中世西洋音楽

提供: miniwiki
移動先:案内検索

中世西洋音楽(ちゅうせいせいようおんがく)は、6世紀頃から15世紀にかけての音楽を指す。

概要

単旋律の音楽としては、グレゴリオ聖歌をはじめとするキリスト教の聖歌や、トルバドゥールトルヴェールに代表される世俗音楽がある。スペインカンティガは、アラブ世界との関連があり素朴な美しさを持つ音楽である。

多声音楽は、9世紀にスイスで始まったと言われ、オルガヌムというジャンルとして12世紀以降、ゴシック期のフランスを中心に発展する。サンマルシャル楽派、続いてノートルダム楽派を含むアルス・アンティクア(13世紀フランスの多声音楽)、アルス・ノーヴァ(14世紀フランス音楽)、トレチェント音楽(14世紀イタリア音楽)、アルス・スブティリオル(14世紀末の極度に複雑な音楽)などの様式が挙げられる。

中世音楽の例

中世に使用された楽器

弦楽器

管楽器

打楽器

関連項目