可能。
  7. Suica仙台エリアのみ、SFの相互利用が可能。
  8. 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 グリーン車Suicaシステム(Suicaグリーン券)は利用不可。
  9. 9.00 9.01 9.02 9.03 9.04 9.05 9.06 9.07 9.08 9.09 9.10 9.11 9.12 9.13 9.14 9.15 ポストペイ方式での利用不可(事前のチャージが必要)。
  10. 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 決済手段として電子マネーシステムを使用している一部事業者(Suicaエリアの佐渡汽船、PASMOエリアの筑波観光鉄道御岳登山鉄道高尾登山電鉄東京湾フェリー、manacaエリアの名鉄海上観光船、nimocaエリアの箱館ハイカラ號、はやかけんエリアの福岡市営渡船、各ICカードエリアのタクシー事業者等)では利用不可。
  11. 熊本nimocaエリアのみ、SFの相互利用が可能。
カード残額の制限

manacaエリア、TOICAエリア、およびicscaエリアではカード残額が0円でも入場・乗車できる(降車時にチャージまたは精算が必要)が、それ以外の相互利用エリアではカード残額0円では入場・乗車ができず、前もって以下の残高がチャージされていることが必要になる(駅でチャージができない場合もある)。また、運賃先払いの交通機関(一部のバス・路面電車等)では精算額以上の残高がないと利用できない。スマートEXはSF利用ではないので制限はない。

  • 1円以上:ICOCAエリア、PiTaPaエリア、PASPYエリア
  • 10円以上:SAPICAエリア、SUGOCAエリア、nimocaエリア、はやかけんエリア
  • 初乗り運賃以上(高額の場合がある):Kitacaエリア、Suicaエリア、PASMOエリア
    • ただし改札外乗換が有効の場合と定期券区間内を除く、ただし運賃超過の場合は返金しない[注 9]
割引サービス
  • PASMOエリアの都バス乗継割引サービスは、PASMO・Suicaに限り有効。他のICカードでは割引サービスは受けられない。
  • PiTaPaエリア内の各社局の割引サービス、LuLuCaチャージプレミア、バス乗継割引サービス(りゅーと・LuLuCa・nimocaの各エリア)等、各ICカードで実施している割引サービスは当該ICカードに限るもので、他のICカードでは割引サービスは受けられない。
ポイントサービス
  • PASMOエリアのバス利用特典サービス(バス特)は、PASMO・Suicaに限り有効。他のICカードではポイントは付与されない。
  • SUGOCAポイント・はやかけんポイントは、筑肥線と福岡市地下鉄をまたいだ利用時にも1乗車につき一律10ポイントが追加付与される。ただし、利用先の区間のみを利用した場合は追加ポイントの対象外。
  • JREポイント(対象のSuicaを登録した場合に限る)、SMART ICOCAのJ-WESTポイント、icscaポイント、りゅーとポイント、manacaマイレージポイント、SUGOCAポイント、nimocaポイント、はやかけんポイント等、各ICカードで実施しているポイントサービスは当該ICカードに限るもので、他のICカードではポイントは付与されない。
PiTaPaエリアにおける他カード利用制限
一部会社を除き、運賃不足時に現金やスルッとKANSAIカード等で差額の精算はできない。

なお、JR東日本のおサイフケータイ内蔵型IC乗車券「モバイルSuica」もICカード型Suicaと同じような利用が可能だが、モバイルSuicaはマイレージポイントや乗継割引が適用されず、オートチャージも使用できない(オンラインチャージまたはコンビニなどのタッチ型端末のある場所で行う必要がある)。

今後の予定

下記のカードとは、今後の相互利用または片利用が予定・検討されている。

関東自動車JRバス関東宇都宮ライトレールが導入予定のIC乗車カード
宇都宮市2015年11月に策定した「芳賀・宇都宮東部地域公共交通網形成計画」の中で導入の検討が明言されており[31]、バス事業者は2018年度[32]、宇都宮ライトレールは2022年度の開業当初からの導入を目指すとされている。
下野新聞は全国相互利用カードによる片利用が可能なシステムとして協議を進めていると報じている[33]
長崎自動車グループが導入予定のIC乗車カード
長崎県内10社局では地域独自の共通ICカードである長崎スマートカードを導入しているが、その加盟社である長崎自動車及び傘下のさいかい交通は2019年度を目途に独自規格のICカードを導入予定であり、交通系ICカード全国相互利用サービスによる片利用も検討されている[34][35]。なお、他8社局はnimocaを導入予定であり、長崎自動車側から相互利用を呼び掛ける方針を示している。
RapiCa鹿児島市交通局他)
鹿児島市交通局などが導入しているICカード。2017年に将来の交通系ICカード全国相互利用サービスへの対応を検討すると報道されている[36]
OKICA(沖縄ICカード加盟各社)
沖縄都市モノレールや沖縄本島内の主要バス事業者が導入しているICカード。2020年を目途に交通系ICカード全国相互利用サービスによる片利用を可能とする検討に入っていることが報じられている[37]

なお、相互利用の拡充とは別に、国土交通省の「交通政策基本法に基づく交通系ICカードの普及・利便性拡大」への取り組みの一環として、上述以外の全国相互利用サービス非加盟IC乗車カードエリアについても全国相互利用サービス加盟ICカードによる片利用を推進することとしており[38][39]、その一環として国が主導して、地域独自カード事業者が10カードの事業者いずれかの基幹システム経由で接続する「片利用共通接続システム」の構築に取り組むこととしている[3]

脚注

注記

  1. 北海道旅客鉄道、東日本旅客鉄道、仙台空港鉄道埼玉新都市交通東京モノレール東京臨海高速鉄道伊豆急行、富士急行、東海旅客鉄道西日本旅客鉄道四国旅客鉄道あいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道九州旅客鉄道北九州高速鉄道伊豆箱根鉄道江ノ島電鉄小田急電鉄京王電鉄京成電鉄京浜急行電鉄埼玉高速鉄道相模鉄道首都圏新都市鉄道新京成電鉄西武鉄道多摩都市モノレール東京急行電鉄東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道東葉高速鉄道箱根登山鉄道北総鉄道舞浜リゾートラインゆりかもめ横浜高速鉄道横浜市交通局横浜シーサイドライン湘南モノレール、名古屋市交通局、名古屋臨海高速鉄道名古屋鉄道豊橋鉄道愛知高速交通京阪電気鉄道阪急電鉄大阪市高速電気軌道阪神電気鉄道大阪高速鉄道北大阪急行電鉄南海電気鉄道泉北高速鉄道、神戸市交通局、近畿日本鉄道、京都市交通局、静岡鉄道、水間鉄道、京福電気鉄道能勢電鉄山陽電気鉄道神戸新交通阪堺電気軌道神戸電鉄北神急行電鉄叡山電鉄、岡山電気軌道、福岡市交通局、西日本鉄道、熊本市交通局筑豊電気鉄道函館市企業局札幌市交通局、仙台市交通局、熊本電気鉄道、高松琴平電気鉄道、広島電鉄、広島高速交通
  2. ジェイアールバス関東伊豆箱根バス江ノ電バス横浜、江ノ電バス藤沢小田急バス小田急シティバス神奈川中央交通、神奈川中央交通東、神奈川中央交通西川崎市交通局川崎鶴見臨港バス関東鉄道関東バス京王電鉄バス京王バス東京王バス中央京王バス南京王バス小金井京成バス千葉中央バス千葉海浜交通千葉内陸バス東京ベイシティ交通ちばフラワーバスちばレインボーバスちばシティバスちばグリーンバス京成タウンバス京成トランジットバス京成バスシステム成田空港交通京浜急行バス国際興業小湊鉄道相鉄バス西武バス西武観光バス立川バス千葉交通東急バス東急トランセ東京空港交通リムジン・パッセンジャーサービス、東京都交通局、東武バスセントラル、東武バスウエスト、東武バスイースト、東武バス日光朝日自動車茨城急行自動車国際十王交通川越観光自動車阪東自動車西東京バス日東交通鴨川日東バス館山日東バス箱根登山バス小田急箱根高速バス日立自動車交通、富士急行、フジエクスプレス富士急湘南バス富士急山梨バス富士急シティバス富士急静岡バス船橋新京成バス松戸新京成バス平和交通あすか交通西岬観光山梨交通山交タウンコーチ、横浜市交通局、横浜交通開発関鉄観光関鉄グリーンバス関鉄パープルバス千葉交タクシー、名古屋市交通局、名古屋ガイドウェイバス名鉄バス名鉄バス中部豊栄交通オーワしずてつジャストライン大阪シティバス、京都市交通局、水間鉄道、高槻市交通部南海バス南海ウィングバス金岡西日本ジェイアールバス近鉄バス京都バス神姫バス神姫ゾーンバス神姫グリーンバスウエスト神姫阪急バス阪急田園バス神鉄バス大阪空港交通奈良交通エヌシーバス京阪バス京阪京都交通京都京阪バス江若交通阪神バス尼崎交通事業振興南海ウイングバス南部関西空港交通三重交通三交伊勢志摩交通三重急行自動車八風バス本四海峡バス、神戸市交通局、神戸交通振興両備ホールディングス下津井電鉄、岡山電気軌道、東備バス中鉄バス、西日本鉄道、西鉄バス北九州西鉄バス佐賀西鉄バス久留米西鉄バス筑豊西鉄バス大牟田西鉄バス宗像西鉄バス二日市日田バス西鉄高速バス昭和自動車大分交通大分バス亀の井バスJR九州バス宮崎交通佐賀市交通局函館バスジェイ・アール北海道バスじょうてつ北海道中央バス、仙台市交通局、宮城交通ミヤコーバス、東日本旅客鉄道、新潟交通新潟交通観光バス、熊本電気鉄道、九州産交バス、産交バス熊本バス熊本都市バス、広島電鉄、広島バス広島交通中国ジェイアールバス鞆鉄道中国バス備北交通芸陽バスエイチ・ディー西広島広交観光フォーブル井笠バスカンパニーさんようバス瀬戸内産交なべタクシー、富士交通、野呂山タクシー朝日交通東和交通呉交通倉橋交通いわくにバス石見交通
  3. JR西日本宮島フェリー宮島松大汽船瀬戸内海汽船
  4. 広島観光開発
  5. 東京都交通局横浜市交通局富士急行名古屋市交通局京都市交通局神戸市交通局水間鉄道岡山電気軌道西日本鉄道仙台市交通局東日本旅客鉄道熊本電気鉄道広島電鉄の13事業者は鉄道・バス重複。
  6. 元々はJR東日本とパスモ(旧社名:パスネット・バスICカード)が首都圏ICカード相互利用サービスに向けて共同出資して設立した企業[2]
  7. 交通系ICカード全国相互利用サービスが県内全域で利用できないのは青森県・秋田県・徳島県・愛媛県・高知県・沖縄県の6県[3]。このうち愛媛県ではICい〜カード、高知県ではですか、沖縄県ではOKICAを導入しているが、いずれも交通系ICカード全国相互利用サービスでは利用できない。
  8. icscaSuica仙台エリアで、くまモンのICカードがnimoca加盟の熊本市電で使えるなど、地域限定で使える箇所は存在する。
  9. 例:出発駅→乗換駅(出発駅から200円・ここで200円引去り)→目的地駅(出発駅から180円・この場合0円引去)など。

出典

  1. ICカード乗車券取扱約款 西日本旅客鉄道
  2. “ICカード乗車券の導入・相互利用に向けて共同運営会社を設立します” (プレスリリース), 東日本旅客鉄道ほか, (2004年1月13日), https://www.jreast.co.jp/press/2003_2/20040113.pdf . 2017閲覧. 
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 「片利用共通接続システム」の構築に関する方向性(概要) (PDF)”. 国土交通省総合政策局公共交通政策部 (2017年3月31日). . 2017閲覧.
  4. 4.0 4.1 4.2 “交通系ICカードの全国相互利用サービスがいよいよ始まります!” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道・北海道旅客鉄道・PASMO協議会・名古屋市交通局・名古屋鉄道・東海旅客鉄道・スルッとKANSAI協議会・西日本旅客鉄道・福岡市交通局・西日本鉄道・九州旅客鉄道, (2012年12月18日), http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121213.pdf . 2016閲覧. 
  5. “3月18日、PASMOスタート。初日の様子は…”. ITmedia. (2007年3月18日). http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0703/18/news001.html . 2016閲覧. 
  6. “JR3社のSuica、ICOCA、TOICAが2008年春から相互利用可能に”. Business Media 誠 (ITmedia). (2007年5月16日). http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0705/16/news119.html . 2016閲覧. 
  7. “Suica・TOICA・ICOCA IC相互利用記念Suicaの発売について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2008年3月13日), http://www.jreast.co.jp/press/2007_2/20080310.pdf . 2016閲覧. 
  8. 8.0 8.1 “1枚で全国の鉄道に乗れる―IC乗車券10種、2013年春の相互利用へ”. Business Media 誠 (ITmedia). (2010年12月21日). http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1012/21/news063.html . 2016閲覧. 
  9. “交通系ICカードの相互利用サービスの検討を開始しました” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道・北海道旅客鉄道・PASMO協議会・名古屋市交通局・名古屋鉄道・東海旅客鉄道・スルッとKANSAI協議会・西日本旅客鉄道・福岡市交通局・西日本鉄道・九州旅客鉄道, (2010年12月20日), http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101215.pdf . 2016閲覧. 
  10. “交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道・北海道旅客鉄道・PASMO協議会・名古屋市交通局・名古屋鉄道・東海旅客鉄道・スルッとKANSAI協議会・西日本旅客鉄道・福岡市交通局・西日本鉄道・九州旅客鉄道, (2011年5月18日), http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110512.pdf . 2016閲覧. 
  11. JR東日本、札幌市の地下鉄・路面電車・バスでSuicaの利用が可能に…6月22日から レスポンス
  12. 3月1日より、神戸新交通(ポートライナー・六甲ライナー)で全国相互利用サービス対応開始! PiTaPa.com
  13. 平成26年3月21日(金・祝)交通系ICカードの全国相互利用サービスへの対応を開始します 山陽電気鉄道
  14. 2015年3月3日(火)、交通系ICカードの全国相互利用サービスへの対応を開始します 神戸電鉄、北神急行電鉄
  15. 大船渡線BRTの新専用道、3月14日から使用開始…Suicaも導入 レスポンス
  16. 全国相互利用サービス対応開始について 高槻市交通部
  17. 名古屋臨海高速鉄道も全国ICカードに対応…3月12日から レスポンス
  18. 熊本の電車・バス、全国相互利用ICカードに対応…3月23日からレスポンス
  19. IC乗車券「イクスカ」「スイカ」相互利用開始 仙台圏の地下鉄とバスで仙台経済新聞
  20. Suicaで乗車OK 関西16のバス事業者、交通系ICカードの全国相互利用開始 乗り物ニュース
  21. 交通系 IC カードの全国相互利用サービスを開始します 能勢電鉄
  22. 多摩モノレールと横浜シーサイドラインのICカード、全国相互利用に対応 4月1日 レスポンス
  23. ICOCAおよびICOCA定期券の発売開始ならびに新たなICカードサービスの開始について 神戸市交通局
  24. 岡山で全国相互利用対象の交通系ICカードがご利用いただけます。 岡山電気軌道
  25. “IruCaエリアにおける交通系ICカードのご利用開始日について” (プレスリリース), 高松琴平電気鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社, (2018年1月22日), https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/01/page_11744.html . 2018閲覧. 
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  30. 交通系ICカードの普及・利便性拡大に向けた検討会 とりまとめ 7~8頁、国土交通省 交通系ICカードの普及・利便性拡大に向けた検討会
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  38. “国交省が交通系ICカードの相互利用を推進へ 地方事業者でも参加容易に、空白県なくす”. 産経新聞. (2015年7月16日). http://www.sankei.com/politics/news/150716/plt1507160034-n1.html 
  39. “交通系ICカードの"空白地域"解消へ、「片利用共通接続システム」構築支援”. マイナビニュース. (2015年7月19日). http://news.mynavi.jp/news/2015/07/19/022/