ミラーマン
『ミラーマン』は、1971年12月5日から1972年11月26日まで、フジテレビで毎週日曜日 19:00 - 19:30 に全51話が放送された特撮テレビドラマ作品、およびそれに登場するヒーローの名前である。
Contents
概要
円谷プロダクションがウルトラシリーズとは異なる路線で制作した巨大ヒーロー番組[1]。『帰ってきたウルトラマン』とともに第二次怪獣ブームの一端を担った[1]。
製作経緯
本作の企画は、金城哲夫が円谷プロダクションへの置き土産として執筆した原案を基本として、田口成光や満田かずほが1969年に本格的な番組案とした企画書が発端となっており、これが高じて小学館が発行する学習雑誌などの児童誌におけるマンガ連載が行われたほか、東京12チャンネルなどへの番組売り込みが並行された[2]。こうした経緯を経て、一度は旭通信社を通してよみうりテレビの土曜日 19:00 - 19:30枠における『巨人の星』の後番組として候補に挙がっていた時期もあったが、結局は実現しなかった[3]。
当時のフジテレビでは、旭通信社の担当枠(日曜日 19:00 - 19:30)で新番組企画『長くつ下のピッピ』[注釈 1]が原作者の許可を得られず、制作中止に追い込まれていた。そこで急遽、旭通信社は代替企画として『ミラーマン』をフジテレビに売り込み、9月3日のフジテレビ企画会議において、1971年12月から同枠での放映が決定することとなった。こうして、最終的に本作は円谷プロが企画と制作を兼ね、広告代理店は旭通信社が担当し、提供スポンサーは大塚製薬グループが単独で務める形となっている[3]。
設定については、満田が各局に売り込んでいた『戦え! ウルトラセブン』の企画書における、スライサーVやスライサーHなどの必殺技なども流用することで、細部が固められていった。また、放送決定に先駆けてパイロット版(後述)も制作されていたが、出演者やヒーローのデザインなどが異なっている[注釈 2]。
円谷プロとしても、同時制作されていた『帰ってきたウルトラマン』との差別化のため、「シャープで硬質なドラマの制作」が掲げられ、ストーリーは御手洗博士を中心とする科学者専門家チーム、異次元人との混血児である主人公京太郎の出自がおよぼす心の葛藤による彼の内面的な弱さ、インベーダーの不気味さが強調されており、同時期のヒーロー番組としてもリアルでダークなムードのドラマが展開された。また、特殊チームが光線銃以外の兵器を持たず[注釈 3]、科学力で敵に立ち向かう「民間組織」(事件の捜査と検証などが主な任務)であるという点も特徴であり、「敵に対してなかなか抵抗できない」といったエピソードも多々描かれている。主人公が特殊チームの関係者ではあるが所属はしていないという設定も特徴であり、ウルトラシリーズとの差別化である一方[4]、制服を着用しないことで誰が主人公であるかを子供にもわかりやすくするという配慮でもある[5][注釈 4]。
演出陣としては、大映京都撮影所から黒田義之を招いており、本作を機に彼は円谷作品に関わるようになる。これは、1966年(昭和41年)の大映映画『大魔神』を観て黒田の巧みな特撮演出に驚嘆した円谷一が、円谷英二の長年の夢だった『竹取物語』の映画化スタッフとして招いたのがきっかけである[6] [注釈 5]。同じ怪獣が数度にわたって再登場することが多いのは、予算削減のため、当初から番組企画に盛り込まれていた事項である[8]。
監修に円谷一が名を記している件については、「当時のTBSは円谷プロに対し、円谷の特撮ものはうちの局でなければ作れないという傲慢な態度をとっていた。それに対して、円谷一はTBSに釘を刺す意図があったのではないか」との、当時のスタッフの証言がある。
作風はジャン・コクトーの監督映画『オルフェ』やジャック・フィニイの小説『盗まれた街』、アメリカのテレビドラマ『インベーダー』などから影響を受けている[9]。
『シルバー仮面』との視聴率競争
本作は、放映開始時から裏番組として同じ特撮ヒーロー番組である『シルバー仮面』との視聴率競争を繰り広げていたが[注釈 6]、シリアスで地味な世界観や、制作費を抑えるため同じ怪獣が再登場するパターン[注釈 7]が繰り返されたことなどから、視聴率は初回の27%を最高値として徐々に下がっていった。
この視聴率競争では本作が優勢であり、結果的には勝利したものの[注釈 8]、翌1972年の4月編成期を境に、第二次怪獣ブームが過熱していくなかで、派手なアクションやドラマを展開するライバルヒーロー番組が各局ともに続出することとなり、制作スタッフはさまざまな番組強化策を検討せざるを得ない状況となる。
『変身ブーム』の中での設定変更
こうして、ライバル番組が一気に増加したことへの対策として、第2クール目から怪獣が再登場する方針が改められ、序々にインベーダーの作戦のスケールが大きくなり、派手な特撮シーンが増えていった。そして第3クール目からミラーマンの世界観はインベーダーと人類との総力戦を描くものへと変わる。
ソルガン(太陽や星の光をエネルギーとする光線銃)以外に武器を持たず、事件の調査と航空防衛隊への指揮が中心だったSGM[注釈 9]は、インベーダーによって基地を壊滅させられ、実力で対抗すべく大型戦闘機ジャンボ・フェニックスを導入。ミラーマンを支援する攻撃部隊としての側面を持つようになる。
また、インベーダーの策略で埋め込まれたエネルギー時限爆弾と、その対抗アイテムとして父親から与えられたカラータイマー 、そして敵の強大さをアピールするため2体の怪獣を相手にするケースも多くなり、戦いの緊迫感は俄然増した。 こうしてインベーダーの攻撃が苛烈になり、ミラーマンが絶体絶命のピンチに陥るストーリーも続出した。また番組初期でみられなかったインベーダー側のドラマが描かれる話(42、46話)や、環境破壊を批判した社会派のドラマ(32話)やインベーダーの地球侵略の理由が明かされる話(41話)もありバラエティに富んだ作風となっていく。視聴率も第34話から16%台に持ち直し、安定した人気を得るようになり、続編『ミラーマン・兄弟』も企画されるが、こちらは映像化されることなく終わった[注釈 10]。
このように同題材の裏番組との競争による視聴率競争や路線変更など、紆余曲折を経た本作であるが、この作品が放映されていたのが、ヒーロー番組が乱立した空前の「変身ブーム」の頃であったことに鑑みれば、十分な人気を得た番組であったと言える。視聴率も、平均17.2%と、決して悪いものではなかった[注釈 11]。
一方でキャラクター商品化市場では苦戦を強いられ、ことに怪獣のソフビ人形の売り上げが伸び悩み、ミラーマンや怪獣のソフビ人形を販売していたブルマァクの倒産の一因となった[11] 。
あらすじ
1980年代、異常な事件が世界各地で続発していた。宇宙物理学の国際的権威である御手洗博士は、これらは地球に危機が迫っている兆候だと警告するとともに、自ら現代科学のエキスパートたちを集めた調査組織・SGM(Science Guard Members)を組織して、その研究所を自邸の地下に建設した。
新聞社のカメラマン・鏡京太郎は御手洗博士の助手をしていた母・優子の死後、博士の家に引き取られ、彼らの家族同然に育てられた。彼は謎の竜巻被害の取材中、奇妙な現象に襲われて危機に陥るが、不思議な鏡のきらめきによって助けられ、竜巻被害の実地調査にやって来たSGMの藤本に伴われて御手洗邸に帰宅する。
京太郎が撮影したフィルムには、目には見えなかった謎の人物が写っていた。京太郎の話を聞いた御手洗博士は、彼の出生の秘密を語り始める。京太郎の父は京太郎の撮影したフィルムに写っていた地球外侵略者・インベーダーからこの世界を防衛するため、異次元世界「二次元」からやってきた超人「ミラーマン」だった。彼は「二次元」ばかりか「三次元」の世界を侵略しようとするインベーダーの策略により命を落とし、優子は御手洗博士に京太郎を託して姿を消さざるを得なかった。そして京太郎も父から超人としての力を受け継いでいた。
混乱する京太郎。しかし、死んだと思われた父はなおも存在しており、息子である京太郎に「私に代わってお前がミラーマンとしてインベーダーと戦うのだ」とメッセージを送る。再び襲来するインベーダーは、御手洗邸に侵入してフィルムを奪回、追跡されると巨大な怪獣へと変身する。父の仇・インベーダーから地球を守るため、京太郎は父の声に応じミラーマンへと変身する。
登場人物
SGMとその関係者
- 鏡京太郎
- 2次元人の父と3次元人の母の間に生まれた青年。毎朝新聞のカメラマンを務める。23歳[12][13]。
- 幼少期に母・優子によって御手洗博士のもとに預けられ、自らの出自を知らぬまま普通の人間として生活していた。
- 第27話からはSGM特別隊員となり、大川家に下宿する。最終回、インベーダーの侵略により荒廃した父の郷里・二次元世界を復興するべく、朝子やSGMの仲間と別れ二次元世界に旅立った。
- 御手洗健一
- 国際的な宇宙物理学の権威にして国際地球防衛会議の日本代表。60歳[12][14]。
- インベーダーの侵略を察知し、これに対抗するためSGMを組織した。
- 村上浩
- SGMのチーフ。元警視庁捜査一課の刑事。38歳[12][15]。
- 『ジャンボーグA』にも登場し、PAT隊長代理(後に四代目隊長)となる。
- 藤本武
- SGMのサブリーダー格[16]。28歳[12][15]。
- 安田秀彦
- 理数系に秀で、情報分析を得意とする隊員。22歳[12][15]。
- 『ジャンボーグA』にも登場し、PAT隊員となる。
- 野村由起
- 御手洗博士の秘書も務める女性隊員。23歳[12][15]。
- 『ジャンボーグA』第32話にも登場。村上とともにジャンボフェニックスでPATに加勢する。
- 御手洗朝子
- 御手洗博士の娘。17歳[12][注釈 12]。
- 第27話からSGM準隊員となる。
一般人
- 鏡優子
- 京太郎の母。三次元世界を守るためにやってきた二次元人である先代ミラーマンがインベーダーの策略で命を落としたため、息子を御手洗博士に託して姿を消した。以後、生死は不明であり作中で京太郎がインベーダーの罠で幻を見せられた以外、触れられることはなかった。
- 大川一郎
- 御手洗邸の近所に住み、京太郎や朝子を兄姉のように慕う中学生[注釈 13]。
- 大川千代
- 一郎の母。
- デスク
- 毎朝新聞の編集長。シナリオでの名称は「厚木克平」[17]。
- 浅井記者
- 京太郎の同僚。
登場キャラクター
ミラーマン
- 身長:170センチメートル - 40メートル・体重:70キログラム - 3万5千トン
鏡京太郎が、「ミラー・スパーク」の掛け声とともに、鏡や水面など光を反射するものに飛び込んで変身する[注釈 14]。自身の出自も父親が異世界人だとも知らずに成長したが、地球を狙う侵入者・インベーダーから地球を守るため、インベーダーが送り込んだりインベーダー自身が変身した侵略怪獣と戦った。第2・3・6・7・9・10・21・26話など、シリーズ前半では等身大で活躍する場面も比較的多い。
鏡や光を反射する物を伝っての瞬間移動は可能だが、飛行能力は無い。また光の速度で走る事も可能で、その能力を生かし時間が停められた地域に入る事も出来る。
弱点は、鏡の中に長時間留まることであり、彼の父親はこの弱点をインベーダーに突かれて死亡したという。ミラーマンも第6話ではこの弱点を突かれて命の危機に立たされるが、父の助言によって無事生還している。
変身ポーズは「ミラーアクション」と呼称される(第17話)。ミラーマンから京太郎の姿に戻る[注釈 15]際にも、同様のアクションを行なう。
第26話でインベーダーの罠にかかった際、敵は生命力の強いミラーマンを倒せず、代わりに体内にエネルギー時限爆弾を仕掛けたため、ミラーマンは光線技をむやみに使用できなくなった。そこで、父から残りエネルギー量を知らせるカラータイマーを与えられ、緑のベルトに取り付けられた。
腕を負傷しているとミラーナイフとシルバークロスが使えなくなる。父の形見のペンダントを変身に使用すると二次元世界から出られなくなるため、三次元世界に決別して二次元世界に帰る時しか使えない。
- 最初期のデザインは漫画家の森藤よしひろ、決定デザインとされる三面図は画家の前村教綱によって描かれた[18]。このほかに筆者や執筆時期の不明な検討用デザインが複数存在している[18][注釈 16]
- デザインはアメリカン・コミックスのキャラクターが参考にされている[9]。
必殺技・特殊能力
- ミラーナイフ
- 全編を通して最も多用されたミラーマンの光線武器。白色の楔状光線を連射する技であり、初陣ではミラーマンの父がミラーマンに打ち方を指南している。序盤では必殺技として使用されることが多かったが、シルバークロスの登場以降はそこまでの繋ぎとして使用されることが多くなった。ミラーマンの使用する技の中でも最も代表的なものであり、ミラーシュートと並んで主題歌に歌われている。
- ミラーシュート(ジャンピングミラーナイフ)
- ジャンプして空中からミラーナイフを放つ技。初使用は第3話で、片手打ちと両手打ちの2つのパターンがある。ミラーナイフと同様、使用頻度は高い。
- ディフェンスミラー
- 防御もしくは反撃に用いられるバリア。中空を手でなぞるようにして展開させ、敵の攻撃を反射する。このタイプが最もポピュラーだが、第11話でザイラスの光の剣を防いだ細長いタイプ、第18話での片手で一発ずつ敵の光弾を弾くタイプ、第33話での壁面状のバリア、第40話の手持ちタイプなどのバリエーションが存在する。第1話、第14話、第22話では、敵の攻撃を反射して反撃に転じる戦法もみられた。
- ミラースライサー
- 敵の体を切断するカッター光線。水平斬りのスライサーHと垂直斬りのスライサーVがあり、同時に使用することが多い。初使用は第5話で、インベラーの翼を切断した。スライサーVに回転を加えてミラーナイフの5倍の威力に強化したミラーローリングスライスという技もある。
- ミラー・アイビーム
- 目から放つ破壊光線。第3話で敵の宇宙船を破壊するのに使われて以来、たびたび使用された。また、第50話では目から赤い光線を放ち、SGM隊員に乗り移ったインベーダーにショックを与えて分離させた。
- ミラーハレーション
- 第3話で初使用した技。鏡や光を反射する物体が存在しない空間で使用し、任意の場所に瞬間移動する。使用時に強烈な閃光を伴うため、第7話ではそれを利用してゴールドサタンにとどめを刺した。
- シルバークロス
- ミラーマンの技の中でも最大の威力を誇る必殺技で初使用は第12話。巨大な矢じり状の光を頭部とバックルの間に発生させて打ち出す技で、使用時に膨大なエネルギーを消耗するため、既にエネルギーを消耗している場合には速やかに変身を解く必要がある。また、ミラーマンが体内にエネルギー時限爆弾を埋め込まれて以降は爆発を防ぐために使用を制限する必要があった。使用するエネルギーが大きいだけあって威力は抜群に大きく、ほとんどの怪獣を倒した(唯一アンドロザウルスだけは致命傷を免れている)。次第にエネルギー消費量を的確に把握できるようになったため、第37話から再び使用されるようになった。使用時の明確な基準としては、カラータイマーが点滅していない状態ならばシルバークロス、点滅に変わってからはミラクル・キックである。第12話で全エネルギーを消耗させる技という設定が語られているが、キングザイガー戦ではこの技を破られた直後にミラーナイフやミラースライサーを使用している他、第40話では2発連続で、最終話ではカラータイマーが点滅している状態で使用した。
- ミラースピン
- 第19話でビッグアイに対して使用した。通常のキックとほとんど変わらない。
- ミラーキック
- 両腕にダメージを負ってミラーナイフやシルバークロスが使えなくなったミラーマンが編み出した技。「ミラーキック!」と叫び足を黄色に発光させながら敵の頭部を狙う必殺キックであり、キーラゴン、ゴルゴザウルス、マヤザウルスを倒した。
- ミラクル・キック
- 第31話で腕を痛めたミラーマンが編み出した必殺技。見た目はミラーキックと同様だが、足の発光が赤色になり放つ際の掛け声が「ミラクルキック!」になっている。ミラーキックと入れ替わる形で最終話まで使用された。両足にエネルギーを集中しているため、標的が複数であっても同時に蹴り倒すことが可能。これを利用して第36話ではゴルゴザウルスβとペアモンスキングβを同時に仕留めた。
- ミラーグラックル
- 第32話でシーキラザウルスの動きを封じ小型化する際に使用した渦状の光線。
- 必殺水平切り
- 赤色の風車型をしたカッター光線。高空にジャンプしてから、スライサーHと同じ発射ポーズで撃つ。モグラキング、サンガーニ、イエズの頭部を切り落とした。
- ミラーファイヤー
- 第49話で使用した、両手をクロスさせて放つ光線。イエズを倒した。
- ストレートフラッシュ
- 高速で連続パンチを決めてダメージを与える。3、7、8話で使用。
- クロスジャンプ
- 高くジャンプして敵にキックを食らわす。10話でインベーダー達に使用。
- ミラーアイ
- 青色の透視光線で、使用時はミラーマンの目が青く発光する。異次元空間に逃げ込んだテロリンガを発見するために用いられた。
- 瞬間移動能力
- 鏡などの光を反射する物体の前で「ミラーアクション」と同様のポーズを取ることで、ミラーマンは鏡の世界に飛び込み、別の鏡面まで移動することができる。近距離であれば移動はほぼ一瞬で行うことができるが、地上から宇宙空間など長距離を移動する場合にはある程度の時間を要するようである。
- 光になって体当たりする技(名称不明)
- 光になって敵に体当たりする。6話でキティファイヤー(2代目)にダメージを与えた。
インベーダー
- 身長:1.7 - 50メートル
- 体重:65キログラム - 5万トン
真っ赤な惑星「X(デビル星)」からやって来た侵略者。地球の侵略および地球人類の抹殺などを目的としており、様々なタイプの宇宙船に乗って地球に現れる。地球上での行動時には主にメン・イン・ブラック(人間態で黒ずくめにサングラス)の姿をとることが多く、それ以外ではヘルメットを被った姿(第5話)、のっぺらぼうなどの妖怪のような姿(第5、6、34、39話)、人間のマスクを被ったドクロの顔(第43話)などがある。また、人間や人形(第16話)に乗り移って行動することも可能。
ある種のレーザー光線が致命的な弱点であり、かすった程度でも肉体組織の崩壊が始まり死亡する。また、太陽光や強い閃光に弱く、カメラのストロボなどを浴びると弱体化してしまう。サングラスを掛けているのはこのためであるが、人間態でいる際の特徴である光る目を隠すことも兼ねている。さらに、義眼や人間の目を模した絵をサングラスに付けてカムフラージュする場合もある。
その本来の姿は白色の頭部にヒレ状の突起を持つ怪人(第10話)や、同じ形状の緑色の怪人(第26話以降)である。宇宙で最も環境の優れた惑星であるとされる地球の環境が地球人によって破壊されていることに業を煮やしており、手遅れにならないうちに地球を地球人の手から略奪して再生させようとしている(41話)。地球を自分たちにとってより住みやすい環境に整えようとしたり(9話など)、第2話、第40・41話のように地球に密かに移住しようとするなどの作戦を行なった。34話では、頭部にヒレを持つ緑色の怪人の顔の皮膚をはがすと下からのっぺらぼうの顔が出てきたこともあり生態は謎が多い。簡単に人を殺す習性を持つが、なかには人間に感化され地球侵略に疑問をもつ友好的なインベーダーも存在した(42、46話)。また、計画の邪魔となるミラーマンやSGM隊員の抹殺を企てることも多々あった。また最終的に自分達の母星を地球にぶつけようとした。
単独または複数人が円盤からの光線を浴びたり、またはそのまま怪獣化することが可能。怪獣の姿で直接破壊活動を行なうこともあれば、怪獣やメカを操って暴れさせることもある。
負傷時や死亡時に緑色の体液を残す。この体液は怪獣化して倒された際にも流すことがあり、アイアン(初代)やゴールドサタン(2代目)は口から緑の液体を吐きながら絶命した。死亡すると緑色に発火もしくは発光しながら消滅するが、例外的に自ら死を選んだインベーダー(第23話)は泡状に溶け、インベーダーの少女・リサ(第46話)は桃色の淡い発光を伴って消滅した。
『ウルトラマンタロウ』47話に登場したゴルゴザウルス二世の出現はビデオおよびDVDで発売された『ウルトラ怪獣大百科 ウルトラマンタロウ編』のナレーションの解説ではインベーダーの再来が示唆された。
怪獣
- 鋼鉄竜 アイアン
- 第1話に初代、第8話に二代目が登場。
- 身長:35メートル
- 体重:5万トン
- 御手洗邸に潜入していたインベーダーが逃走中に、宇宙船からの怪光線を浴びて変身した金色の怪獣。武器は頭部の発光器官から放つ破壊光線とテレポート能力、尻尾の先端の鉤爪。ミラーナイフで絶命。
- 二代目は防衛隊のミサイル基地破壊が使命で送り込まれた。新たに背中に取り付けられた発光体から怪光線を放つ。
- 火炎怪獣 キティファイヤー
- 第2話に初代、第6話に二代目が登場。
- 身長:42メートル
- 体重:2万8千トン
- マンションを侵略基地にしようとしたインベーダーが変身。全身の鰭は炎を象り、300万度の高熱を放つ。また、口から破壊光線も放つ。俊敏な運動神経の持ち主でもある。
- 二代目はミラーマンが鏡の中に長時間とどまると死んでしまうという弱点を衝き、鏡の中で倒された直後、泡を鏡に吹き付け、帰路を絶った。
- 暗黒怪獣 ダークロン
- 第3話に初代、第20話に二代目が登場。
- 身長:50メートル
- 体重:3万トン
- 宇宙空間攻撃用ミサイルを開発中の科学者を異次元空間へ拉致、ミラーマンとの交換を要求してきた。武器は目から放つ破壊光線。
- 二代目はスフェノドンの後続としてミラーマンと交戦した。両腕の棘を飛ばして攻撃する。
- デザインは小林晋一郎が担当した[23]。『帰ってきたウルトラマン』用に投稿したガロア星人のデザインが元である[21]。小林によると『ウルトラセブン』に登場するキングジョーの発想法で描いたという[28][29]。頭部の角は漫画『伊賀の影丸』に登場する幽鬼をモデルとしている[29]。デザインに行き詰っていた米谷佳晃に対しプロデューサーの淡豊昭がベースデザインとするよう提示したが、米谷は腕の修正と色調についての指示に留め、ほぼそのままのデザインが採用された[21]。
- 『レッドマン』に登場したダークロン
- 『レッドマン』第1話に登場。レッドチョップとレッドキックの連続攻撃を受けて倒された。
- 分身怪獣 マルチ
- 第4話に初代、第9話に二代目が登場。
- 身長:42メートル
- 体重:2万トン
- 放射性物質コバルト60を狙うインベーダーが変身。地球人に化けている時は分身し、怪獣化してからは手から白色破壊光線を放つ。ミラーナイフとスライサーHで敗れた。
- 二代目はSGM主要メンバーを誘拐し、凧に偽装した宇宙船で現れる。目から赤色破壊光線を出す。怪獣時でも分身能力を使う。
- ロボット怪鳥 インベラー
- 第5話に登場。
- 全長:50メートル
- 体重:1万8千トン
- 丹沢山中に建設中のインベーダー基地を守るロケット。マッハ10以上の速度で空を飛び、目から人間を消滅させる光線、翼からミサイルを発射する。
- 黄金怪人 ゴールドサタン
- 第7話に初代、第12話に二代目が登場。
- 身長:2.2 - 43メートル
- 体重:500キログラム - 5万6千トン
- 太陽光を利用した最新式の銃ソルガンを開発する大倉博士の抹殺が使命。仮死状態にした博士の助手・岡山俊夫に憑依し、博士を付け狙う。金色のボディーで光を反射させて敵を怯ませ、口からの毒ガスで倒す。
- 二代目は地球侵略基地の素材を集めるため「新宿ローズ」と名乗る女性の死体に憑依したインベーダーに、物体移動装置でダイヤモンドを盗ませていた。胸部と目から光線を放つほか、スライサーHで身体を切断されても即座に合体して復活する能力を持つ。さらに分身や瞬間移動でミラーマンを苦戦させるが、最期はシルバークロスを受けて敗れた。
- 異次元超兵器 重力マシン
- 第10話に登場。
- 身高:20メートル(全幅:25メートル)
- 体重:4万7千トン
- 元SGMメンバー・日野正史がインベーダーに協力して作った超兵器。広がり続けるガラス状の膜で波岡市を包み、強大な重力で膜の中の時間を止めてしまう。
- デザインは大澤哲三が担当した[31]。
- 火焔怪人 ザイラス
- 第11話に登場。
- 身長:47メートル
- 体重:3万トン
- 3人のインベーダーが合体した巨人で、SGMに奪われた宇宙ヴィールス菌を奪回しようとする。武器は口から吐く火炎熱線と両手から放つ破壊光弾、光の剣をも使用する。
- ロボット怪獣 ノア
- 第13話に登場。
- 身長:45メートル
- 体重:4万8千トン
- 国際防衛会議に参加する科学者を狙い、松本絢子という地球人の女性に化けて朝子率いる鼓笛隊を操る。側頭部には一対のU字型磁石のような装置を付けている。武器は槍状の両腕から放つ反重力光線。
- 宇宙怪獣 キングザイガー
- 第14話に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:2万8千トン
- ミラーマン打倒のために那須岳に派遣された。緑色の粘液を吐き、ミラーマンの視界を封じた。武器は口と目から放つ破壊光線。
- 偽装宇宙船 ジャバラ
- 第15話に登場。
- 全長:35メートル
- 体重:不明
- 過去に倒されたアイアン、キティファイヤー、ザイラスの映像を空中に映し、人々を遠ざけていた。不時着した際に故障し、修理のために特殊合金T17号を開発した竹野教授を誘拐した。
- デザインは大澤哲三が担当した[31]。
- 人形怪獣 キンダー
- 第16話に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:3万5千トン
- ロボットピエロが持つ人形に化け、新型レーダー「キャッチャーA1」の設計図を狙うインベーダーが宇宙船からの怪光線で怪獣化した。口から粘着性の糸を吐く。
- 透明怪獣 カメレゴン
- 第17話に登場。
- 身長:48メートル
- 体重:3万トン
- 擬態能力で東京湾に停泊中の原子力船「マリーナ号」を破壊して東京に死の灰を降らせようとした。武器は背中の角から放つ破壊光線、尻尾から放つ火炎熱線。
- 古代恐竜 アロザ
- 第18話に登場。
- 身長:47メートル
- 体重:5万7千トン
- インベーダーが国立科学博物館から盗んだ化石から作った怪獣。二対のトサカが特徴。石室崎の防衛隊地下宇宙情報センターを襲った。口から放つ破壊光線、光物質を吸収する目の能力で初戦ではミラーマンを撃退した。
- 植物怪獣 ビッグアイ
- 第19話に登場。
- 身長:2.5 - 50メートル
- 体重:200キログラム - 1万トン
- 2つの鉢植え植物が合体した単眼の怪獣。インベーダーがSGM基地に向けて発射した宇宙ミサイル「オズマー」をミラーマンに迎撃させないため、京太郎の変身を妨害した。眼から破壊光線を発射し、両腕から毒花粉を噴出する。
- 原始怪獣 スフェノドン
- 第20話に登場。
- 身長:65メートル
- 体重:6万トン
- 水生恐竜の一種で、インベーダーの海底基地を守っていた。尻尾の一振りでタンカーを両断できる。
- 液体怪獣 タイガン
- 第21話に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:4万トン
- インベーダーの宇宙船を攻撃する人工衛星「G」完成阻止のために防衛科学研究所を襲った液体怪物が動物を溶かして養分にし、怪獣化。外見は二本足の象といった姿。長い鼻で敵を絞め、牙をミサイルのように放つ。
- 月面怪獣 キング・ワンダー
- 第22話に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:6万トン(月では重力の関係で1万トン)
- 月面侵略用の怪獣で、防衛軍月面戦略基地を破壊し、インベーダーの侵略拠点にしようとした。武器は口や額の発光器官から放つ破壊光線と臀部のハサミ。
- カプセル冷凍怪獣 コールドン
- 第24話に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:4万8千トン
- ワープ装置を開発した研究員を狙う女インベーダーの持つカプセルから出現。武器は口から吐く冷凍液。
- 妖怪怪獣 ダストパン
- 第25話に登場。
- 身長:56メートル
- 体重:3万2千トン
- 害虫の怪獣化を予言した少女を殺害しようと4人のインベーダーが合体した巨大昆虫。武器は羽根からの毒鱗粉と触角から放つ破壊光線。怪獣化した虫は3種類(蝿=ハエブーン、ゴキブリ=ゴキブラー、蛾=モスゴジラ[注釈 17])。
- デザインは米谷佳晃が担当した[36][21]。
- 着ぐるみは『帰ってきたウルトラマン』に登場したプルーマの改造[36]。「ミラーマン大全」ではダストパンのデザインはプルーマの改造を前提としていたのではないかと推測しているが[40]、米谷は自著の中でこれを否定している[21]。
- 『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』に登場したダストパン
- 映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』に登場。
- タイに現れた怪獣軍団の一匹。テレビ版と異なり、目からも破壊光線を放つ。最後はアストロモンスと共に首を切断され、コミカルな動きをした後、爆死した。
- 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』の設定を意識し闘士ゴモラの昔の仲間として登場。
- 宇宙大蛇 スネークキング
- 第26話に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:2万トン
- 蛇状の触手を全身に生やす怪獣で、SGM基地を破壊し、丹沢防衛隊基地も襲撃した。武器は尻尾から放つ高圧電流、蛇状の触手から放つ火炎熱線と強烈な突風。飛行形態に変形もできる。
- 針地獄怪獣 ハリゴジラ
- 第26話、第27話に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:3万3千トン
- 地中を掘り進んで東京を襲撃した。戦力は腕の槍と鉤爪、全身から飛ばす針。
- 殺し屋怪獣 キーラゴン
- 第28話に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:4万7千トン
- インベーダーに雇われ、山中の湖にて一度はミラーマンに勝利。武器は両手の鞭から放つ高圧電流と目から放つ破壊光線。
- デザインは米谷佳晃が担当した[36][23]。デザインは、『帰ってきたウルトラマン』のグドンをオマージュしている[23]。手の鞭は、攻撃時にハサミが開いて伸びてくるという想定であったが、スーツではこのギミックは採用されず鞭が出たままとなっている[23]。また水場のシーンでの撮影があるため、水を吸って膨らまないようデザイン画よりも細身に造形され、配色もデザイン画ではナイトシーンを意識して白みがかっていたが、汚れ対策のため変更された[23]。
- 本来は殺し屋を意図した「キラーゴン」という名称を想定していたが、誤記により「キーラゴン」となった[43]。
- その後スーツは『ウルトラマンタロウ』のケムジラに改造されたとされるが、書籍『オール・ザットウルトラマンタロウ』では同時期にキーラゴンが二子玉川園に登場していたことから断定を避けている[44]。
- 巨大星獣 ゴルゴザウルス
- 第29話に初代、第36話にβが登場。
- 身長:50メートル(初代)、48メートル(β)
- 体重:4万トン(初代)、3万8千トン(β)
- 初代はSGMの超兵器ジャンボフェニックスを囮にミラーマンを倒そうとした。武器は口から吐く火炎熱線。地中を掘り進む。
- 二代目であるβは、変形したトサカと両肩に装備された赤い鰭の力から放つ高熱で、初代より強化されている。岩石地帯でミラーマンと戦うが、ペアモンスキングと共にミラクルキックを受けて敗北した。
- デザインは米谷佳晃が担当した[45]。怪獣デザインの路線変更に伴い、『ウルトラマン』に登場するレッドキングのデザインを取り入れている[45]。
- 着ぐるみの身体は『ウルトラマンタロウ』のオイルドリンカーに改造された[46][44]。
- 『ウルトラマンタロウ』に登場したゴルゴザウルス二世
- 『ウルトラマンタロウ』第47話「日本の童謡から 怪獣大将」に登場。
- 巨大星獣 マヤザウルス
- 第29、30話に初代、36、37話にβが登場。
- 身長:55メートル(初代)、53メートル(β)
- 体重:5万トン(初代)、4万8千トン(β)
- ゴルゴザウルスの兄。初代は地球には存在しない放射能の霧を放ってミラーマンに放射線障害を与えた。
- βも放射能霧を放つが、初代と違って足の裏で敵を吸いつけて上空から落下死させる独自の能力を持つ。空を自在に飛べる。アンドロザウルスの協力で処刑ロケットから脱出したミラーマンのシルバークロスで敗北した。
- 異次元モグラ アリゲーダー
- 第31話に登場。
- 身長:45メートル
- 体重:4万8千トン
- 日本最大のミサイル基地を破壊しようとする怪獣。アロザ同様にミラーマンの光線技を吸収する光物質ガラスを仕込んだ眼を持つ。武器はミサイルのように飛ぶ背中のヒレ。
- 海洋汚染怪獣 シーキラザウルス
- 第32話に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:4万2千トン
- 黄色い毒液を吐いて地球の海の環境を惑星Xと同じ状態にし、全生命体を死滅させようとした。毒液に触れた者を硬直死させる。陸上での活動は苦手。
- 巨大双頭怪獣 ペアモンスキング
- 第33話に初代、第36話にβが登場。
- 身長:89メートル
- 体重:6万5千トン
- 初代は四日市市のコンビナートを襲った2人のインベーダーの合体形態で、ミラーマンを二次元世界に送り返すことが使命。戦力は2つの口から放つ火炎熱線。
- βはミラーマンを太陽に向けて発射される処刑用ロケットに乗せるために出現した。ゴルゴザウルスβと共にミラーマンを襲うが、ミラクルキックに敗れた。初代と異なり、二つの頭部に角はない。
- 弾丸怪獣 スモークネス
- 第34、35話に登場。
- 身長:55メートル
- 体重:3万8千トン
- 球体状になってニュータウンに出現して住民を殺害し、インベーダーに乗っ取らせた。武器は背中から放つ毒ガスと電磁バリア。
- 異次元昆虫 モグラキング
- 第34話、第35話に登場。
- 身長:49メートル
- 体重:3万8千トン
- 地中を移動して東京に地震を起こした。武器はミサイルのように放つ頭部の角と全身から放つ毒ガスと長い尻尾。
- 彗星怪獣 ハレージャック
- 第36話、第37話に登場。
- 身長:48メートル
- 体重:1万7千トン
- 処刑ロケットからミラーマンを救おうとするジャンボフェニックスや、アンドロザウルスを襲う。武器は両手から放つ火炎弾。
- 妖怪怪獣 マグマゴン
- 第38話に登場。
- 身長:53メートル
- 体重:3万9千トン
- 新潟港の防衛基地攻撃のため、日本アルプスの地獄谷に集結していた宇宙船と基地を守る怪獣。武器は人間を白骨化させるガスと両手のミサイル。最後はミラーマンのミラクル・キックで首を切断され、倒された。
- 怪奇大怪獣 サンガーニ
- 第39話に登場。
- 身長:60メートル
- 体重:3万8千トン
- 狼男、吸血鬼、のっぺらぼうに化けたインベーダー3人が合体した。石島にミサイル基地を作ることが使命。武器は両腕に装備された計4本の鞭。
- 暗闇怪獣 シャドウモンス
- 第40話に登場。
- 身長:58メートル
- 体重:4万トン
- インベーダーの街の住人たちが合体した。武器は口から吐く火炎熱線と頭の巨大な4本の角。弱点は光。
- 異次元昆虫 テロリンガ
- 第41話に登場。
- 身長:53メートル
- 体重:3万7千トン
- 地球への移住を始めたインベーダーが変身した。テレポート能力を持ち、異次元空間を自由に往来できる。カブトムシのような角を持つ。
- 宇宙怪獣 インベザウルス
- 第42話に登場。
- 身長:58メートル
- 体重:2万2千トン
- インベーダーの少年が連れていたP48星雲の宇宙恐竜で、犬に化けている。強靭な再生能力を持つ。
- 幽霊怪獣 ゴースト
- 第43話に登場。
- 身長:49メートル
- 体重:4万3千トン
- インベーダー攻撃用ウィルス兵器開発阻止が使命。開発研究員・田宮の娘に化けた女インベーダーが怪獣化した。超音波に弱い。
- 巨大宇宙怪獣 ボアザウルス
- 第44話に初代、第48話に二代目が登場。
- 身長:54メートル
- 体重:3万1千トン
- 初代は高層マンションに不時着した宇宙船を守るため、インベーダー3人が合体して誕生した。巨大な襟巻状のヒレでエネルギーを吸収する。武器は猛毒の牙。
- 二代目は防衛隊の参謀と京太郎を誘拐しようとしたインベーダー4人が合体して誕生した。宇宙船「赤い怪鳥」との連携攻撃を仕掛ける。
- 宇宙怪獣 ブラックゴン
- 第45話に登場。
- 身長:48メートル
- 体重:4万2千トン
- 宇宙怪獣がインベーダーの放った怪光線で巨大化した。武器は口から吐く火炎熱線と両手の鞭。
- キラー怪獣 レッドモンス
- 第46話に登場。
- 身長:62メートル
- 体重:3万1500トン
- 裏切り者のインベーダー・リサの姉・キラーが変身した。武器は角から放つ破壊光線。
- 改造怪獣 ギランダー
- 第47話に登場。
- 身長:50メートル
- 体重:4万1千トン
- ミラーマンに一度負けたが、人類がインベーダーに対抗するためのチャレンジ計画の中核「レーザー・パワー」を装備されて蘇った。
- 吸盤怪獣 イエズ
- 第49話に登場。
- 身長:47メートル
- 体重:3万8500トン
- 宇宙防衛基地を攻撃する宇宙船から出現した。武器は目から放つ破壊光線と背中の2本の鞭、ミラーマンの光エネルギーを吸収する全身の吸盤。鞭は切られてもしばらくは動き続ける。ミラーマンに必殺水平切りで首を切り落とされ、胴体はミラーファイヤーで爆発した。
- 電気怪獣 エレキザウルス
- 第50、51話に登場。
- 身長:49メートル
- 体重:7万トン
- インベーダーによる惑星Xの地球衝突を止めようとする反引力装置の破壊が使命。戦力は2本の巨大な角をスパークさせて放つ高圧電流。最初に基地を襲撃した時は、インベーダーに憑依されたSGM隊員が乗るジャンボフェニックスの援護があったものの、ミラーマンのミラーナイフで角を切断されると、地中へ逃げた。
- その後、デッドキングと共に基地を攻撃するも、ミラーマンのスライサーVで腕を切断された後、ミラクル・キックで首を切断されて絶命した。
- 角獣 デッドキング
- 第51話に登場。
- 身長:52メートル
- 体重:5500トン[注釈 18]
- エレキザウルスに続き、反引力装置を狙う。5人のインベーダーが合体した。武器は頭の角と口から吐く火炎熱線。ミラーマンのシルバークロスで敗北。
- デザインは米谷佳晃が担当した[21]。
その他の怪獣
- 土星怪獣 アンドロザウルス
- 第23、36、37話に登場。
- 全長:95メートル
- 体重:4万5000トン
- 宇宙最強と言われる怪獣で、インベーダーに盗まれた卵を捜して地球に飛来。武器は口から吐く火球と2本の巨大な角。ミラーマンの協力で卵を見つけた。
- 第37話ではJr.とともに、太陽に向かう処刑ロケットからミラーマンを救出する際に、ハレージャックと宇宙船の激しい攻撃を受け、瀕死の状態で地球に墜落し絶命した。
- 数え切れないほど存在する宇宙怪獣の中で、唯一のミラーマンの味方と呼ばれた。
- 土星怪獣 アンドロザウルスJr.
- 第36、37話に登場。
- 身長:94メートル
- 体重:4万4千トン
- 母親と共にミラーマンを処刑ロケットから救出し、地球に送り届けた。
- デザインは米谷佳晃が担当した[21]
SGM
Science Guard Membersの略。インベーダーの地球侵略を察知した御手洗博士によって秘密裏に結成された対インベーダー組織。
本部は御手洗邸の地下30メートルに存在する[14]。第26話でスネークキングによって御手洗邸もろとも破壊されるが、第27話からジャンボフェニックスの格納庫を備えた新基地が登場する。
ユニフォームは青いブレザー。第11話から戦闘時には黒い革製のジャケットを着用する。第32話からは戦闘服とヘルメットに一新される。
- 装備
-
- ソルガン
- 太陽や星の光をエネルギーとする光線銃。御手洗博士の知己である大倉博士が開発した。
- SGMヘルメット[57]
- ユニフォームの一新に伴い装備された。後頭部には隊員のイニシャルが記されている。
- メカニック
キャスト
- 鏡京太郎:石田信之
- 御手洗健一:宇佐美淳也
- 村上浩:和崎俊哉
- 藤本武:工藤堅太郎
- 安田秀彦:杉山元
- 野村由起:市地洋子
- 御手洗朝子:沢井孝子
- 大川一郎:蔵忠芳(第1 - 2・5・6・9・13・15 - 17・26 - 27・50・51話)
- デスク:村上不二夫(第1 - 4・12・22・26・27話)
- 浅井記者:渚健二(第4・8・20話)
- 鏡優子:上月左知子(第8話)
- ミラーマン:西条満(第1 - 37話)、久須美護(第36 - 51話)※第38話からクレジット掲載
- 怪獣:梅田信一(第1 - 25話)、坂本道治(第26 - 51話)ほか
視聴者サービスの告知映像が入ったり(第16 - 18話)、ゲスト出演者の数が多い(第39・47話)といった理由で、レギュラー陣のクレジット枚数が通常よりも少ない回が存在する。その際には、序列の関係上、「村上浩・和崎俊哉 藤本武・工藤堅太郎」の後に「鏡京太郎・石田信之」がクレジットされている[63]。
第30話以降、次回予告の尺が従来の30秒から15秒に短縮された。また最終回前後編では、東條昭平監督の意向でドラマの尺を長くした分、次回予告が無くエンディングテーマが大幅に短縮されており、石田信之と宇佐美淳也が連名でクレジットされている。
声の出演
※ 主な声優関係は仮面ライダーシリーズなどに参加したテアトル・エコーが担当。
- ミラーマンの父:田中信夫(第1・6・14・26・30・49・51話)
- インベーダー:矢田稔(第5話)、納谷悟朗(第8・34・50・51話)、杉山佳寿子(第16話)、中曽根雅夫(第17・26・33話)、槐柳二(第28話)、沢りつお(第29・36話)、谷津勲(第31・38・39話)、辻村真人(第41・42・49話)、平井道子(第43話)、阪脩(第48話)ほか
- その他[64]:八代駿(第1話)、市川治(第19話)、菅原一高(第19話)、山下啓介(第23話)、神谷明(第23話)ほか
- ナレーター:浦野光
スタッフ
- 監修:円谷一
- プロデューサー:満田かずほ、淡豊昭、塚原正弘(円谷プロダクション)、春日東(旭通信社)、別所孝治、八百板勉(フジテレビ)[65]
- 音楽:冬木透
- 撮影:後藤武士、町田敏行、永井仙吉
- 撮影助手:石山信雄
- 照明:小林和夫
- 照明助手:吉野典明
- 美術:菊池昭
- 美術助手:篠川正一
- 小道具:上松盛明
- 記録:黒岩美穂子、松丸春代
- 記録助手:大関恒子、関沢孝子、高木久美子
- 助監督:志村広、北村武司、中島俊彦
- 進行:宇根本工、岩坪優、小久保輝吉
- キャラクターデザイン(ノンクレジット):米谷佳晃、池谷仙克、大沢哲三、高橋昭彦、木目憲悟ほか
- キャラクター造形(ノンクレジット):開米プロダクション、入江プロダクション[注釈 19]、高山良策(キティファイヤーのみ)
- 特殊撮影:古市勝嗣、君塚邦彦、永井仙吉
- 撮影助手:関口政雄、天野健一
- 特殊照明:髙椋康夫
- 照明助手:高野和男
- 特殊美術:大沢哲三 ※メカデザインも担当
- 美術助手:寒竹恒雄、管野幸光、木目憲悟
- 操演効果:小川昭二、塚本貞重、中代文雄、白熊栄次、小笠原亀
- 操演助手:岸浦秀一
- 機電:倉方茂雄
- 合成技術:中野稔、飯塚定雄
- 光学撮影:木村金男、宮重道久、兵頭文造、松本和男
- 助監督:吉村善之、大橋和男、松本清孝
- 記録:鈴木桂子、中西邦江
- 制作主任:塚原正弘、設楽正之
- 編集:柳川義博
- 効果:原清康
- 録音:セントラル録音
- 現像:東京現像所
- 広告代理店:旭通信社
- 制作:円谷プロダクション[注釈 20]
音楽
冬木透は第二次怪獣ブーム時、ウルトラシリーズ(『ウルトラマンタロウ』を除く)や『ファイヤーマン』といった円谷作品のBGMを担当したが、主題歌を作曲したのは本作のみである[注釈 21]。冬木は後年のインタビューで円谷作品の中で本作品が最も表現に悩んだ作品であったと述べている[67]。
また、本作のBGMは『ウルトラマンレオ』や『ジャンボーグA』、『ウルトラセブン1999』にも流用されている[注釈 22]。
主題歌
- ミラーマンの唄(オープニング / 第1 - 29話のエンディング)
- 作詞:東京一 / 作曲・編曲:冬木透 / 歌:植木浩史、ハニー・ナイツ(日本コロムビア SCS-148 ほか、キャニオンとポリドールも同一音源を発売)
- カラオケが録音された時点では間奏がなく、これを元に歌入り版とインストゥルメンタル版が制作された。その後、歌入り版の2番と3番の間にインスト版の2番を間奏として挟み込む形で完成した。そのため、歌入り版とインスト版は、同じ音源を元にしていながら演奏時間が異なっている。
- TVサイズは1コーラス版がオープニングに、若干テンポが異なる2コーラス版がエンディングに使用された。
- 本放映時のオープニング映像は東京キー局と地方局で異なり、東京キー局オンエア版では登場人物の紹介がメインになっていたのに対し、地方局オンエア版ではミラーマンと怪獣の格闘ハイライト映像がメインになっている。
- カヴァー・ヴァージョンに「ミラーマンの歌」と題されたものがあるが、正規版では「ミラーマンの唄」である。
- 戦え! ミラーマン(第30話以降のエンディング)
- 作詞:東京一 / 作曲・編曲:冬木透 / 歌:石田信之、杉山元、市地洋子、沢井孝子、東京荒川少年少女合唱隊(キングレコード TV(H)-2)
- フルサイズでは、4人の出演者はAメロを歌っているが、TVサイズはAメロが丸ごと省略されているため、出演者はサビの最後の部分のみを歌っている。また、TVサイズはイントロのギターの演奏が異なる。
挿入歌
- SGMの唄
- 作詞:東京一 / 作曲・編曲:冬木透 / 歌:クール・ミラーズ
- 歌入り版とインストゥルメンタル版の制作過程は「ミラーマンの唄」と同様。劇中ではインスト版にストリングスの音を追加したものが多用された。
- カヴァー・ヴァージョンに「SGMの歌」と題されたものがあるが、正規版では「SGMの唄」である。
- 朝日に向ってジャンボフェニックス
- 作詞:清瀬かずほ / 作曲・編曲:冬木透 / 歌:コールフェニックス、東京荒川少年少女合唱隊
- 本編で使用されたヴァージョンはレコードに収録されたものとは別テイク。レコード版では歌の中盤までコールフェニックスによるコーラスが入っていない。
放送リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 視聴率 | 登場怪獣・怪人 | ゲスト | 監督 | 特殊技術 | 脚本 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1971年 12月5日 |
1 | ミラーマン誕生 | 27.1 | アイアン | 霧隼人 原信弘 |
本多猪四郎 | 高野宏一 | 若槻文三 |
12月12日 | 2 | 侵略者は隣りにいる | 25.9 | キティファイヤー | 杉本マチ子 三枝美恵子 伊藤漠 中島一男 | |||
12月19日 | 3 | 消えた超特急 | 25.3 | ダークロン | 舟橋元 北川めぐみ 伊藤延弘 原玄三郎 須賀敏夫 |
鈴木俊継 | ||
12月26日 | 4 | コバルト60の恐怖 | 25.6 | マルチ | 中山克己 信沢三恵子 渚健二 池の本和弘 小出宏 中島一男 |
藤川桂介 | ||
1972年 1月9日 |
5 | 怪鳥インベラー現わる! | 23.1 | のっぺらぼう インベラー |
津川透子 杉山渥典 松本敏男 向正人 福井哲也 松永五郎 平沢信夫 |
黒田義之 | 山浦弘靖 田口成光 | |
1月16日 | 6 | 鏡の中の墓場 | 25.7 | キティファイヤー(2代目)[注釈 23] | 梅津栄 邦創典 藤井竜史 北川陽一郎 |
山浦弘靖 | ||
1月23日 | 7 | 打倒!人体侵略作戦 | 22.5 | ゴールドサタン | 石立和男 菱見百合子 宮内順子 山崎純資 小堀明男 |
満田かずほ | 安藤豊弘 | |
1月30日 | 8 | 鋼鉄竜アイアンの大逆襲 | 21.9 | アイアン(2代目) | 上月左知子 浅野進治郎 賀川修嗣 渚健二 |
山浦弘靖 | ||
2月6日 | 9 | 凧に乗って来たマルチ | 16.7 | マルチ(2代目) | 中島一男 福井哲也 下地広栄 |
鈴木俊継 | 藤川桂介 | |
2月13日 | 10 | 時計が止まった街 | 19.0 | インベーダー 重力マシン |
黒木進 沢美鶴 鈴木利秋 池永道洋 佐久間功 |
若槻文三 | ||
2月20日 | 11 | 火焔怪人ザイラスを撃て! | 17.3 | ザイラス | 幸田宗丸 平沢信夫 中島一男 福井哲也 村上豪 堀広幸 |
黒田義之 | 山浦弘靖 | |
2月27日 | 12 | 出たっ!シルバークロス | 18.1 | 新宿ローズ ゴールドサタン(2代目)[注釈 24] |
小柴隆 長谷川誉 逸見政孝 嘉手納清美 細井明美 |
安藤豊弘 | ||
3月5日 | 13 | 笛を吹く魔女 | 17.2 | ノア[注釈 25] | 川崎あかね 劇団こじか 劇団いろは 劇団ひまわり |
山浦弘靖 | ||
3月12日 | 14 | キングザイガーを倒せ! | 19.2 | キングザイガー | 中島一男 福井哲也 村上豪 平沢信夫 五藤雅博 宮田弘子 | |||
3月19日 | 15 | 謎の怪獣スクリーン ―三大怪獣登場― | 16.3 | アイアン(3代目) キティファイヤー(3代目) ザイラス(2代目) 宇宙船(ジャバラ) |
川瀬裕之 内田嵐 伊藤久哉 生田くに子 |
若槻文三 | ||
3月26日 | 16 | 人形怪獣キンダーを追え! | 18.4 | キンダー | 国谷稔 辻しげる 潮万太郎 中山麻里 |
東條昭平 | 矢島信男 | 藤川桂介 |
4月2日 | 17 | 罠におちたミラーマン | 17.7 | カメレゴン | 中沢祥枝 沼田曜一 内田稔 岸井あや子 |
志村広 | 山浦弘靖 | |
4月9日 | 18 | 生きかえった恐竜アロザ | 18.2 | アロザ | 辻直之 美川陽一郎 |
鈴木俊継 | 高野宏一 | 安藤豊弘 |
4月16日 | 19 | 危機一髪!S.G.M | 17.6 | ビッグアイ | - | 黒田義之 | 真野田陽一 | 若槻文三 |
4月23日 | 20 | 二大怪獣出現 ―深海の用心棒― | 17.9 | スフェノドン ダークロン(2代目) |
渚健二 安部徹 |
藤川桂介 | ||
4月30日 | 21 | 恐怖の液体怪獣タイガン | 15.9 | 液体怪物 タイガン |
大泉滉 小高まさる 福井哲也 山内明 林威二郎 |
鈴木俊継 | 矢島信男 | 安藤豊弘 |
5月7日 | 22 | 月面怪獣キング・ワンダーとの死闘 | 14.7 | キング・ワンダー | 染谷利貴 真木沙織 宮川洋一 |
山浦弘靖 | ||
5月14日 | 23 | 土星怪獣アンドロザウルス襲来! | 14.8 | アンドロザウルス | 西川敬三郎 岡部健 佐野哲也 伊藤健 |
黒田義之 | 真野田陽一 | 若槻文三 |
5月21日 | 24 | カプセル冷凍怪獣コールドンに挑戦せよ! | 13.6 | コールドン | 桜井浩子 見明凡太朗 巖金四郎 武田昌之 |
太田昭和 | ||
5月28日 | 25 | 怪獣を探す妖精少女 | 18.3 | ハエブーン ゴキブラー モスゴジラ ダストパン |
溝呂木寿々江 布施幸代 市東昭秀 柳沢紀男 平井政行 大田黒武生 |
鈴木俊継 | 矢島信男 | 安藤豊弘 |
6月4日 | 26 | ミラーマン・絶体絶命! ―二大怪獣登場― | 12.9 | インベーダー スネークキング ハリゴジラ |
岸旗江 青野平義 |
山浦弘靖 | ||
6月11日 | 27 | 総攻撃!S.G.M | 13.4 | ハリゴジラ | - | 黒田義之 | ||
6月18日 | 28 | 殺し屋怪獣からの挑戦状 | 13.8 | キーラゴン | - | |||
6月25日 | 29 | わが友!フェニックス ―二大怪獣対決作戦― | 16.3 | ゴルゴザウルス マヤザウルス |
- | 東條昭平 | 若槻文三 | |
7月2日 | 30 | ミラーマン救出大作戦 | 13.7 | マヤザウルス | - | |||
7月9日 | 31 | 電光石火の必殺技! ―ミラクル・キック登場― | 14.5 | アリゲーダー | - | 黒田義之 | 安藤豊弘 | |
7月16日 | 32 | 今救え!死の海 ―シーキラザウルス登場― | 15.4 | インベーダー シーキラザウルス |
細川俊夫 テレサ野田 草野大悟 向正人 高橋勉 東隆明 福留幸夫 泉たけし 林実一 松阪雅治 石川隆昭 |
志村広 | 佐川和夫 | 若槻文三 |
7月23日 | 33 | インベーダーの海底基地 | 15.9 | ペアモンスキング | - | |||
7月30日 | 34 | S.G.M対ミラーマンの決斗 | 16.2 | スモークネス モグラキング |
小瀬朗 池田マヤ 川野耕司 金子富士夫 |
黒田義之 | 矢島信男 | 山浦弘靖 |
8月6日 | 35 | S.G.M特攻作戦 | 13.8 | モグラキング | - | |||
8月13日 | 36 | 怪獣軍団ミラーマンを襲う ―五大宇宙怪獣激斗!― | 11.9 | ペアモンスキングβ ゴルゴザウルスβ マヤザウルスβ ハレージャック アンドロザウルス アンドロザウルスJr. |
水野英久 芦沢常法 柄沢英二 北川恭子 |
東條昭平 | - | 若槻文三 |
8月20日 | 37 | ミラーマンを太陽へぶちこめ! ―激斗!彗星怪獣対土星怪獣― | 17.2 | ハレージャック マヤザウルスβ アンドロザウルス アンドロザウルスJr. |
水野英久 芦沢常法 | |||
8月27日 | 38 | 地獄谷!妖怪怪獣マグマゴン | 16.0 | マグマゴン | 北島マヤ 立沢雅人 安川勝人 |
黒田義之 | 矢島信男 | 山浦弘靖 |
9月3日 | 39 | 怪奇大怪獣 ―サンガーニ登場― | 14.8 | 吸血鬼 狼男 のっぺらぼう サンガーニ |
小林伊津子 今村直樹 小池栄 大村千吉 今村源兵 内田佳昭 岩田正 |
安藤豊弘 | ||
9月10日 | 40 | インベーダー移住作戦 | 16.1 | シャドウモンス | 服部マリ 松阪雅治 小早川純 |
鈴木俊継 | 大木淳 | 若槻文三 |
9月17日 | 41 | 謎の異次元怪獣 ―テロリンガ登場― | 16.9 | テロリンガ | 服部マリ 大前均 | |||
9月24日 | 42 | 小さなインベーダー ―インベザウルス登場― |
18.3 | インベザウルス | 野島千照 辻しげる 石山克己 |
黒田義之 | 矢島信男 | |
10月1日 | 43 | 打倒!異次元幽霊怪獣ゴースト | 18.4 | ゴースト | 神田隆 中田喜子 |
山浦弘靖 | ||
10月8日 | 44 | 魔の救出大作戦 | 15.4 | ボアザウルス | 井口香利 田中秀門 貫恒美 蔵悦子 |
東條昭平 | 高野宏一 | 若槻文三 |
10月15日 | 45 | 少年と黒い大怪獣 | 14.6 | ブラックゴン | 根本友行 畠山麦 三上剛 |
安藤豊弘 | ||
10月22日 | 46 | 死都に愛の鐘が鳴る | 17.1 | レッドモンス | 山田圭子 津田亜矢子 |
大木淳 | 矢島信男 | |
10月29日 | 47 | 侵略者撃破計画 改造怪獣ギランダー登場 | 14.6 | ギランダー | 天田俊明 宮浩之 武田昌之 上田侑嗣 鹿島信哉 |
藤川桂介 | ||
11月5日 | 48 | 赤い怪鳥は三度来た! | 13.4 | ボアザウルス | 増田順司 中島秀生 |
鈴木俊継 | 高野宏一 | 若槻文三 |
11月12日 | 49 | 怒りをこめたこの一撃 | 12.0 | イエズ | 粟屋芳美 | 安藤豊弘 | ||
11月19日 | 50 | 地球最後の日 | 11.9 | エレキザウルス | 岸旗江 | 東條昭平 | 矢島信男 | 山浦弘靖 |
11月26日 | 51 | さよならミラーマン | 17.8 | エレキザウルス デッドキング |
注記
- 本作のサブタイトルは特殊な表記が多用されており、ナレーションとの不一致も多かったため、リストでは劇中における表記を一次資料として最優先し、可能な限りの再現を試みた。
- 具体例を挙げると、第2話の「侵略者」、第28話の「殺し屋怪獣」、第45話の「黒い大怪獣」には、カタカナの表記がルビの如く記されており、逆に第8・11・16・21 - 24・38・43話のカタカナ箇所には「鋼鉄竜」「火焔怪人」「人形怪獣」「液体怪獣」「月面怪獣」「土星怪獣」「カプセル冷凍怪獣」「妖怪怪獣」「異次元幽霊怪獣」という表記がルビの如く記されていた。
- 第32話のミラーマンの声は、石田がアフレコを無断欠席したため、本編班の助監督(中島俊彦)が代わりに変身後の掛け声を務めており、その件について石田は「今にして思うと役者としては最低の行為で、赤面の至りです」と、後年のインタビューで反省の弁を述べている[68]。
- 第10話でテアトルエコーの声優名がクレジットされているが、出演場面は確認できない。第12話では、複数のゲスト俳優が省略されている。また第32話では、第33話の一部のゲスト出演者が誤ってクレジットされており、第33話に登場する少年を演じた子役はクレジットされていない。少年を演ずるのは『ウルトラマンレオ』第20話で小熊座人 ボック役を務めた小山渚である。
- 本作のスタントは殺陣グループの湯浅剣睦会が担当していた(ノンクレジット)。また、声優の千葉繁は当時、湯浅剣睦会所属のスタントマンとして活動しており、インベーダー役で出演している[69]。
- 第32・33話の特殊技術はクレジット上では佐川和夫と表記されているが、佐川は本作に参加した記憶がないと証言している[70]。
- 第36・37話は特殊技術の担当者が無表記となっているが、『ミラーマン大全』では、本編班の監督を務めていた東條昭平が特撮班の演出も兼任していたと記述しているが[71]、東條自身は特撮班の演出については「記憶にない」とのことである[72]。
- 1972年1月2日は、フジテレビの正月恒例特番であった『新春スターかくし芸大会』(19:00 - 21:26)放送のために休止。
- 北海道地区ではフジテレビ系列局である北海道文化放送 (uhb) が1971年6月に発足しているが、本作は同局が本放送を開始する1972年4月まで、日本テレビ系列で、uhb本放送開始までFNSにも加盟していた札幌テレビ (STV) で放送されていた。
放送局
- 札幌テレビ
- 北海道文化放送 (1972年4月の開局から)
- 仙台放送:日曜 19:00 - 19:30
- 秋田テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 山形テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 福島テレビ:日曜 18:00 - 18:30 (第1 - 42話) → 日曜 18:30 - 19:00 (第43 - 51話) ※先送り
- フジテレビ(キー局):日曜 19:00 - 19:30
- 富山テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 石川テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 福井テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 長野放送:日曜 19:00 - 19:30
- テレビ静岡:日曜 19:00 - 19:30
- 東海テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 関西テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 山陰中央テレビ:日曜 19:00 - 19:30
- テレビ岡山
- 広島テレビ
- 西日本放送:火曜 19:00 - 19:30
- 愛媛放送(現・テレビ愛媛) :日曜 19:00 - 19:30
- テレビ高知
- テレビ西日本:日曜 19:00 - 19:30
- サガテレビ:日曜 19:00 - 19:30
- 沖縄テレビ:日曜 19:00 - 19:30
劇場版
いずれも『東宝チャンピオンまつり』のプログラムの一つとして上映された。
- ミラーマン
- 1972年3月12日公開。第1話「ミラーマン誕生」のブローアップ版。
- ミラーマン 生きかえった恐竜アロザ
- 1972年7月22日公開。第18話「生きかえった恐竜アロザ」のブローアップ版。
漫画
小学館の学習雑誌ほかで、1969年から1970年、1971年から1973年に連載された。
1969年版
ミラーマンのデザインが1971年にテレビドラマ化されたものとは異なる[注釈 26]。キャラクターデザインは、森藤よしひろ。
- 掲載誌
1971年版
テレビドラマとのタイアップで連載。
- 掲載誌
-
- よいこ
- 森藤よしひろ
- 幼稚園
- 林ひさお
- 小学一年生
- 1972年1月号、1月増刊号 磯田和一
- 1972年2月号 - 12月号、9月増刊号 蛭田充
- 小学二年生
- 1971年10月号 - 1972年9月号 いいだひろ詩
- 1972年10月号 - 1972年12月号 かたおか徹治
- 1972年1月増刊号 内山まもる
- 小学三年生
- 1972年1月号 - 1972年7月号 和田じゅんいち
- 1972年8月号 - 1972年12月号 かたおか徹治
- 小学四年生
- 1972年1月号 - 1973年1月号 一峰大二
- 小学五年生
- 1972年1月号 - 1972年12月号 今道英治
- 小学六年生
- 1972年1月号 - 1972年12月号 古館節夫
- 小学館BOOK
- 1972年2月号 - 1972年12月号 蛭田充[注釈 27]
パイロット版
番組の制作決定以前の1971年6 - 7月頃[74][注釈 28]、プロモーションの一環として制作されたもの。ミラーマンDVD-BOX2や単巻DVD.第9巻に映像特典として収録されている。
スタッフ
- 脚本:田口成光
- 音楽:冬木透
- 監督:谷精次
- 制作:円谷プロダクション
キャスト
- 鏡京太郎:柴本俊夫
- ユミ:南沙織[注釈 29]
- 神父:村上冬樹
- 御手洗博士:宇佐美淳也
- 村上良三:南原宏治
- 今野あきお:工藤堅太郎
- 今野由紀:蕭恵美
- 佐賀哲夫:土井武
- 狙撃犯(インベーダー):オスマン・ユセフ、ウィリー・ドーシーほか
- 京太郎の母・霧子の声:平井道子
- ミラーマン(スーツアクター):天野潔
- ナレーター:睦五郎
映像ソフト化
- 1993年2月21日から1994年7月21日にかけて日本コロムビアより単巻(全17巻)VHSが発売。
- 1996年11月21日に日本コロムビアよりLD-BOXが発売。
- 2005年11月23日から2006年1月23日にかけてバップよりDVD-BOXが発売。
- 2011年12月9日から2012年4月21日にかけて東映ビデオより単巻(全10巻)のDVDが発売。
- 2016年3月9日に東映ビデオよりDVD-BOXが発売。
小説
- ミラーマン 鏡の黙示録(1994年)
- 小学館スーパークエスト文庫 ISBN 978-4094401219
- 小説 / 野添梨麻・イラスト / 岡本英郎
- ミラーマンが去って7年後を描いた作品。ミラーマンが去った地球ではSGMも解散して、平和な日々が続いていた。そこへ再びインベーターが地球攻撃を開始。ダークロン、マヤザウルスが現れるなか、鏡の世界から鏡京太郎=ミラーマンが戻ってきた。
派生作品
- ミラーファイト(1974年、円谷プロダクション、東京12チャンネル)
- 本編フィルムのハイライトシーンを抜粋した一話完結形式の番組。月曜日 - 金曜日 18:20 - 18:27に放送。再放送も含めて130回が放送されている。
- ミラーマンREFLEX(2006年、円谷プロダクション、バップ)
- オリジナル劇場公開作品。
- ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
- 本作のキャラクターをモデルとした「ミラーナイト」と「鋼鉄将軍 アイアロン」が登場する。また、本作で主演した石田信之が、二次元の民の声で参加している。
- この映画の影響か、一部書籍では『ミラーマン』に登場した怪獣がウルトラ怪獣と同様に取り扱われ収録されている。
- ミラーファイト2012
- 2012年4月発売のDVD第10巻に収録の映像特典。ミラーマンとミラーナイトの競演も実現。
関連作品
- ジャンボーグA(1973年、円谷プロダクション、毎日放送)
- 番組後半から本作のSGMの村上チーフと安田隊員がレギュラーに。32話にはジャンボフェニックスと野村由起も登場。
- ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
- 怪獣軍団の一員としてダストパンが登場する。
- ガン×ソード
- 主役メカ「ダン・オブ・サーズデイ」のデザインは、ミラーマンをモチーフとしている。
- 天才バカボン
- 第68話「パパはこうして植木屋になったのだ」で授業中に将来の夢を聞かれたバカボンが「ミラーマン」と答えて笑われるシーンがある。さらにその話を家でした際に、バカボンのパパがミラーナイフの仕草をしている。『天才バカボン』第1作のスポンサーは『ミラーマン』と同じく大塚製薬の単独提供である。
- ウルトラマン超闘士激伝
- 本作に登場した怪獣がモブキャラの観客として描かれている。
- ブースカ! ブースカ!!
- 作中作品「ミラクルミラーキング」の名称でミラーマンを流用。
- 新ウルトラマン列伝
- 第9話でミラーナイトに関連する形で本作が取り上げられており、ミラーナイトと対決したアイアロンのモチーフとなった鋼鉄竜アイアンの登場回である第8話の映像が使用された。
- 人気怪獣大パレード(1984年、円谷プロダクション、テレビ東京)
- 平日20:00枠の帯番組『5夜連続シリーズ スーパーTV』で放送。3月28日放送の第3回では本作を放送。
脚注
注釈
- ↑ 『アタックNo.1』の後番組として予定されていた。
- ↑ 裏番組となる『シルバー仮面』で主演した柴俊夫は、このパイロット版でも主演を務めていた。
- ↑ テコ入れによる設定変更以前は、SGMの持つ攻撃兵装は拳銃型の小型光線銃「ソルガン」のみ。第7話で開発過程が描かれ、第11話で初登場。
- ↑ 本作と同じくフジテレビで放映された『スペクトルマン』でも同様の配慮がなされており、書籍『円谷プロ画報』では関連性を指摘している[5]。
- ↑ 黒田は『ミラーマン大全』のインタビューでは、プロデューサーの淡豊昭に誘われたと述べている[7]。
- ↑ シルバー仮面のスポンサーは武田薬品であったため、スポンサーの営業面での競争という側面もあった。
- ↑ 淡プロデューサーの意向によるもの。
- ↑ TBSは本作への対抗策として『シルバー仮面ジャイアント』に題名を変更。ヒーローを巨大化させることでテコ入れを図ったが、番組は5月に終了した。
- ↑ ただし、インベーダーと格闘することも多々あった。
- ↑ スタッフは主人公の「まじめさ」を問題視しており、続編ではこの要素が変えられる予定であった。こちらは『ジャンボーグA』へと生かされることとなる[10]。
- ↑ 後年、講談社x文庫『メーキング・オブ・円谷ヒーロー(1)』におけるスタッフとキャストの座談会で、満田かずほが誇らしげに「まさかこれほど視聴率が取れるとは思わなかった」、「裏はやっつけたし」と語っている。
- ↑ 『ミラーマン大全』では、設定年齢は17歳であると記しているが、完成した作品では、演じた沢井孝子の当時の実年齢に近い雰囲気であると記している[14]。
- ↑ 設定書では10歳としていた[12]。
- ↑ 掛け声は第4話から。第3話までは単に「スパーク」と言っていた。
- ↑ 脚本では「復身」と表記。
- ↑ 決定デザインを担当した前村がミラーマンのデザイナーと紹介されることもあるが、怪獣デザインを担当した米谷佳晃はこれに否定的な見解を示している[19]。米谷は、決定デザインはパイロット版の後に米谷らが挙げた意見を纏めたものを前村が作画したものと推測している[19]。
- ↑ この3体は、スポンサーである大塚製薬の殺虫剤のCMにも登場していた。
- ↑ 米谷佳晃は、この設定では軽すぎるとして自著の中では「5.5万t」と記載している[21]。
- ↑ 開米プロの工房が手狭になったため、スタッフが入江プロに出向していた[66]。
- ↑ エンディングでは「フジテレビ」の名称はクレジットされていない。なお、この後のフジテレビ日曜19:00枠の番組は、1988年3月20日終了の『陽あたり良好!』(アニメ版)まで17年4か月にわたって制作に「フジテレビ」の名称がクレジットされなくなる。
- ↑ 他作品では挿入歌を手がけたものもある。
- ↑ ただし、『ジャンボーグA』の音楽を担当しているのは菊池俊輔である。
- ↑ エンディングのクレジット表記は「キティーファイヤー」。
- ↑ エンディングクレジットでは「ザイラス」と誤表記。
- ↑ エンディングのクレジット表記は「ロボット怪獣」。
- ↑ 鼻や口はなく、顔の中央にゴーグルがあるシンプルなもの。ブルマァクのソフビ人形(2種)のほか、各メーカーからノートや運動靴が販売されていた。
- ↑ 1972年6月号までは同誌で『シルバー仮面』の執筆も兼任していたため、「浅野孝男」名義で執筆していた[73]。
- ↑ 『ファンタスティックコレクション16』p. 12や『全怪獣怪人 上巻』では、7月下旬に撮影開始と記載している[75]。
- ↑ テロップでは「南沙緒」と誤表記。
出典
- ↑ 1.0 1.1 宇宙船SPECIAL 1998, p. 86
- ↑ 大全 2004, pp. 20-23.
- ↑ 3.0 3.1 大全 2004, p. 24.
- ↑ 円谷プロ画報 2013, p. 74.
- ↑ 5.0 5.1 5.2 円谷プロ画報 2013, p. 76.
- ↑ 『大映特撮コレクション 大魔神』(徳間書店)黒田義之の対談より。
- ↑ 大全 2004, p. 261.
- ↑ 大全 2004, p. 135.
- ↑ 9.0 9.1 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房、1995-11-30、87。C0076。ISBN 4-88475-874-9。
- ↑ 大全 2004, p. 235.
- ↑ 『マルサン‐ブルマァクの仕事』
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 12.4 12.5 12.6 12.7 特撮大鑑 1988, ミラーマン設定書
- ↑ 大全 2004, p. 4.
- ↑ 14.0 14.1 14.2 大全 2004, p. 5.
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 大全 2004, p. 6.
- ↑ 大全 2004, p. 169.
- ↑ 大全 2004, p. 139.
- ↑ 18.0 18.1 大全 2004, 小林晋一郎「ヒーロー形態論」
- ↑ 19.0 19.1 米谷佳晃 2014, p. 75
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- ↑ 22.00 22.01 22.02 22.03 22.04 22.05 22.06 22.07 22.08 22.09 22.10 宇宙船155 2016.
- ↑ 23.00 23.01 23.02 23.03 23.04 23.05 23.06 23.07 23.08 23.09 23.10 23.11 23.12 23.13 23.14 23.15 23.16 23.17 23.18 23.19 23.20 23.21 23.22 23.23 23.24 23.25 23.26 23.27 23.28 23.29 23.30 宇宙船156 2017.
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- ↑ 『ピー・プロ70'sヒーロー列伝 (2) 快傑・風雲ライオン丸』 ソニー・マガジンズ、2000-09-21、161。ISBN 4-7897-1551-5。
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- ↑ 大全 2004, p. 181.
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- ↑ 「シルバー仮面 アイアンキング スーパーロボット レッドバロン コミカライズの世界」『シルバー仮面・アイアンキング・レッドバロン大全―宣弘社ヒーローの世界』 岩佐陽一 編、双葉社、2001-08-10。
- ↑ 大全 2004, pp. 26 - 27.
- ↑ 全怪獣怪人 上 1990, p. 146.
参考文献
- 『ファンタスティックコレクションNo.16 ミラーマン・ジャンボーグA・ファイヤーマン - 華麗なる円谷特撮の世界』(1979年、朝日ソノラマ)
- 『X文庫 メーキング・オブ・円谷ヒーロー(1)』(1987年、講談社) ISBN 978-4061901025
- 『巨大ヒーロー大全集』(1988年、講談社) ISBN 978-4061784109
- 『円谷プロ特撮大鑑』 監修:円谷プロダクション、朝日ソノラマ、1988。ISBN 4-257-03252-9。
- 『全怪獣怪人』上巻、勁文社、1990-03-24。C0676。ISBN 4-7669-0962-3。
- 『宇宙船SPECIAL ’70年代特撮ヒーロー全集』 監修 金田益実、朝日ソノラマ、1998-05-30。ISBN 4-257-03533-1。
- 白石雅彦 編著 『ミラーマン大全』 円谷プロダクション監修、双葉社、2004-02。ISBN 978-4575296525。
- 大石真司・江口水基・島崎淳・間宮尚彦 『円谷プロ全怪獣図鑑』 小学館、2013年。ISBN 9784096820742。
- 『円谷プロ画報』第1巻、竹書房、2013。ISBN 978-4-8124-9491-2。
- 『大人のウルトラマン大図鑑 第二期ウルトラマンシリーズ編』 マガジンハウス〈MAGAZINE HOUSE MOOK 大人のウルトラシリーズ〉、2014-01-25。ISBN 978-4-8387-8882-8。
- 米谷佳晃 『華麗なる円谷特撮デザインの世界 ミラーマン☆ジャンボーグA 米谷佳晃デザインワークス 1971〜1973』 講談社、2014-04-14。ISBN 978-4-06-364953-6。
- 中村宏治 『円谷プロ作品超兵器大研究』 マイナビ、2014-04-23。ISBN 978-4-8399-5029-3。
- 『オール・ザット ウルトラマンタロウ』 ネコ・パブリッシング〈NEKO MOOK〉、2016-07-14。ISBN 978-4-7770-1925-0。
- 取材・文 鶯谷五郎「70's円谷怪獣リスペクト検証 栄光の怪獣王国、狂乱のデザイン史」宇宙船(ホビージャパン)
- 「[第3回] シリーズ初の専任デザイナー・米谷佳晃の革新と核心」、『宇宙船』vol.155(WINTER 2017.冬)、ホビージャパン、2016年12月29日、 pp.102-107、 ISBN 978-4-7986-1360-4。
- 「[第4回] 円谷怪獣に新境地を切り拓く、米谷佳晃の挑戦と苦悩」、『宇宙船』vol.156(SPRING 2017.春)、ホビージャパン、2017年4月1日、 99-103頁、 ISBN 978-4-7986-1434-2。
- 「[第5回] 「超獣」生みの親・井口昭彦、その怪獣デザインと特撮美術の相乗効果」、『宇宙船』vol.157(SUMMER 2017.夏)、ホビージャパン、2017年6月30日、 pp.100-103、 ISBN 978-4-7986-1482-3。
外部リンク
- ミラーマン - ウェイバックマシン(2012年7月17日アーカイブ分)
- ミラーマン(円谷特撮ヒーローシリーズ) - 円谷プロ・作品紹介ページ
フジテレビ系列 日曜19:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
アタックNo.1(アニメ版)
(1969年12月7日 - 1971年11月28日) |
ミラーマン
(1971年12月5日 - 1972年11月26日) |
|
フジテレビ系列 大塚製薬一社提供枠 | ||
アタックNo.1(アニメ版)
(1969年12月7日 - 1971年11月28日) |
ミラーマン
(1971年12月5日 - 1972年11月26日) |
なし
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