一ツ葉道路
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一ツ葉道路(ひとつばどうろ)は、宮崎県宮崎市吉村町から同市佐土原町大字下那珂に至る北線と、宮崎県宮崎市高洲町から宮崎市大字郡司分に至る南線からなる有料道路である。周辺道路の案内標識や領収書では一ツ葉有料道路(ひとつばゆうりょうどうろ、Hitotsuba Toll Road)と表記される。
全区間が宮崎県道10号宮崎インター佐土原線であり、宮崎東環状道路(地域高規格道路)の一部を構成している。なお、有料区間は宮崎県道路公社が管理している。ETCには対応しない。
北線は松林の上を走る絶景のオーシャンビューロードである。また、南線の区間は高速道路ナンバリング(高速道路等路線番号)の対象区間となっており、「E98」が割り振られている[1]。なお、Eを冠するナンバリングでは最後に位置する[1]。
路線データ
- 有料道路名:一ツ葉有料道路
- 路線名:県道宮崎インター佐土原線
- 起点
- 北線:宮崎県宮崎市昭栄町
- 南線:宮崎県宮崎市田代町
- 終点
- 北線:宮崎県宮崎市佐土原町下那珂
- 南線:宮崎県宮崎市大字郡司分
- 道路の規格:第3種2級
- 設計速度:60 km/h
- 車線数:4車線(北線)、2車線(南線)
- 車線の幅:3.25 m
沿革
- 1974年4月2日:北線供用開始
- 1981年4月13日:南線供用開始
- 2007年4月11日:料金値下げと料金徴収期間の延伸
- 宮崎県道路公社は「(一ツ葉有料道路)北線の料金値下げを行い、料金徴収期間を延伸して、県出資金を含む未償還金全額を償還」する方針とし、4月より実施された[2]。
- 2010年12月4日:北線の最高速度規制が70 km/hに引き上げられる。
- 2016年10月24日: 「高速道路ナンバリングの実現に向けた提言」が発表され、南線に「E98」が割り振られる。
- 2020年2月28日:無料開放予定
インターチェンジなど
- E98 南線
(この間、一般道路)
- 北線
- 一ツ葉橋南交差点
- 中央市場東交差点
- マリーナ前IC
- シーガイアIC
- 一ツ葉PA
- 料金所
- 住吉IC
- 原口IC(国道10号)
道路施設
- 一ツ葉大橋
- 南線の宮崎市高洲町から同市大字田吉にかけて跨がり、大淀川の河口に最も近いところに架かる橋長933メートル、11径間連続2ヒンジPC箱桁構造の橋梁。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 高速道路ナンバリング一覧 - 国土交通省(2017年4月13日閲覧)
- ↑ 改革の方向性について(平成19年3月時点)