モーニングスター (企業)
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モーニングスター株式会社(英: MORNINGSTAR JAPAN Inc.)は、日本において投資信託の格付け評価を中心として、アナリストらによる世界規模の金融・経済情報の提供を機関投資家およびセミプロな個人投資家向けに手がける企業である。2008年に株式新聞社を合併し、株式新聞の刊行元となっている。
概要
当初は米国のモーニングスターと孫正義率いる日本のソフトバンクのジョイントベンチャーとして発足し、イートレード証券などと共にソフトバンク・ファイナンス(法人上はソフトバンクテレコムとして存続)の傘下で有ったが、2004年に同社から経営権が実質的にスピンアウトした北尾吉孝率いる旧ソフトバンク・インベストメント(SBIホールディングス)が買収している。
子会社に投資信託運用委託顧問(→ファンドマネージャー)業のモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社などがある。
沿革
- 1998年3月27日 - 設立。
- 2000年6月 - 大証ナスダック・ジャパン(現・ジャスダック)に上場。
- 2001年11月 - Webサイトのランキング・格付けなどを行うリサーチ企業であるゴメス(後のゴメス・コンサルティング)を子会社化。
- 2003年11月 - ソフトバンク・ファイナンスに対して第三者割当増資を実施。
- 2004年7月 - ソフトバンク・ファイナンスがソフトバンク・インベストメント(現SBIホールディングス)にモーニングスターの株式を譲渡、ソフトバンク・インベストメントが筆頭株主になる。
- 2007年4月 - 株式新聞社を子会社化
- 2008年4月 - 株式新聞社を合併
- 2011年7月 - ゴメス・コンサルティングを合併
- 2012年10月 - SBIサーチナとSBIアセットマネジメントを子会社化
- 2014年9月 - SBIサーチナを吸収合併
- 2015年12月 - 親会社で筆頭株主のSBIホールディングスが、同社の完全子会社である中間持株会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社に保有全株式を譲渡。
関連項目
- 三井住友トラスト・ホールディングス - 子会社の三井住友トラスト・アセットマネジメント(旧中央三井アセットマネジメント)が、モーニングスター・アセット・マネジメントの助言を基に運用を行う、ファンド・オブ・ファンズ型の投資信託商品「モーニングスター グローバルバランスファンド」と「モーニングスター セレクトファンド」の設定を2001年から行い、三井住友信託銀行において販売している。
- ロイター
- ブルームバーグ
- 日経QUICKニュース