三角町
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みすみまち 三角町 | |
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廃止日 | 2005年1月15日 |
廃止理由 |
新設合併 三角町、不知火町、松橋町、小川町、豊野町 → 宇城市 |
現在の自治体 | 宇城市 |
廃止時点のデータ | |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 熊本県 |
郡 | 宇土郡 |
団体コード | 43321-7 |
面積 | 48.30km2 |
総人口 |
10,305人 (2000年10月1日) |
隣接自治体 | 宇土市、上天草市、宇土郡不知火町 |
外部リンク | 三角町の公式サイト |
三角町(みすみまち)は、熊本県の中部、宇土半島の先端に位置していた町。2005年1月15日、宇土郡不知火町および下益城郡松橋町・小川町・豊野町と合併し宇城市となったため自治体としては消滅した(三角町のあった地区は「宇城市三角町」となっている)。主な基幹産業は農業である。特に柑橘類(三角みかん)と花卉類の栽培が盛んである。 明治22年に三角港は特別輸出港の指定を受け、税関・郡役所のどの公共施設が次々に設置され、海運・商業活動が盛んになった。県下から東京・大阪へ送る米は全てこの三角港から積みだされ、問屋・廻漕店も繁盛し、遊郭もあり旅館も多くあり三角港は明治三大築港の一つとまで言われるまでになった。昭和中期までは熊本県の主要港として栄えたが、天草五橋の開通による旅客輸送量の減少や八代港の開港指定による貨物取扱い量の減少、1993年(平成5年)3月の熊本新港開港などにより、現在は往時の存在感はない。
Contents
歴史
- 1889年4月1日 - 町村制実施に伴い、以下の村が発足。
- 三角浦村 - 一村単独村政。
- 波多村 - 一村単独村政。
- 大田尾村 - 一村単独村政。
- 大岳村 - 里浦村、大口村、手場村が合併。
- 中村 - 中村、前越村が合併。
- 郡浦村 - 一村単独村政。
- 戸馳村 - 一村単独村政。
- 1899年3月30日 - 三角浦村、波多村、大田尾村が合併し三角村、中村と郡浦村が合併し郡浦村がそれぞれ成立。
- 1902年9月26日 - 三角村が町制施行し、三角町となる。
- 1955年2月1日 - 三角町、郡浦村、大岳村、戸馳村が合併し、三角町が成立。
- 2005年1月15日 - 不知火町、松橋町、小川町、豊野町と合併、宇城市が成立。
経済
産業
- 農業
- 水産業
特産物
- 温州みかん
- 蘭
地域
教育
- 中学校
- 小学校
交通
鉄道路線
バス
道路
- 一般国道
船舶
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 郡浦神社
- みすみフラワーアイランド(戸馳)
- 若宮海水浴場(戸馳)
- 大田尾海水浴場(大田尾)
- 石積埠頭(西港)
- 旧高田回漕店(西港)
- 法の館(西港)
- 浦島屋(西港)
- ムルドルハウス(西港)
- 三角西港築港記念館(西港)
- 龍驤館(西港)
- 天翔台(東港)
- 海のピラミッド(東港)
- みすみフィッシャーマンズワーフ(東港)
- 石打ダム親水公園(波多)
- 石打ダム資料館(波多)
- みかん園(波多)
- 金桁鉱泉(郡浦)
出身著名人
- 阿曽田清(元参議院議員)
- 松枝顕勝(元衆議院議員)
- 森田徹(陸軍少将。ノモンハンで戦死)
- 清原康平(陸軍軍人)
- 濱田玄達(東大教授。日本の産婦人科学の始祖)
- 清原憲一(熊本放送元アナウンサー)
- 井場友和(元プロ野球選手)
- 今井譲二(元プロ野球選手)
- 中川善雄(元ハンドボール選手)
- 平野洋一郎(上場企業創業社長)