ヤシオツツジ
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ヤシオツツジ(八染躑躅、八汐躑躅)とは、ツツジ科ツツジ属のアカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオツツジの総称とされるが、種はそれぞれに異なる。
概要
開花時期は、5月から6月ごろの葉の出る直前に花を枝先につける。葉は枝先に5弁輪生状につける。山麓から山地にかけて自生している落葉広葉樹。
ヤシオツツジの種一覧表
画像 | 和名 | 学名 | 分布 | 特長 |
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120px | アカヤシオ 赤八汐 |
Rhododendron pentaphyllum var. nikoense | 福島県から兵庫県 | 別名はアカギツツジ(赤城躑躅)、ヒトツバナ。花は淡い紅色で、枝先に1輪つける。栃木県の県花として選ばれている。 |
120px | シロヤシオ 白八汐 |
Rhododendron quinquefolium | 東北から近畿地方、四国の山地 | 別名はゴヨウツツジ(五葉躑躅)。花は枝先に白色の花を1から2輪つける。 |
120px | ムラサキヤシオツツジ 紫八汐躑躅 |
Rhododendron albrechtii | 本州中部以北、北海道の山地 | 別名はミヤマツツジ(深山躑躅)。花は濃紅色の花を枝先に2から6輪つける。 |
関連画像
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春に鈴鹿山脈の国見岳の山上を桃色に彩るアカヤシオ | 初夏に別山に咲くムラサキヤシオツツジ |