ミヤマキリシマ

提供: miniwiki
移動先:案内検索


ミヤマキリシマ(深山霧島、Rhododendron kiusianum

ツツジ科の常緑低木で,霧島山や雲仙岳など九州の高地に生える。ヤマツツジ (山躑躅) の高山型とされる。山頂付近では高さが 10cmぐらいにしかならないが,低いところでは 1mほどになる。枝は密に分枝する。葉は長楕円形で長さ 1cm弱と小さく,下面脈上には褐色の毛がある。5~6月に,数個の花を枝先に散形に開く。花冠は漏斗状で普通は紅紫色をしている。