中電工
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中電工(ちゅうでんこう、英: CHUDENKO CORPORATION)は中国電力系の設備工事会社である。
概要
会社設立は、1944年(昭和19年)。1990年(平成2年)に中国電気工事株式会社から現在の社名に変更。営業網は、中国5県を中心に東京本部、大阪本部、名古屋支社、四国支社、九州支社、沖縄営業所などがある。全国151の事業場を拠点として企業活動を展開している。なお廃止した事業場としては、苫小牧、仙台、筑波、金沢、滋賀、高知などがある。
技術本部と営業本部、電力本部の3本部体制。
1990年(平成2年)創設の陸上競技部は、元旦に群馬県前橋市で行われる全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)に、1995年より連続出場を果たしている。
農業への取り組みに向けた子会社「合同会社 あぐりこるWEST」を設立。島根県浜田市で農園を運営。
社是
沿革
- 1944年(昭和19年) - 設立。創立記念日は、10月1日。本社を広島に置き、5支社(広島、山口、岡山、山陰、大阪)1分室(岡山)で開始。資本金は150万円。
- 1945年(昭和20年) - 戦火により、支社および各出張所が相次いで焼失。本社を廿日市市に移転。
- 1946年(昭和21年) - 中国配電(現 中国電力)電気工事部を吸収(のちの製器工場)。本社を広島市に移転。大阪支社を廃止し、大阪事務所と名称変更。鳥取支社を新設。山陰支社を島根支社と名称変更。
- 1949年(昭和24年) - 本社・支社の呼称を本店・支店と改称。広島証券取引所へ上場。
- 1950年(昭和25年) - 東京事務所開設(現 東京本部)、九州事務所開設(現 九州支社)。送電鉄塔工事に進出。
- 1954年(昭和29年) - 本店新社屋完成。
- 1956年(昭和31年) - VVF電線(平型ビニル絶縁電線)の開発に成功。健康保険組合を設立。
- 1960年(昭和35年) - 名古屋営業所開設、四国出張所開設。技能者養成所開設(後の研修所)。
- 1963年(昭和38年) - アイルランド共和国で開催された技能五輪国際大会・電工種目で川井一令が金メダル獲得。営業本部を設立。
- 1964年(昭和39年) - 製器工場でボウリングピンセッターの製作を開始。
- 1967年(昭和42年) - 京都出張所を開設(現 京都営業所)
- 1968年(昭和43年) - 神戸出張所を開設(現 神戸営業所)。大阪証券取引所市場2部に上場。
- 1970年(昭和45年) - 苫小牧出張所を開設。東京証券取引所市場2部に上場。
- 1971年(昭和46年) - 広島市上天満町に本店新社屋完成。
- 1972年(昭和47年) - 沖縄営業所を開設。東京証券取引所、大阪証券取引所市場1部へ指定替え。
- 1973年(昭和48年) - 研修所を八千代町(現 安芸高田市)に新築移転。
- 1977年(昭和52年) - 社名略称として「中電工」の統一決定。
- 1980年(昭和55年) - 社是「眞心」制定。
- 1990年(平成2年) - 中国電気工事株式会社から社名を株式会社中電工に変更。マラソン部を創部。
- 1994年(平成6年) - 創立50周年。
- 1996年(平成8年) - 広島市中区に新築した平和大通り電気ビルに本店移転。
- 1997年(平成9年) - 広島県知事認定の職業能力開発短期大学校「中電工技術短期大学校」開校。
- 2003年(平成15年) - 大阪証券取引所上場廃止。子会社「岡山エレテック」「山口エレテック」を設立。
- 2004年(平成16年) - 創立60周年。子会社「島根エレテック」「鳥取エレテック」を設立。
- 2006年(平成18年) - 組織改正に伴う拠点化(支社体制)。東京本部を東京都目黒区から東京都新宿区に移転。
- 2007年(平成19年) - 研修所(安芸高田市)と技術短期大学校(広島市安佐南区)を統合し、旧技術短期大学校に新研修所を設置。
- 2008年(平成20年) - 執行役員制度導入。将来ビジョンプロジェクトを設置。
- 2009年(平成21年) - 営業企画部・第三営業部を本店に設置。
- 2010年(平成22年) - 技術本部を設置。第三営業部をソリューション営業部に名称変更。合同会社 あぐりこるWESTを設立。
- 2011年(平成23年) - マレーシアに現地法人(子会社)を設立。子会社(中工設備㈱と㈱中電工サービス広島,㈱周南エレテックと㈱山口エレテック)を合併。
- 2013年(平成25年) - 東北支社を設置。
- 2014年(平成26年) - 創立70周年記念事業として広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)への屋外時計塔の寄贈。事業創出部を設置。
- 2017年(平成29年) - 本社ビル20階にある社員食堂を展望レストラン「ブルースカイシーズこあみ」に改装・改称し、7月3日より社員以外にも開放[1]。
関連企業
- 三親電材(株)
- 中工開発(株)
- (株)広島エレテック
- (株)中電工テクノ
- (株)イーペック広島
- (株)岡山エレテック
- (株)山口エレテック
- (株)島根エレテック
- (株)鳥取エレテック
- 合同会社アグリコルWEST
- CHUDENKO (Malaysia) Sdn. Bhd.
脚注・出典
- ↑ 中電工、社員食堂を一般開放 市民・観光客も同料金『日刊工業新聞』2017年6月28日(建設・エネルギー・生活面)2018年5月18日閲覧