三協フロンテア
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三協フロンテア株式会社(さんきょう-、英文名称:SANKYOFRONTIER CO.,LTD)とは、千葉県柏市にある、ユニットハウスやトランクルームといった、建設用設備器材の製造販売を行う企業である。ジャスダック上場企業。なお、FRONTIERは「フロンティア」と読めるが、「三協フロンティア」は誤り。
概要
1969年(昭和44年)に設立。社名の「フロンテア」は、ジョン・F・ケネディが提唱した「Frontier Spirits」に由来する[1]。現在は組み立て式の建築物関連を多く扱い、仮設住宅や仮設事務所等で使用されるユニットハウス、仮設倉庫であるトランクルーム等を手掛ける。
また、仮設住宅を手掛けていることもあり、大規模災害時の支援を行っている[2]。
沿革
- 1969年 - (昭和44年)12月5日 設立。
- 1971年 - 米国Space-O-Matic社との技術提携。
- 1973年 - 建設現場の仮設事務所を製造販売を開始。
- 1992年 - 茨城県岩井市(現:坂東市)の茨城工場敷地内にユニットハウス展示場を開設。
- 1993年 - 日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1994年 - 千葉県柏市で第1回フロンテアニューイヤーコンサートを開催。
- 1995年 - 関連会社 広州番禺三協豪施有限公司を設立。
- 1997年 - ロシア メハノーブルテクニカ社との技術提携。リサイクル事業に進出。
- 1999年 - 介護機器事業に注力。
- 2000年 - 創業30周年を迎える。
- 2010年 - 創業40周年を迎える。植物工場事業に参入。
復興支援
- 1995年 - 阪神淡路大震災の復興支援として応急仮設住宅を建設。
- 2004年 - 新潟県中越地震の復興支援に応急仮設住宅を建設。
- 2005年 - 福岡県西方沖地震の復興支援に応急仮設住宅を建設。
- 2007年 - 能登半島地震・新潟県中越沖地震の復興支援に応急仮設住宅を建設。
- 2011年 - 東日本大震災の復興支援に応急仮設住宅を建設。
- 2016年 - 熊本地震の復興支援に応急仮設住宅を建設。
関連項目
- ユニットハウス
- トランクルーム
- 柏駅 - 駅構内(中央改札側のトイレ横)に商品展示等を行うディスプレイスペースが設けられている
- 日立柏サッカー場 - 2018年2月1日から命名権を取得し「三協フロンテア柏スタジアム」の名称としている。
- 中西哲生のクロノス - TOKYO FMで放送中の番組。毎週火曜日のコーナー『クロノスplus』でスポンサーを行っている。コーナー内で流れるコマーシャルは社名を強調する内容になっている。