ラビオリ

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ファイル:Ravioli.jpg
エビイノンドのラビオリ、クラムソースがけ
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調理中のラビオリ

ラビオリ: Ravioli)は、小麦粉を練って作ったパスタ生地(2枚)の間に、挽き肉みじん切りにした野菜チーズなどの食材を挟み、四角形に切り分けたパスタのこと。イタリア料理[1]である。

名称はカブを意味するRapaに由来する。カブの薄切りにチーズをはさんだ中世の料理に似ていたことからの命名である[2]

茹でたり、スープにして食べる。トマトソースクリームソースなどを絡めたり、ソース類も多様である。ベジタリアンは、挽き肉の代わりにホウレンソウリコッタチーズを詰める。また、ジャガイモもラビオリの具に良く使われる。

サルデーニャ島ではモンゴイカをさいの目切りしオリーブオイルで炒め、白ワインで風味付し、オリーブオイルで炒めたアーティチョークタマネギを加え、生クリームを加え茹でたラビオリを加え、すりおろしたカラスミをふりかけた料理が存在する。

詰め物パスタでは他に、円形状の「アニョロッティ(Anolini)」、丸めて小さい帽子のような形にした「カッペレッティ(Cappelletti)」、円筒状の中に具を詰める「カネロニ」などがある。

脚注

  1. 大辞林 第三版(ラビオリ〔ravioli〕) 三省堂 2013年10月22日閲覧
  2. 21世紀研究会・編『食の世界地図』187頁 文芸春秋社

関連項目