マリエとやま
| マリエとやま MARIER | |
|---|---|
| 店舗概要 | |
| 所在地 |
〒930-0003 富山県富山市桜町一丁目1番61号 |
| 座標 | 東経137度12分50.3秒北緯36.7005度 東経137.213972度 |
| 開業日 | 1987年（昭和62年）9月12日[1] |
| 施設管理者 | 富山ターミナルビル株式会社[1] |
| 営業時間 |
10:00 - 20:00 （6階のみ11:00 - 23:00） |
| 駐車台数 | 344台台 |
マリエとやま（英: MARIER）は、富山県富山市桜町一丁目1番61号にある複合商業施設である。通称はマリエ。
Contents
概要
かつて国鉄官舎のあった電鉄富山駅近隣に、1987年（昭和62年）9月12日開業した地上7階建ての商業施設である[1][2]。西日本旅客鉄道（JR西日本）の関連会社である富山ターミナルビルにより、富山駅構内のきときと市場とやマルシェと共に運営が行われている[3][4]。10代後半から30代の女性を主な購買層としている[5]。本館の南西側の角にマリエ第2ビル（MARIER 2）があるが、かつては白倉第六ビルという別個の建物であったため、本館とは直接連絡通路等が設けられておらず、一旦外に出て入る必要がある[6][7]。北隣には電鉄富山駅ビルESTA（エスタ）が隣接し、当ビル4階から連絡通路で結ばれている[8]。
当ビルは昭和63年度富山県建築賞に入賞した[9]。
沿革
- 1982年（昭和57年）11月7日 - 富山駅周辺整備事業の一環として、駅東側の国鉄官舎を取毀す工事を開始する[10]。
- 1985年（昭和60年）
- 1986年（昭和61年）7月24日 - 富山ターミナルビルの起工式を挙行する[13]。
- 1987年（昭和62年）
- 1999年（平成11年）3月4日 - 客層を20代の女性に絞り、全館を改装する[16][17]。また携帯電話店及び英会話塾が入居する[18]。
- 2005年（平成17年）11月18日 - 3千万円の費用を以て店舗を改装し、主として食品及び銘産品等を販売する一角を「おみやげ・スイーツShokkan」と命名する[19]。
- 2007年（平成19年）
- 2008年（平成20年）3月3日 - 旧白倉第六ビルを改装し、マリエ第2ビル「MARIER 2」を開業する[7]。同ビルには英会話塾イーオン、藤岡園（茶店）等が入居する[7]。
- 2014年（平成26年）3月8日 - 改修工事を完了し、竣工記念式典を行う[22]。またスターバックスコーヒー等の店舗が入居する[23]。
- 2015年（平成27年）
各階案内
1階（レディスファッション・デイリーフーズ）
主たる入居テナントは以下の通りである[28]。北陸銀行及び富山第一銀行のATMがある[28]。
- スターバックスコーヒーマリエとやま店（平日は午前7時より午后10時、土日祝は午前8時より午后10時）
- ローソンマリエとやま店（24時間営業）[29]
- 能作（雑貨店）
- 神戸屋キッチン
- 富山百貨サクラスイーツ＆ポエム
- トゥモローランド（洋服）
- リュテス（鞄）
- プールサイド（靴）
- 銀座かねまつ（靴及び鞄）
- ザ・キッス（装飾品類）
- ジュピター（珈琲豆等）
- 私の部屋（家具小物類）
2階（レディスファッション・コスメ）
主たる入居テナントは以下の通りである[30]。
- 示野珈琲（喫茶）
- ルゥデルゥ（靴）
- ファンケル（化粧品類）
- オムニパス（洋服）
- ラチェルカ（時計）
- オルビス・ザ・ショップ（化粧品）
- バークレー（靴）
- インデックス（洋服）
- テチチ（洋服）
- アルカリ（洋服）
- エリフェ（洋服）
- トゥデイリュクス（装飾品類）
- リュクスヒルズハイフォーユー（洋服）
3階（レディスファッション）
主たる入居テナントは以下の通りである[31]。
- 靴下屋
- フォルムプラス（洋服）
- ローリーズファーム（洋服）
- ロペピクニック（洋服）
- マリークヮント（洋服）
- オッズ・オン・コンプレックス（洋服）
- ノーザリー（下着）
- サモンサモスモス（洋服）
- ボナジョルナータ（洋服）
- エルティープライム（洋服）
- セポスターチス（洋服）
4階（メンズ・レディスファッション）
主たる入居テナントは以下の通りである[8]。電鉄富山駅ビルエスタへの連絡通路がある[8]。
5階（書籍・生活雑貨・クリニック）
主たる入居テナントは以下の通りである[32]。
- 清明堂書店
- 無印良品
- メニコンミル（コンタクトレンズ）
- スリーコインズ（雑貨）
- ラフィネ（按摩）
- ルネ（雑貨）
- マリエ眼科
- 山崎歯科診療所
6階（レストラン＆カフェ・マリエ献血ルーム）
主たる入居テナントは以下の通りである[33]。
- マリエ献血ルーム
- ポムの樹（オムライス）
- 実演手打うどん杵屋
- 岡万（釜飯）
- だいこくや（和食）
- とんかつ新宿さぼてん
- 茶フェサララ（喫茶店）
- ドラゴンレッドリバー（中華料理）
- カプリチョーザ（イタリア料理）
7階（富山県旅券センター・富山県民小劇場オルビス）
主たる入居テナントは以下の通りである[34]。
- 富山県旅券センター
- 富山県民小劇場ORBIS（オルビス）
- パスポートスタジオ（証明写真）
富山県民小劇場ORBIS（オルビス）
劇場中央の円形床面ステージ（舞台）のほか、+35 cm〜-15cmの範囲で昇降し、ステージや観客席をフレキシブルにレイアウトできる10分割の床面を持つ円形劇場である[35]。また中央の円形床面ステージは回転舞台として使用できる[35]。その他、施設概要は以下の如くである[35]。
- 総面積 193m²（舞台・観客席）
- 舞台・観客席 床面多面割昇降機構付
- 床面昇降装置 10分割中9台（可変量+35cm〜-15cm）
- 中央円形床面 速度可変回転テーブル（直径4.2m）
- 観客席 約100席〜220席
第2ビル（MARIER 2）
1階
主たる入居テナントは以下の通りである[36]。
- 藤岡園（茶葉等）
2階より4階
主たる入居テナントは以下の通りである[36]。
- 英会話イーオン
8階
主たる入居テナントは以下の通りである[36]。
- エターナル・ラビリンス（脱毛サロン）
交通アクセス
鉄道
- 西日本旅客鉄道（JR西日本）富山駅より徒歩1分[37]
- 富山地方鉄道電鉄富山駅より徒歩1分[37]
- 富山地方鉄道富山市内軌道線電鉄富山駅・エスタ前停留場より徒歩30秒[37]
- 富山ライトレール富山港線富山駅北停留場より徒歩7分[37]
バス
自家用車
- 立体駐車場は344台を収容可能であり、駐車料金は1時間までは300円、それより後は30分経過毎に100円を追加する[37]。ただし、マリエとやま内で2000円以上の消費をなした者は2時間内の駐車料金が無料となる[37]。
脚註
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 『鉄道ジャーナル』第21巻第14号、鉄道ジャーナル社、1987年12月、 118頁。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 富山地方鉄道編、 『富山地方鉄道70年史 この20年のあゆみ』 、2000年（平成12年）9月、富山地方鉄道
- ↑ 3.0 3.1 3.2 「富山ターミナルビル、テナント109店決まる――愛称はマリエとやま」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1987年（昭和62年）5月9日、日本経済新聞社
- ↑ 4.0 4.1 会社概要 - 富山ターミナルビル
- ↑ 5.0 5.1 “熱い富山、金沢は静か 北陸の百貨店、専門店が秋の陣へ フェリオ開業、マリエ改装”. 北國新聞 (北國新聞社). (2007年8月21日)
- ↑ マリエ第2ビルのご案内 - マリエとやま
- ↑ 7.0 7.1 7.2 「北陸3県商業施設春の出店・改装、「男性」「ファッション」強化、若者消費に活路」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、2008年（平成20年）3月5日、日本経済新聞社
- ↑ 8.0 8.1 8.2 4Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ “昭和63年度 第19回富山県建築賞受賞作品名簿”. 公益社団法人富山県建築士会 (2012年8月25日). . 2015閲覧.。
- ↑ 「電鉄富山駅東側の国鉄旧宿舎撤去作業始まる――富山駅周辺整備事業の一環」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1982年（昭和57年）11月7日、日本経済新聞社
- ↑ 「富山駅前再開発の”核”の概要公表、ターミナルビルと電鉄富山駅ビルが62年春に開店」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1985年（昭和60年）7月18日、日本経済新聞社
- ↑ 「富山駅前、立体駐車場が完成」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1985年（昭和60年）11月29日、日本経済新聞社
- ↑ 「富山ターミナルビル、7月24日に起工式を実施」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1986年（昭和61年）7月25日、日本経済新聞社
- ↑ 「マリエとやま文化センター、国際交流施設ずらり――パソコン駆使、情報広場も」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1987年（昭和62年）8月14日、日本経済新聞社
- ↑ 「日本海側最大の「マリエとやま」、富山に大型駅ビル――九月開店、ファッション中心」、『日経流通新聞』14頁、1987年（昭和62年）5月25日、日本経済新聞社
- ↑ 「「駅前の顔」が装い新たに 来月4日、マリエとやま」、『朝日新聞』富山、1999年（平成11年）2月18日、朝日新聞社
- ↑ 「マリエとやま、改装オープン」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1999年（平成11年）3月5日、日本経済新聞社
- ↑ 「NOVA、北陸で初、携帯電話などの販売店、富山駅前に出店」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、1999年（平成11年）3月2日、日本経済新聞社
- ↑ 「富山駅前ビルのマリエ、改装開業」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、2005年（平成17年）11月19日、日本経済新聞社
- ↑ 「マリエとやま、隣接ビル取得、来月、本体も改装」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、2007年（平成19年）8月3日、日本経済新聞社
- ↑ 「北陸の商業施設、秋のリニューアル競う、マリエとやま11店を新規導入」、『日本経済新聞』地方経済面北陸8頁、2007年（平成19年）9月1日、日本経済新聞社
- ↑ マリエとやま改修完了 新幹線開業へ態勢整備 - 2014年（平成26年）3月8日、北日本新聞
- ↑ マリエ改装、新たに6店 3月7日オープン - 2014年（平成26年）2月13日、北日本新聞
- ↑ 「マリエとやま全面改装」北日本新聞 2015年3月2日5面
- ↑ 25.0 25.1 マリエとやま全面改装 新規テナント13店出店 - 2015年（平成27年）3月2日、北日本新聞
- ↑ 26.0 26.1 マリエとやま3月1日改装オープン 新規13店、北陸初も3店 - 2015年（平成27年）2月3日、北日本新聞
- ↑ 無料ＷｉＦｉ、富山駅周辺で来月14日開始 全県でエリア拡大へ - 2015年（平成27年）2月10日、北日本新聞
- ↑ 28.0 28.1 1Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ ローソンマリエとやま - ローソン
- ↑ 2Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ 3Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ 5Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ 6Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ 7Fフロアガイド - マリエとやま
- ↑ 35.0 35.1 35.2 施設のご案内 - 富山県民小劇場ORBIS
- ↑ 36.0 36.1 36.2 マリエ第2ビルのご案内 - マリエとやま
- ↑ 37.0 37.1 37.2 37.3 37.4 37.5 37.6 37.7 交通アクセス - マリエとやま