ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体
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ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(ラテンアメリカ・カリブしょこくきょうどうたい、CELAC)は、ラテンアメリカに所在する諸国家の共同体。
ラ米・カリブ首脳会議が前身。2011年12月2日、ウゴ・チャベスの後押しでベネズエラのカラカスで首脳会合を開いて、正式に発足した[1]。2015年1月8日にはラテンアメリカ以外の国では初となる会合を中華人民共和国の北京で開いた[2]。
「中南米―」とも表記される[3]。
組織名
- スペイン語: Comunidad de Estados Latinoamericanos y Caribeños
- 英語: Community of Latin American and Caribbean States
- ポルトガル語: Comunidade de Estados Latino-Americanos e Caribenhos
- フランス語: Communauté des États Latino-Américains et Caribéens
- オランダ語: Gemeenschap van de Latijns-Amerikaanse en Caribische landen
加盟国
CELAC は5つの異なる公用語をもつ、33の国からなる。
18の国がスペイン語を公用語とする(面積の56%、人口の63%を占める)
12の国が英語を公用語とする(面積の1.3%、人口の1.1%を占める)
1つの国がポルトガル語を公用語とする(面積の42%、人口の34%を占める)
1つの国がフランス語を公用語とする(面積の0.1%、人口の1.6%を占める)
1つの国がオランダ語を公用語とする(面積の0.8%、人口の0.1%を占める)
12の国が南アメリカに位置し、面積の87%および人口の68%を占める。残り21国は中央アメリカ及びカリブ海に位置する。
ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体設立首脳会議
2011年12月3日、ベネズエラ・カラカスで開かれていた首脳会議は、「核兵器全面廃絶に関する特別声明」を採択した。この声明は核兵器をどのように廃絶するかを話し合う国際会議を緊急に開催するよう呼びかけている[4]。
脚注
- ↑ “「中南米共同体」が誕生=域内33カ国、米国離れ象徴”. 時事通信. (2011年12月3日) . 2011-12-3閲覧.
- ↑ “李克強首相の南米訪問に見る中国の「米大陸戦略」の本気度”. ハーバービジネスオンライン. (2015年5月29日) . 2015閲覧.
- ↑ 中南米・カリブ海33カ国首脳が新組織 米・カナダ排除 朝日新聞2011年12月3日
- ↑ “核兵器廃絶へ国際会議すぐに”中南米カリブ海首脳会議が声明 しんぶん赤旗2011年12月5日
関連項目
外部リンク
- CELAC Parlament(ラテンアメリカ議会内公式サイト)(スペイン語)
- Bienvenidos al Sitio Oficial del MPPRE(公式サイト 現在はベネズエラ外務省のページ)(スペイン語)
- CELAC(2014年CELAC首脳会議公式サイト)(スペイン語)(英語)
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