モルテン

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株式会社モルテン英語: Molten Corporation)は、広島県広島市西区に本社を置く、競技用ボールなどのスポーツエクイップメントや自動車用関連部品などを製造・販売する企業である。

概要

明星ゴム工業(現・ミカサ)を退社した技術者らにより、1958年に創立。2代目社長・民秋史也時代にアディダスと技術提携したことにより世界的なスポーツ用品メーカーとなった。特にボールはバレーボールバスケットボールサッカーなどの国際大会などで公式球として使用されている他、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)へは1993年のJリーグの開始時より公式試合球(および用具)を独占供給する「エクイップメントサプライヤー契約」を締結している[1]

スポーツ用品のみならず、自動車部品や建設資材などの製造も手掛け、近年では高齢化社会に対応した医療福祉関連用品の製造にも力を入れている。

2006 FIFAワールドカップの公式球「チームガイスト」や2010 FIFAワールドカップの公式球「ジャブラニ」など、モルテンがアディダスに提供した技術が採用された製品もモルテンからアディダスへOEM供給されている。また、2010年バスケットボール世界選手権で唯一の公式試合ボールとなった『GL7/GL6』を供給した。

現在、国際ハンドボール連盟(IHF)のオフィシャルパートナーも務めている。

社名由来

英単語のmelt(溶ける、溶かす)の過去分詞形を社名とし、ゴムを溶かして製品を作るのみならず、溶かして新しく生まれ変わる気概に、語尾の「ン」に「運」を重ね合わせた。

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2016年現在はゼロ。

主な製品

脚注

関連人物

外部リンク