ホンダ・シビック
260px 10代目 | |
販売期間 | 1972年7月12日- |
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ボディタイプ |
2/4ドアセダン(初代) 2ドアクーペ(5代目以降) 4ドアノッチバックセダン(2代目-) 3/5ドアハッチバック(5代目、6代目は3ドアのみ。日本国内向け8代目は3ドアのタイプRのみ。、9代目国内向けは5ドアのタイプRのみ) 5ドアライトバン(初代-4代目) 5ドアステーションワゴン(2代目、9代目) |
駆動方式 | 前輪駆動/四輪駆動 |
シビック (Civic) は、本田技研工業が生産及び販売している乗用車である。欧州ではCセグメントに、アメリカ合衆国ではコンパクトカーにそれぞれ区分されている。
Contents
- 1 概要
- 2 初代 SB1/SG/SE/VB型(1972-1979年)
- 3 2代目 SL/SS/SR/ST/VC/WD型(1979-1983年)
- 4 3代目 AG/AH/AJ/AK/AT型(1983-1987年)
- 5 4代目 EF型(1987-1991年)
- 6 5代目 EG型(1991-1995年)
- 7 6代目 EK型(1995-2000年)
- 8 7代目 EU型(2000-2005年)
- 9 8代目 FD型(2005-2010年)
- 10 9代目 FB型(2011-2015年)
- 11 10代目 FC/FK型(2015年-)
- 12 車名の由来
- 13 姉妹車
- 14 派生車
- 15 脚注
- 16 関連項目
- 17 外部リンク
概要
昭和47年(1972年)に販売が開始され、世界各国で販売されるホンダの世界戦略を担う基幹車であり、ホンダ乗用車の中でも最も長く同一車名で販売されている車である。初代から7代目までは小型乗用車の分類に属しており、3ドアおよび5ドアハッチバックと4ドアセダン、代によってはワゴンやクーペが設定される等の幅広いボディ展開を持つ。8代目から3ナンバーサイズの普通自動車にボディサイズが拡大された。
エンジンは初代より現在にいたるまで直列4気筒エンジンを搭載しているが、排気量は1.2Lから徐々に拡大され、現在は2.0Lガソリンエンジンのほか、2.2Lディーゼルエンジンやガソリン電気ハイブリッドなどが搭載されている。なお、欧州向けには現時点でも初代と同様の1.4Lもラインナップされている。それらのエンジンは横置きに搭載され、7代目の一部グレードからエンジンの回転方向が時計回り[1]から逆方向に変更され、合わせて搭載方向が左右逆になった。
駆動方式は初代より前輪駆動を基本としており、3代目から7代目までには四輪駆動も存在した。なお、日本国内向けのものは平成22年(2010年)8月31日にガソリンエンジン搭載車の、同年12月中にハイブリッドの生産を終了したことから、初代から8代目で38年の日本での歴史に一旦幕を閉じることとなったが[2]、平成29年(2017年)7月27日に(10代目をベースとした)4ドアセダンと5ドアハッチバック(「type R」を含む)の投入を再開することを正式発表、同年9月29日から日本国内向けの販売が再開された。尚、北米向け輸出用の生産は、三重県の鈴鹿製作所にて行われている。
2代目から7代目モデルでは、ホンダが公式に定めたキャッチコピーに基づく愛称が存在し、広告宣伝でも使用されていた。
初代 SB1/SG/SE/VB型(1972-1979年)
軽自動車であったN360とライフはヒットはしたもの、その後小型車である1300を発売するが北米では低迷することになる。北米と日本とで厳しい排ガス規制が行われることになり、そんな中でのシビックの発売となった。
1972年7月12日にデビューした。ライフを拡大したようなデザインにし、前後のオーバーハングを切り詰め、ホイールベースを長くし、居住性を高めている。当初はイギリスのミニなどのように、2ボックススタイルながらハッチバックではなく、独立したトランクを持つショートファストバックの2ドアセダンのみであった。エンジンはSOHC 1.2Lで、60PSを発生した。トランスミッションは4速MTのみであった。
1972年8月31日に、3ドアハッチバックシリーズと上級グレード「GL」(2ドア/3ドア)を追加した。GLのエンジン出力は9PSアップの69PS。1973年5月に、「無段変速」のスターレンジを持つ2速半自動変速機「ホンダマチック」仕様車を設定した。またGLには日本車で初めてリアワイパーが搭載された[3]。1973年12月13日に、排出ガス浄化技術であるCVCCを採用した1.5Lモデルを追加した。ただし、この時点では、1.5LであってもCVCCでないエンジンも選べた。また、1.5Lモデルは従来の1.2Lよりノーズが延長された。同時にユーザーから要望の高かった4ドアセダン(2ボックス(ショートファストバック、ノッチレス)スタイル)を追加した。4ドアのエンジンは1.5Lのみであった。
1974年10月に、シビック初のスポーツモデル、「1200RS」をラインナップに追加した。5速MTが装備され、エンジン出力は76PSまで上げられた。ホンダは"RS"は「ロードセーリング[4]」の略としている。これはオイルショックや排気ガス問題などの社会的事情からスポーツモデルが認可されにくく、運輸省(当時)を睨み回避した[5]との説がある。
1974年11月に、5ドアライトバンモデルである「シビックバン」を追加した。1975年8月20日に、全車CVCCエンジン化に合わせて「1200RS」は廃止され、後継として「1500RSL」が登場した。1976年5月に、4ドアセダンに1.2Lエンジン搭載車を追加した。1977年9月、4ドアセダンをハッチバック化した5ドアを追加した。1978年6月、1.2Lエンジンを1.3Lに拡大。4ドアセダンを廃止した。
マスキー法などの厳しい排ガス規制や第4次中東戦争が原因で起こった1973年の第一次オイルショックを背景に、CVCCを搭載したシビックは世界的な大ヒット車となり、ホンダ・1300の大失敗で四輪撤退が囁かれていたホンダを立ち直らせた。日本では大型なトヨタ・クラウンや日産・スカイラインなどに乗っていたユーザーをシビックに乗り換えさせる現象を起こした。ちなみに本田宗一郎は、岩倉信弥がデザインしたシビックを「おんもろしていいね」と、ニコニコして誉めたという。その後初代「CIVIC CVCC」は、米国自動車技術者協会(SAE)AUTOMOTIVE ENGINEERING誌から『20世紀優秀技術車 70年代版』を受賞する(『絶版日本車カタログ』三推社・講談社89頁参照)。
2代目 SL/SS/SR/ST/VC/WD型(1979-1983年)
- 1979年7月18日、通称「スーパーシビック」にモデルチェンジがおこなわれた。ボディは当初3ドアハッチバックのみであった。搭載するエンジンは、EJ型1.3L(68PS/10.0Kg·m)とEM型1.5L(80PS/12.3Kgf·m、「CX」のみ85PS/12.3Kgf·m)をラインナップした。
外観は先代から引き継ぐ台形プロポーションであるが、インパネ付近には過去にない新たな試みがいくつか見られ、特に、初代プレリュードから引き継がれた、速度計と回転計を同軸に統合し、メーターの回転軸部分の上に各種警告灯を並べた「集中ターゲットメーター」を、3/5ドア「SE」と4ドア「CL」以外に採用し話題となった。
またメーターの他にも、メーターサイドにコンパクトにまとめられた、特徴的なダイヤル選局式AMラジオ(ロータリー・チャンネル式ラジオと呼ばれ、スーパーシビック専用形状となる)など、他の車には余り見られないような意匠が存在する。またこの型から、ダッシュボード吊り下げ式クーラーではなくビルトイン式エアコンがオプションで用意され、車体備え付けの空調パネルでコントロールできるようになった。他にも通常モデルより5PSハイチューン(85PS/12.3Kgf·m)なエンジンを搭載したホットモデル「CX」も登場。オーバーライダー付きバンパーとオレンジ色の専用外装色も相まって人気となった。
1.3L(70PS/10.7Kgf·m)のエンジンと4速MTを搭載し、2つのグレードを用意。国内月販1,000台を予定していた。
発売当初に用意されたボディカラーはソリッドの白、赤、黄色のみで、テールゲートに木目調ステッカーが張られ、バンモデルとの識別点の一つとなっている。ボディサイドの幅広い範囲を飾る木目調サイドパネルは、発売記念として1,500台は標準装備、以降はディーラーオプションで用意されていた。エンジンはEM型(CVCC)SOHC 8バルブ1.5Lで最高出力80PS、トランスミッションは5速MT/スターレンジ付ホンダマチック(Lレンジ付手動変速)が選べ、サスペンションメカニズムは、前/マクファーソンストラット、後/半楕円リーフリジッドとバンモデルそのもので、乗り心地等の改善のため、セッティングが変更されたのみである。
装備面では、背もたれの折りたたみと4段階のリクライニングが出来る専用リヤシート、運転席横のボタンを軽く押すだけでテールゲートのロックが解除できる電磁式テールゲートオープナー、有名な集中ターゲットメーターも装備される。 計画では国内月販1,000台を予定していたが、発表当初はステーションワゴンの市場も成熟しておらず、装備内容もグレード展開も限られたものであり、販売も振るわなかった。
- 1980年6月10日には、1.3Lモデルに72PSのCVCC-IIエンジンとホンダマチック車にO.D付を採用。チャイルドプルーフロック付リヤドア、ELR付3点式フロントシートベルトなど、安全装置を中心に装備が強化された。
- 1980年7月31日には、1.5Lモデルも1.3Lモデルと同様の変更を受ける。グレード「CX」は運転席フットレスト装備した。
- 1980年9月10日には、3ボックス・ノッチバックスタイルの4ドアセダンが追加され、若干ではあるが3ドアモデルより高級志向であった。サンルーフ装備の3ドア「CX-S」追加した。
- 1981年10月には、マイナーチェンジで全モデル共フロントライトが丸から四角に変更され、フロント部を中心に若干のボディデザインの変更を行った。グレード「CX-S」はタイヤサイズが165/70SR-13になり、サンルーフが標準装備された。シビックカントリーでは、サンルーフはオプション装備であった。インパネは新クリフカットからフルトレイ型、ラジオがインパネ下部取付の電子チューナーになるなど内装/装備面でも変更が加えられる。翌年再びマイナーチェンジされ、リヤコンビネーションランプも変更された。
- このモデルからワンメイクレース「シビックレース」[6]が開催されるようになった。
なお、オーバーライダー付きのモデルは全長が4.0mを僅かに超え、フェリー料金に差を生じた。また、初代より若干のサイズアップをしたところ、輸出先のアメリカでは「狭い」という逆の評価を受けてしまった。これは初代の後席は狭過ぎるゆえに人が乗る場所ではなく荷物置き場とみなされたが、サイズアップした事からかえって人が乗る場所と認知されてしまったからである。エッジの効いたシャープなスタイルが流行となる中、どこか垢抜けないずんぐりした形が受け入れられず、CXのスポーツ性は好評であったものの、モデル全体としては初代に比べて日本国内での販売は振るわなかった。他車種の不振と相まって、業績に影響を与えることになった。
3代目 AG/AH/AJ/AK/AT型(1983-1987年)
- 1983年9月22日、この車のボディーの特徴である「マン・マキシマム・メカ・ミニマム:MM」の設計哲学のもと、通称「ワンダーシビック」にモデルチェンジした[7]。4ドアセダンと5ドアハッチバックシャトルは3ドアから1ヶ月遅れの10月20日から販売された。同一の商品名でありながら、3/4/5ドアの各々に専用のプラットフォーム(フロアパンおよびボディシェル)を採用している。
- エンジンは、当初 EW型 1.5LとEV型 1.3LのSOHC CVCC 12バルブエンジンが搭載された。
- 1.3L仕様はヘッドライトの形状が違い、「23L」、 「33U」、「53U」、「プロ」などはライトが引っ込んでいる。また、初期のアメリカ仕様は法規制により規格角形ライトであるため、これらと同じ顔つきをしている。ただし、後期型には異形ヘッドライトの「33L」があるため法則が若干崩れている。なお、逆に1.5L仕様のうちシャトル「55M」のみ規格角形ライトを持っている。
- ホンダとして初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している[7]。
- 3ドアハッチバック車は1984年度グッドデザイン大賞を受賞している。これは自動車としては初の大賞受賞である[7]。
- 1984年10月24日に追加されたZC型 1.6L DOHCを載せた「Si」は、全日本ツーリングカー選手権 (JTC) などのレースにおいても用いられ、走りのよさから若者や走行性を重視する層の支持を得た。ボンネットには、エンジンのカムカバーとの干渉を避けるためS800以来のパワーバルジが付けられた。シビックのスポーティイメージの源流となったモデルといえる。なお、北米仕様にも「Si」というグレードがあったが、日本仕様とは異なり、DOHCエンジンではなく「25i」と同じSOHCエンジンを搭載している。
- 1985年2月22日には、4ドアセダンにも「Si」が追加設定された。こちらにはパワーバルジは存在しない。
- 1985年9月25日、マイナーチェンジ。3ドアはフロントバンパー大型化、「Si」と1.5L仕様のリアガーニッシュをテールライト同色に変更。4ドアはフロントグリルおよびサイドマーカーの形状変更。トランクリッドの開口部がテールライト上からバンパー上となり、これに伴いテールライトなどのデザイン変更。5ドアはフロントグリル変更。「Si」3/4ドアとも、シースルー型ヘッドレストに変更。また、フロントガラスは合わせガラスへ変更され、ホンダマチック車について、「Si」と1.5L仕様はロックアップ機構付き4速フルオートマチック、1.3L仕様も同機構付き3速フルオートマチックへ変更により、燃費が改善された。
- シャトルは、その使い勝手の良さとデザインからアパレルメーカーをはじめとするファッション業界で大いに使用されることとなった。
- モデルライフ途中の1985年に旧ホンダ店がプリモ店とクリオ店に分割されたため、経過措置として次期型にモデルチェンジするまではクリオ店でも扱っていた[8]。
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無限MOTULシビックSi
4代目 EF型(1987-1991年)
- 1987年9月9日、通称「グランドシビック」にモデルチェンジがおこなわれた。外見上のデザインは、ヒラメをモチーフにしたと伝えられる。ボディラインナップは先代同様、3ドア・4ドア・5ドア(シャトル)の3種類。同一の車名および型式だが、5ドアのみ専用のプラットフォームを採用する一方、3/4ドアについては先代と異なりフロアパンの前半部分のみを共通化している。
- スポーツモデルでもある「Si」とその豪華仕様である「Si-EXTRA」を除き、グレード名は数字とアルファベットの組み合わせとなり、十の位は3ドアが「2」、セダンが「3」、シャトルが「5」、一の位は1.3 Lが「3」、1.5 Lが「5」、1.6 Lが「6」、その後にインジェクション車が「i」、デュアルキャブ(ツインキャブ)車が「X」、シングルキャブ車は装備内容別に「L」、「U」、「R」、「M」のいずれかが付くようになっており、それらの表示がバックドアまたはトランクリッドにデカールで表記され、サイドデカールと含めて各グレードの識別点となっている。
- また、3ドア車以外ではリアルタイム4WD(ビスカスカップリングを使ったスタンバイ式四輪駆動)も用意され、こちらは「RT」で始まるグレード名が付く。
- このころからJTCでの戦いが激化し、それに呼応するように市販車もパワー競争が激化した。3ドア最高グレードである「Si」に搭載されたZC型エンジンは130PS/14.7kg·m(ネット値)になり、4ドアセダン「36i」「RTi 4WD」、5ドアシャトル「56i」「RTi 4WD」には「Si」と同じZC型のヘッドを16バルブSOHCに換装した専用エンジンを用意し、120PS/14.5kg·mを発生するようにした。その他のSOHCエンジンも全て16バルブ/センタープラグ配置となった。主力であるD15B型1.5Lエンジンにはインジェクション仕様がなかったものの、91PS/12.1kg·mを発生するシングルキャブレター仕様の他に、105PS/13.2kg·m(3ドアMT)100PS/12.8kg·m(3ドアAT/4,5ドア)を発生するCVデュアルキャブレター仕様も設定され、当時の平均的なライバル車をしのぐ軽快な加速をした。この頃からトランスミッションの特性とのマッチングを図るためMT車とAT車ではエンジン出力特性を変更(カムプロフィールを変更)してある。
- トランスミッションは前輪駆動車が5速MT/ロックアップ付電子制御4速ATとなり、ATは一気に進化をした。セダン四輪駆動車には悪路での走破性を高める目的でスーパーローが付く5速MTか、ローホールド機能が付くロックアップ付電子制御2Way4速ATが用意された。シャトル四輪駆動車には初期はスーパーロー付5速MTのみが採用され、後になって、セダン/シャトルとも四輪駆動+ATが選べるようになった。
- また、この代から、3代目アコードと同様の、アッパーアームをタイヤの上に配置した特徴的なダブルウィッシュボーン式サスペンションを、シャトルの商用モデルである「シビック プロ」をも含む全グレードで4輪に採用した。
- その他装備面でも、前席のヘッドレストを外して後席とフラット化できるシートの採用、内装質感の大幅向上、パワーステアリング/パワーウィンドウ/カラーガラスの採用グレードの拡大、一部グレードにプッシュ式ヒーターモード切り換えスイッチやリヤヒーターダクト、オプションながらオートエアコンを用意したり、ポケット/トレイ類の各種ユーティリティの多数採用など、充実した内容となっている。
- 1988年8月の改良では、AT車にシフトロックシステムを装着、車内用バックブザーが付いた。
- 1989年9月21日にマイナーチェンジ。若干ボディ剛性向上が図られている。外観はボンネット/テールランプ回りを中心に若干のフェイスリフトも行われ、内装はダッシュボードのメーター周りデザインを中心に変更になった。
- AT車には、メーターにシフトポジションインジケーターが付いた。
- 四輪駆動でオプションの4wA.L.B(アンチロック・ブレーキ・システム)との組み合わせを選んだ場合にだけ、駆動システムがビスカスカップリングで前後を繋いだだけのリアルタイム4WDから「INTRAC」というより進んだシステムに変更になった。四輪駆動で4wA.L.Bを選ばない場合は変速機の種類を問わずリアルタイム4WDとなる。
- 3ドアにはインテグラ(DA型)に搭載されていたB16A型 1.6L DOHC VTECエンジンが搭載された。当時1.6Lクラス最高の160PSを誇ったこのエンジンを搭載したグレード名は「SiR」となった。フロントバンパーおよびヘッドライトの形状が変更され、ボンネット中央部と両フェンダー部の関係を従来の凹から凸としたため、「Si」のボンネットのパワーバルジは削除された。リアバンパー、リアパネルやリアコンビランプも若干変化している。
- 4ドアもフロントバンパー、ボンネットおよびフェンダーの形状が変更され、ボリューム感が増した。ヘッドライトは細目の4灯になった。リアパネルやリアコンビランプも若干変化している。ZC型エンジンの「Si」(前輪駆動) と「RT-Si」(四輪駆動) が追加設定された。
- 北米仕様に関しては初期型に似た姿のままであったため、バンパー、ボンネット等日本仕様との外観の違いが大きくなった。
- セダン後期型では、警ら用のパトカーとして活躍した。
- また、EF型シビックは生産時期が長く、5ドアシャトル/プロは3ドア/4ドアがEG型にモデルチェンジ(1991年)した後も継続生産され、さらに3ドア/4ドアがEK型にモデルチェンジ(1995年)した翌年の春、オルティア/パートナーが発売されるまで正規のカタログモデルとしてラインナップされていた。また、4ドアセダンをベースに当時提携関係にあった英オースチン・ローバー・グループ(ARG)(現 MGローバー)との共同開発にてボディ強化と吸音材の増強、各種装備の高級化とボディのリデザインをして、上級車種「コンチェルト」が生まれた。このモデルは英ローバーにも提供され、ローバー・400シリーズとして生産されていた。
5代目 EG型(1991-1995年)
- 1991年9月10日、通称「スポーツシビック」にモデルチェンジ。4ドアセダンには、このモデルから「シビックフェリオ」の名称が付けられた。 型式はE-EG。外観は、ブラジルのサンバをイメージしてデザインされ、ハッチバックはミニの様に一部分のみ開くリヤゲートを採用した。
- 搭載されるエンジンは、B16A型が170PS(AT車は155PS)に強化された。また、新開発のVTEC-E仕様(リーンバーンエンジン)を搭載した低燃費指向の「ETi」、SOHCで吸気のみ可変するVTEC仕様を搭載した「VTi」というグレードが登場した。ちなみに、シングルキャブレター仕様の「EL」,「ML」,「MX」とVTEC仕様の「ETi」,「VTi」,「SiR」とでは内装形状が異なり、乗車定員も「EL」,「ML」,「MX」は5人乗りで、VTEC仕様は4人乗りである。
- サスペンションには先代(EF型)と同様に、4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションが採用された。先代はサスペンションストロークが不足しており[9]、当時にしてはかなり贅沢な方式を採用していたにもかかわらず、比較的高いスピードで大きな段差にあうと姿勢を乱していたのに対し、この5代目はストロークを大きくとることで、荒れた路面での乗り心地やうねりのある路面での追従性が大幅に向上しており、これまでのシビックの中で最も優れた乗り味とハンドリングを実現している。このスポーティイメージから高い人気を得ることとなった。
- EG型発売当初は、「EL」,「MX」,「ETi」(5速MTのみ),「VTi」,「SiR」,「SiR II 」のグレードで販売されていたが、翌年にはD15B型シングルキャブレター仕様(91PS)の「ML」と「ETi」の4速AT車が追加された。
- シビックとして2度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
- 南アフリカでは、4ドアに1.8Lエンジンを搭載し、「バラード」として発売されていた。なお、南アフリカではメルセデス・ベンツと同一の工場で生産されていた。
- スポーツモデルはVTECエンジンが標準化し、ZC型搭載の「Si」はラインナップから削除された。しかし、1992年にはシビック20周年記念車として「Si」が限定発売された。
- ホンダ・オブ・アメリカ生産の「シビッククーペ」が用意され、日本にも輸入されている。初期はトランスミッションは4速ATしか選べなかったが、後になって5速MTが導入された。
6代目 EK型(1995-2000年)
- 1995年9月4日、通称「ミラクルシビック」にモデルチェンジがおこなわれた。型式はE-EK。主力モデルの3ドア「VTi」/フェリオ「Vi」のエンジンは、従来のVTECとVTEC-Eを統合し、低燃費高出力を実現させた3ステージVTECに進化し、オートマチックトランスミッションは、ホンダマルチマチック(HMM)と呼ばれるCVTが搭載された。(「EL」と「SiR」は、4速ATである。)
- 先代の3ドア車の欠点だった後席の居住性は、ボディサイズの拡大やフェリオと同じホイールベースの長さ(2,620mm)にすることで改善された。
- 3度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
- 1997年8月22日に追加された「タイプR」では、排気量は1.6Lのままながら、B18C型と同じ高さのブロックを用いた「B16B」エンジンを搭載し、エンジンは185PSを発生するに至った。これと同時に3ドア「SiR II」およびフェリオ「Si II」がそれぞれ「SiR」および「Si」となり、従来レースベースモデルであった「SiR」および「Si」は廃止された。
- 南アフリカには1.8Lモデルが存在する。
- 1998年6月に、環境に優しい天然ガス(CNG)を燃料とするフェリオベースの「シビックGX」を販売開始した。クーペと同様にアメリカで生産され、型式はEKではなく、クーペ(後述する「Si」を除く)同様のEJである。
- 1998年9月3日にマイナーチェンジ。新排ガス規制に対応したため型式が変わり、GF-EK型となった。外観はヘッドライト、グリルおよび前後バンパーの変更、室内ではオーディオスペースが前期の1DINサイズから2DINに拡大された。
- 北米仕様シビック・クーペの後期には「Si」(EM1)が設定していた。これは、北米におけるシビックで初めてのスポーツグレードである。
欧州仕様 MA/MB/MC型(1995-2001年)
ローバーと共同開発し、イギリスのスウィンドン工場で生産された5ドアハッチバックとワゴンタイプの「エアロデッキ」が欧州専用仕様として誕生した。基本的にはローバー400と同じだが、車体のフロントと後ろのライトやグリルのデザインが異なり、エンジンも自社製を積んでいる。ローバーは高級感を訴求、シビックはシンプル志向で市場での競合を避けている。
前期モデルは前から見ると、同時期に売られていたドマーニと同じデザインであり、車内のインパネなども同じであるが、車体の後ろ半分の設計は全くの別物である。
後期モデルになるとフロントデザインを一新して当時ホンダの主流になりかけたペンタゴングリルを採用、また当時欧州で知名度が上がってきた現代自動車とHのエンブレムが間違われるようになり、エンブレムのサイズを約2倍大きくして差別化を図り、「エアロデッキ」が追加された。 インテリアではローバー400のインパネと同一のものになり、ウッドフェイシアを配すデザインが採用され、高級感が増している。 エンジンは1.4L・1.5L・1.6L・1.8Lがあり、1.8Lは国内で3代目インテグラに搭載されていたB18Cを搭載し、最高出力165PS・最高速度220km/hと、かなりのスポーツ仕様であった。
なお、3ドアハッチバック、4ドアセダンおよびクーペについては他地域と同様な仕様[10]を発売しており、3ドアハッチバックのトップグレードは「1.6VTi」で、日本仕様の「SiR II」と基本的に同モデルであるが、主な相違点は
- エンジンイモビライザー標準装備
- エアコンが日本仕様の「EL」「タイプR(初期型)」同様のマニュアルタイプ
- 「TypeR」エンブレムが貼られているパネルにはデジタル時計が備わる
- センターコンソール非装着
- 日本仕様ではオプションだったサンルーフ、ABS、両席エアバッグ、キーレスエントリー、アルミホイールが標準装備
- 「DOHC VTEC」ステッカーがなく、リアには「HONDA」「VTEC」エンブレムが装着される
- 運転席にシートリフターが装備されている(日本仕様フェリオ「Si II」と違い電動ではない)
- Honda Civic front 20071205.jpg
5ドアハッチバック
- Honda Civic rear 20071205.jpg
5ドアハッチバック(リア)
- Honda Civic Kombi.jpg
エアロデッキ
- 1998-2000 Honda Civic Aerodeck rear.jpg
エアロデッキ 、リア
7代目 EU型(2000-2005年)
- 2000年9月13日、通称「スマートシビック」にモデルチェンジがおこなわれた。型式名は5ドアはEU、4ドアフェリオはES。5ドアEUにはインパネシフト、ウォークスルーが可能なフラットフロアを採用し、トールワゴンに近い高効率パッケージングによって広大な室内空間を実現している。当初5ドアモデルとフェリオのみのラインナップとなった。なお主に北米向けに2ドア・クーペ(EM型)、欧州向けに3ドアハッチバック(EP型)が存在している。
- 4度目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している[11]。
- 2001年12月6日に追加された「タイプR」(EP3型)は、イギリスから輸入されて販売している。
- 2001年12月13日には、フェリオをベースにしたハイブリッドカーのシビックハイブリッド(ES9型)が発売された。専用エアロパーツ、専用アルミホイールなどを装備する。
- 2003年9月18日マイナーチェンジを受け、内外装の大幅なデザイン変更を実施した。5ドアにもフェリオ同様にスポーツグレードXSが用意され(反対にフェリオはスポーツモデルが廃止)、マニュアルシフトができる7速CVTが採用されている。またこのマイナーチェンジで5ドアからD15B型のモデルが消滅し、D17A型 1.7L VTECエンジン 130PSに一本化された。走り志向の「XS」ではトレッドが広げられ、16インチタイヤとなりホイールハブが5穴に変更され、EU系の5ドアで初めて4輪ディスクブレーキが採用された。
- 7代目シビックは先代モデル同様に世界的なベストセラーであったが、日本国内での販売は2001年6月のフィット登場以降は低迷した。
欧州仕様 EU/EP型(2001-2005年)
先代のMA/MB/MC型同様イギリス・スウィンドン工場で、日本仕様と同様の5ドアハッチバックと3ドアハッチバックが生産された。エンジンは1.4L・1.6L・2.0Lのガソリンエンジンほか、ポーランドのいすゞ製1.7Lのディーゼルエンジンが搭載された。
欧州では良い評価を獲得し、イギリスだけでも毎年約3万5,000台を販売、コンパクト3ドア市場では1位の座を得た。
欧州仕様の「タイプR」は日本仕様とエンジンやサスペンションの設定などが異なり、またLSDも装備されていない。シートはレカロ製ではなく、座面が調整可能なバケットタイプのシートが採用された。他社の同クラスの車と比較し、性能と価格共に優れ、生産された3ドアの3台に1台は「タイプR」という、異常な売り上げを記録した。なお、次期型が出るまで販売は継続された。
- 7th Gen Civic Hatch.JPG
3ドアハッチバック
8代目 FD型(2005-2010年)
- 2005年9月22日にフルモデルチェンジを行った。7代目の5ドアハッチバックが販売不振だったこと、カテゴリがフィットと同じであることから、日本ではハッチバックが廃止され4ドアセダンのみの販売となった。合わせて、フェリオの名称も廃止された。駆動方式は前輪駆動のみとなり、四輪駆動は廃止された。月間目標販売台数は2,500台(ノーマルエンジンが2,000台、ハイブリッドが500台)と発表された。
- アコードがアッパーミドルセダンへ移行したことからミドルセダンへとクラスアップし、全幅は最近のワイド化の流れにのって1,755mmと3ナンバーサイズとなった[12]。なお、カナダにおいて販売されているアキュラ・CSXモデルは、北米以外での仕様のシビックと同じデザイン。下記にあるように北米仕様は全く別のデザインに衣替えされているので、一応差別化はされている。ホイール取付け穴が(ハイブリッドを含め)全て5穴になった。
- エンジンは新開発のR18A型1.8L i-VTECを搭載した。「可変吸気量制御」i-VTECにより部分負荷時に2個のうち1個の吸気バルブを遅閉じするミラーサイクルを採用し、従来のD17A型エンジンよりも低燃費を実現している。スピードメーターとタコメーターを分割した「マルチプレックスメーター」が特徴的なデザインである。ミッションは、1.8Lはクラス初の5速AT(1.8Gには5速マニュアル車も設定)、ハイブリッドはCVTが搭載された。
- ワイパーは対向式が採用され、雨天時の視認性が向上している。
- フェリオ時代から設定されていた教習車仕様は、3ナンバーになっても引き続き設定されている。
- 2006年4月6日、アコードに搭載されているK20A型 DOHC i-VTEC 2.0Lエンジンが追加され、5速ATにマニュアル感覚でギアチェンジができるパドルシフトを搭載したSマチックを採用している。
- 2006年8月24日 - ホンダがベトナムで四輪車事業を開始し、その最初の車種として発売開始された。製造はハノイ郊外の新工場にて行われる[13]。
- 2006年9月28日に一部改良を行なった。「2.0GL」にクルーズコントロールを、「1.8GL」にパドルシフトを標準装備した。
- 2007年3月28日には、225PSのK20A型エンジンと専用スポーツサスペンションを搭載した「タイプR」が復活した。「シビックタイプR」史上初の4ドアセダンである。
- 2008年9月5日にマイナーチェンジを行なった。新たに「1.8GL」と「2.0GL」に「Sパッケージ」、ハイブリッド「MX」に「スタイリシュパッケージ」が設定された。エクステリアでは、精悍さとスポーティな印象を与える新デザインのフロントグリルとフロントバンパーを採用し、また 新形状のリアコンビネーションランプを採用した。オプションのフォグランプも形状変更されている。インテリアでは、質感の高い上質なファブリックシートを採用した。
- 2010年9月を以ってシビックの日本仕様が販売終了した。
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北米/南米/香港/中国仕様 FA/FG型
8代目では北米ホンダブランド専用のデザインを採用した。K20Z3型 197hp(147kW) エンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTでヘリカルLSDも採用されている。
また2006年2月8日に「シビックSiセダンコンセプト」をシカゴオートショーで発表した。これはクーペ「Si」と同様の仕様のセダンであり、同年秋に「シビックSiセダン」として北米で発売された。2007年には無限が手がける「シビック Mugen Si Sedan」が発表され、約1,000台が生産された。
カリフォルニア州など一部州で販売するCNG燃料の「GX」も先代に続いて用意され、エンジンは1.7Lから1.8Lになり最高出力113hpとなっている。
ブラジルでは2007年からE20-25(20-25%エタノール含有ガソリン)からE100(含水エタノール)に対応したフレックスフューエル対応モデルが生産されており、リアのグレード名を表すエンブレムの下に「FLEX」と記されている。 フレックスフューエル対応モデルは、右フロントフェンダーにガソリンサブタンクが装備されており、始動性の悪いエタノール燃料注入時の始動を補助している。
香港仕様は日本国内製のFA1型4ドアセダンで、外観は北米仕様に準じるが右ハンドルである。グレードは、R18A型エンジンを搭載する1.8 Deluxeと1.8 VTiが用意された。
中華人民共和国では東風本田汽車が製造・販売を行った(中国名:思域)。2006年3月20日に発表され[14]、4月22日から発売を開始した[15]。基本的には北米仕様と同一の内外装を持つが、4ドアセダンのみが展開された。なお、中国では2011年に9代目に切り替わっているが(後述)、東風ホンダは2012年4月22日にFD型をベースとする自主開発車「CIIMO」(シーモ、中国名:思銘)を発表した。エンジンはR18A型 1.8L i-VTECのみ。価格は11.18万元-11.98万元と、シビックよりも安価に設定されている[16][17]。
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USA 2ドア Si
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USA 4ドア 前期
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BRAZIL 4ドア 後期 フロント
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BRAZIL 4ドア 後期 リア
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中国仕様 フロント(後期)
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中国仕様 リア(後期)
欧州仕様 FK/FN型(2005-2012年)
先代に続きイギリスで3ドアと5ドアハッチバックを生産。フィットで使われているグローバル・スモールプラットフォームを使用しており、エンジンは欧州市場専用フィット用の1.4L i-DSIと日本と同じ1.8L i-VTECの他、トップレベルの環境と運動性能を実現する2.2L DOHC i-CTDiディーゼルエンジンを採用し、ミッションは6速MTとi-SHIFTと呼ばれる6速セミオートマチックトランスミッションがある。
安全面では6つのエアバッグ、ABS、VSA、EBD(各輪独立制御)やブレーキアシストなど標準装備。内装はエアコン・ステレオやカーナビの情報を表示する7インチディスプレー、アルミのペダルやタコメーターの真ん中に車の状況を表示する3インチディスプレーなど豪華な装備が標準でついており、後部座席はフィットのULTRシートを採用し、エアウェイブのスカイルーフのような装備設定もある。ホイールベースが短い3ドアモデルは1年遅れて発売され、こちらは1.8L i-VTECの「タイプS」というサスペンションの設定がスポーツ志向になったグレードと2.0L i-VTECを積んだ「タイプR」とがある。このうちタイプRは2009年8月に「シビックタイプR EURO」として日本国内で発売されることが発表され、同年11月5日より、2,010台の台数限定で販売を開始し、翌2010年11月には一部改良を加えた「2010年モデル」が1,500台限定で発売された。
オーストラリア市場では、4ドアセダンをタイ工場から輸入し、3ドア(タイプR)と5ドアハッチバック(Si)はイギリスから輸入された車両を販売した。 オーストラリアで販売されたイギリス製造の車両はISO規格に準じているため、ライトスイッチが左側で、ワイパースイッチが右側の配置となっている。
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3ドアハッチバック (フロント)
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3ドアハッチバック (リア)
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インテリア
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5ドアハッチバック (フロント)
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5ドアハッチバック (リア)
9代目 FB型(2011-2015年)
9代目シビックは2010年の投入が予定されていたが、市場動向の変化やアメリカの燃費規制の強化などにより、大型化する予定だったボディサイズの見直しなどの商品設計の変更が行われ販売が2011年に延期と報道された。[18]。2010年12月14日に、9代目シビックのデザインコンセプトモデルを2011年1月に行なわれる北米国際自動車ショーに出展することを発表した[19]。同時に、2011年春に北米で発売する予定も発表された。
2011年4月20日に、ニューヨーク国際オートショーで市販車両が発表され、同時にアメリカでの販売が開始された。モデルは大きく分けて、ガソリン車、低燃費ガソリン車「HF」、ハイブリッド車、スポーツ車「Si」、CNG車「ナチュラルガス」の5種類が設定されている[20]。また、この代から海外専売モデルとなった。
ボディサイズは先代と比較し、全長がわずかに短くなったが、全幅と全高はほぼ同一であり、エクステリアデザインはクリーンで流れるような「ワンモーション」、「モノフォーム」デザインで、スマートでエアロダイナミックにという先代のコンセプトをより洗練させている。Aピラーをより傾斜させたことに空力が向上し、より細くすることで視認性を向上させた。ボディへの高張力鋼板の使用率が先代の50%から55%に増え、10%の剛性アップや車両重量の7%の軽量化に寄与している。安全装備として、モーションアダプティブEPSやVSAが、全車に標準装備された。
インテリアでは「スマートインターフェイス」アプローチにより、計器類は重要性の高いものをドライバー目線の高い位置に、重要性の低いものを下に配置し、エアコン、オーディオなどのスイッチ類もグループ化して配置した。5インチLCDを持つ「i-MID」(intelligent Multi-Information Display)は、ベースグレードの「DX」以外に標準され、様々な情報を表示する。低燃費運転を支援するエコアシスト機能が「Si」以外に標準装備され、アメリカではハイブリッドモデル以外では初搭載となった。室内は先代より容積も増え、前席のショルダールームや後部座席のレッグルームが広がった。下位グレードのオーディオは160w 4/6スピーカー、上位グレードは360w 7スピーカーのシステムで、両方ともストレージをつなげるUSB端子が付く。
ガソリン車のグレードは「DX」、「LX」、「EX」、「EX-L」の4種類あり、搭載されるエンジンは、デュアルステージインテークマニホールド付きの4気筒 SOHC 1.8L i-VTECで、最高出力140hp/6,500rpm、最大トルク173Nm/4,300rpmを発生する。組み合されるトランスミッションは、5速ATと5速MTの2種である。AT仕様の燃費は、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)規格の市街地/高速道路/複合の各モードで、28/39/32mpgとなっている。
低燃費、ハイバリュー仕様である「HF」(High Fuel-economy)は、「LX」と「EX」の中間と位置づけられ、エンジンは標準ガソリン車と変わらないが、トランスミッションは5速ATのみで、専用15インチ軽量アルミホイールや専用スポイラーが装着され、さらに専用空力パーツで空力を向上させるなどにより、EPA高速モードの燃費が39mpgから41mpgに向上している。
ハイパフォーマンスモデルである「Si」は、先代から排気量がアップされ、4気筒 DOHC 2.4L i-VTECエンジンが搭載される。最高出力201hp/7,000rpm、最大トルク230Nm/4,400rpmで、先代より馬力は4hp、トルクは42Nmアップした。トランスミッションは6速MTのみで、ヘリカルLSDが装備される。 「Si」の装備として、エクステリアではフォグライト、スポーツサスペンション、17インチホイールと215/45R17タイヤ、センターLEDブレーキランプ付きボディ同色トランクリッドスポイラー、クロームエギゾーストテールパイプなどがあり、インテリアでは計器上段に独自のレブリミットインジケーターがあり、6つのライトでシフトタイミングを知らせる他i-VTECの切り替えで光るエンゲージライトもある。i-MIDにはパワーメーターと呼ぶエンジンのステータスなどを表示する機能が追加され、その他アルミシフトノブ、アルミペダル、赤刺繍スポーツシートなどが専用装備となる。
CNG車は先代までの「GX」から「ナチュラルガス」に名前が変更される。エンジンはガソリン仕様と同様の4気筒 1.8Lであり、最高出力110hp、最大トルク143.5Nmで、先代と比較して4,000rpm以下のトルクが向上し、燃費も向上している。天然ガス対応のためフューエルインジェクター、インテークバルブ、エギゾーストバルブ、バルブシートなどが専用仕様となり、圧縮比はガソリン仕様の10.6から12.7に高められており、強化コンロッドや専用ピストンが適用される。 生産はインディアナ工場(HMIN)、カナダアリストン工場で行われ、天然ガス仕様はインディアナ工場のみで生産される[21]。2012年モデルは、2011年11月のロサンゼルスオートショーにおいて、アメリカの自動車誌『グリーンカー・ジャーナル』の編集者らが選ぶグリーンカー・オブ・ザ・イヤーに選定されたことが発表されている[22]。
中国では2011年9月16日、成都モーターショーにて発表され[23]、10月29日から発売を開始した[24]。
韓国向けは、2011年11月3日にホンダコリアによって発表され、1.8Lの「LX」と「EX」、そして「ハイブリッド」の計3種が発売される。
2012年2月オーストラリア市場に新型が導入。先代同様4ドアセダンはタイ工場から輸入し、5ドアハッチバックはイギリスから輸入された車両を販売している。先代同様イギリス製造の車両はISO規格に準じているため、ライトスイッチが左側で、ワイパースイッチが右側の配置となっている。
日本向けは、当初2012年に発売が予定されていたものの、2013年秋に予定されているフィットのフルモデルチェンジの際にセダンが追加されるため、日本では発売される可能性はなくなった。[25]なお、このセダンについては、翌2014年12月にグレイスとして発売されることが発表された。
シビックはアメリカの小型車市場の販売台数で首位となっている。また米国道路安全保険協会の安全テストで、ボルボ・XC60とともに最高点を獲得した[26]。
2013年モデルではモデル2年目にしてビッグマイナーチェンジを受けた。 セダンはエクステリアデザインが一新されており、ホンダではより若々しくプレミアム感を向上させたとする。フロントは大開口低重心のワイドバンパーや新デザインのボンネット、ハニカムグリルを採用。リアもバンパーやトランクリッド、テールランプが変更された。EX、EX-Lモデルでは新デザインの16インチホイールが採用された。 内装では新トリコットヘッドライナーなど、よりソフトな素材を多用、質感を向上させた。サスペンションやステアリングのリチューンや、ライドコンフォート性能の向上、室内静寂性の向上も行われている。 安全面では新世代の衝突安全ボディであるACE II(Advanced Compatibility Engineering II)を採用した。フロントサイドエアバッグでは新たに過剰なエアバッグの展開圧力による乗員の負傷リスクを減らすSmartVentが採用された。 シビックハイブリッドでは前方衝突警報(FCW)や車線逸脱警報(LDW)を標準搭載した。ブルートゥースハンズフリーリンクやリアビューカメラ、Pandoraインターフェイス、SMSテキストメッセージ機能、ステアリング・ホイールオーディオコントロールが全モデル標準装備となった。
クーペモデルのエクステリアの変更点はないが、翌年にフロントフェンダーのプレスが丸みを帯びたものに変更された。
標準装備の大幅強化にもかかわらずメーカー希望小売価格は160ドルの値上げに抑えている。
2014年モデルでのマイナーチェンジにより、ガソリン仕様の5ATがCVTに置き換わった[27]。5ATよりレシオレンジは22%拡大、EPA燃費は市街地で2mpg、総合で1mpg向上、HFモデルでは高速モードも1mpg向上している。7インチタッチスクリーンコントローラーや広角ドラミラー、ブラインドスポットディスプレイLane Watchなども標準、オプション設定された。ナチュラルガスモデルではレザートリム仕様が追加された。
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南米仕様 フロント
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南米仕様 リア
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シビッククーペ フロント
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シビッククーペ リア
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2013年モデル リア
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2013年モデル リア
欧州仕様(2012年-2015年)
2011年9月13日に、欧州仕様(5ドア)をフランクフルトモーターショーにおいて発表し[28]、2012年1月より販売を開始した。デザインコンセプトは「クリーン・ダイナミック」で、求められる環境性能とホンダの活力を表している
[29]。先代の持つ未来的デザインをキープしつつ、洗練さとエレガントさをプラスしたデザインとなっている。ロー アンド ワイドなモノフォームデザインとして具現化しボディサイズは先代と比較して全高が20mm低くなり、全幅が10mm拡大した。先代同様センタータンクレイアウトを採用している。初期のデザインスケッチは航空機のブレンデッドウィングボディや低抵抗水着などから着想を得ており、バンパーやフェンダーラインがシームレスにボディと融合する流れるようなデザインを目指した。空力にも力が入れられ、CdA値は先代より約10%低減した。特徴的なリアコンビネーションランプはリアスポイラーと統合されており、リアウィンドウ下端の延長やCピラーを約100mm後方に移動させることなどと合わせて先代での課題だった後方視認性を改善している。先代ではなくなったリアワイパーが再び搭載された。ディーゼルエンジンモデルではフロントグリルに電動シャッターグリルを採用している。エンジン水温、車速、外気温よりシャッターグリルを自動開閉することにより、空力性能と冷却性能を両立させた。リアサスペンションは室内スペースとマジックシートの重要性から車軸式を継続するも、先代より大幅に改良され、液封コンプライアンスブッシュや新ウレタンダンパーマウントを採用。トレーリングアームはより肉厚になり、先代シビックタイプR採用品を上回る剛性を確保した。インテリアも、先代の未来的デザインを踏襲しつつ、品質が高められた。ロードノイズなどの室内騒音低減に力が入れられ、対策は室内だけでなくシャシーやエンジン周りなど多岐に渡る。搭載されるエンジンは、1.4Lと1.8Lのガソリンエンジンと2.2Lのディーゼルエンジンの3種類だが、2012年末には新型の1.6L直4ディーゼルエンジンモデルが追加、2.2Lディーゼルと置き換えられた。1.6L i-DTECディーゼルエンジンは、EARTH DREAMS TECHNOLOGYを採用し、第4世代のギャレット製ターボチャージャー、ボッシュ製ソレノイド式インジェクターの組み合わせで、最高出力120PS/4,000rpm、最大トルク300Nm/2,000rpmを発生、クラストップレベルのトルクを誇る。重量も同社2.2Lディーゼルエンジンより47kgの軽量化を果たしており、こちらもクラス最軽量を謳った。アイドルストップ、エコアシストを標準装備する。組み合わされるトランスミッションも新設計の6速MTで、そのほかに搭載車にはサスペンションやステアリングレシオの調整が行われ、室内ノイズ低減のためのアクティブノイズキャンセレーションも採用された。すべてのエンジンに6速MTが準備され、5速ATは1.8Lモデルのみ選べる。2012年より本モデルをベースとした「Civic WTCC」が世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦している。
- 2012年2月、オーストラリア市場で販売開始。
- 2012年7月、ニュージーランド市場で「ユーロ・シビック」として販売開始。
- 2013年からは、ホンダコリアを通じて1.8L 5速AT仕様が韓国市場でも販売を開始した。
- 2014年モデルではマイナーチェンジが行われ、高速走行時のEPSの制御を改善、前後ダンパーセッティング、リアサスペンションのトー角、キャンバー角も調節された。外観では後部ドアウィンドウ下部プライバシーガラスが追加されるなど、内装も含めて細かな改良がされた。
- Tiago Monteiro 2012 WTCC Race of Japan (Qualify 2).jpg
Civic WTCC
シビックツアラー
2013年のフランクフルトモーターショーにおいて、ステーションワゴンであるツアラーを発表した。欧州専用車種として2014年に発売を予定している[30]。
欧州の顧客ニーズや環境に合わせて欧州のR&Dチーム主導で設計が行われた[31]。Cセグメントで最もコンパクトで全高の低いワゴン、荷室容量はクラストップレベルとホンダでは述べている。
デザインは5ドアシビックとほぼ共通で、全長は5ドアと比較し275㎜拡大、荷室容量(リアシートアップ、トノカバーまで)は5ドアシビックの477リットルから624リットルに増えている。リアドアサッシは5ドアシビックより17㎜持ち上り、リアクォーターウィンドウガラスはDピラー部を覆う「フローティングルーフ」デザインとなっている。空気抵抗低減のためツアラー独自のリアスポイラーが採用されている。
走行性能ではザックス製CDC 1XLリアアダプティブダンパーを量産車で世界初採用[32]、EPSもツアラー独自のチューニングが施された。エンジンは1.6Lディーゼルと1.8Lガソリンの2種類。
10代目 FC/FK型(2015年-)
2015年のニューヨーク国際オートショーで、10代目シビックのコンセプトカーを発表。2ドアクーペ(北米市場のみ)、4ドアセダン、5ドアハッチバックが用意される。8代目・9代目では地域によって大きく異なっていたボディタイプは今回再び統一された。2017年7月に日本での発売を正式発表し、日本市場においては8代目の販売終了以来、7年ぶりに再投入されることになった。
これまでは、ノーマル車をベースにして、「後付け」の性能強化でタイプRを開発してきたが、今回は最初の設計段階でノーマル車とタイプRモデルを同時開発し、ノーマル車の走行性能のレベルアップとタイプRの実用性の拡大を両立させている。
- 2015年10月
- 北米で10代目シビック(セダン)の製造を開始。11月12日に販売を開始した。
- 2016年3月
- クーペの販売開始。
- 2016年4月12日
- 中華人民共和国で東風本田汽車が10代目シビック(思域)を発売開始[33]。
- 2016年9月
- 北米市場で5ドアハッチバックの販売開始。
- 2017年1月13日
- この日開幕した「東京オートサロン2017」で、ハッチバック、セダン、TYPE Rの3モデルのプロトタイプを日本初公開した。日本では夏の発売予定がアナウンスされた[34]。なお、セダンは埼玉製作所寄居工場生産の国産車、ハッチバックならびにタイプRは英国(ホンダUKマニュファクチャラーズ)生産の輸入車となる。
- 2017年6月23日
- 日本でHondaホームページ上に新モデルに関するスペシャルサイト(ティザーサイト)を公開。公式発表の時期を7月下旬とすることも発表された[35]。
- 2017年7月27日
- 日本での発売を正式に発表。発売は9月29日からとなる[36]。
- タイプ体系は、「ハッチバック」、「セダン」、「タイプR」で、各ボディタイプ1種のみ(モノグレード)となる。トランスミッションは「ハッチバック」はCVTと6速MTの2種類を設定、「セダン」はCVTのみの設定、「タイプR」は6速MTのみの設定となる。
- 「ハッチバック」と「セダン」の日本向け仕様においては、専用チューニングを施した1.5L VTEC TURBOエンジンのみの設定となるが、ボディタイプによって搭載されるエンジンが異なっており、「ハッチバック」は排気流量を増加させるためにセンターエキゾーストシステムを採用し、プレミアムガソリン仕様とすることで高出力・高トルクに設定したL15C型を、「セダン」はレギュラーガソリン仕様のL15B型がそれぞれ搭載されている。なお、「ハッチバック」・「セダン」共に「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、「平成27年度燃費基準+10%」を達成する。
- 「ハッチバック」は、カーゴエリアカバーを左右どちらからでも巻き取りや引き出しが可能な世界初となる横開き式を採用。安全面においては、安全運転支援システム「Honda SENSING」を「ハッチバック」と「セダン」に標準装備した。シビックに装備される「Honda SENSING」は、5代目レジェンド、後期型グレイスに次いで3車種目となるオートハイビーム付だが、他の「Honda SENSING」搭載車では装備されている誤発進抑制機能と先行車発進お知らせ機能が非装備となる(「ハッチバック」のCVT車と「セダン」はレス設定も可能で、「Honda SENSING」の一つとして装備されている渋滞追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)がクルーズコントロールに置き換わる)。
- ボディカラーは「ハッチバック」、「セダン」各5色ずつ設定されており、このうちの3色は「ハッチバック」・「セダン」どちらでも設定可能な共通カラー、残りの2色(赤系・青系)はボディタイプによって異なり、「ハッチバック」は「フレームレッド」と「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」が、「セダン」には「プレミアムクリスタルレッド・メタリック(オプションカラー)」と「コスミックブルー・メタリック」がそれぞれ設定される。
- キャッチフレーズは「Go, Vantage Point.」で、CMキャラクターにONE OK ROCKと庵野秀明を起用した。
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ハッチバック プロトタイプ
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セダン プロトタイプ
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タイプR プロトタイプ
車名の由来
姉妹車
- ホンダ・バラード - 2・3代目シビックの姉妹車。日本国内ではベルノ店で販売された。
- ホンダ・バラードスポーツCR-X - バラードから派生したハッチバック型ライトウェイトスポーツで、シビックを名乗る地域もある。
- ホンダ・CR-X - 上記の後継
- ホンダ・CR-X delSol - CR-Xの後釜。先代、先々代とは打って変わって2ドアのセミオープンカーとして登場。後継は無い。
- ホンダ・CR-X - 上記の後継
- ホンダ・バラードスポーツCR-X - バラードから派生したハッチバック型ライトウェイトスポーツで、シビックを名乗る地域もある。
- アキュラ・CSX - 8代目の日本・欧州仕様車に準じた8代目シビックの姉妹車。北米においてアキュラブランドで販売される。
派生車
脚注
- ↑ 出力取出軸端より見た時の回転方向。JIS B 8001 による。
- ↑ ただし、スポーツグレードの「type R」は限定販売ながら2015年に国内販売が再開された。
- ↑ 八重洲出版 HONDA 50Years ホンダ50年史『PRODUCTION MODEL ALL ALBUM 1963-1998』387頁より
- ↑ 後にこのグレード名は、アキュラ・インテグラや2代目フィットのスポーツグレード「RS」にも用いられた。
- ↑ ただし、販売当時開催されていたJAFグランプリに、1200RSをベースとしたレースカーで参戦していた。
- ↑ このSL型から始まったシビックレースは途中「シビックワンメイクレース」と名を変え8代目のFD型まで続いた。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p93
- ↑ アコードも同様に、モデル途中で販売店が分割された影響で次期型にモデルチェンジするまでクリオ店とプリモ店の両方で扱っていた。アコードが次期型にモデルチェンジするにあたって、プリモ店向けにはアスコットが投入されて穴を埋めることになったが、次期シビックのクリオ店バージョンは投入されなかった
- ↑ これはシビックだけでなく1980年代半ばまでのホンダ車全般にいえることであった。したがって、この時期のホンダ車は、ロールは少ないものの、乗り心地が固く、うねりのある路面や荒れた路面での挙動が不安定であった。
- ↑ ただし、98M以前の初期型についてはフロントグリルは日本仕様フェリオと同じタイプである。クーペは日本同様バンパーにモールがない。
- ↑ 同一車種が、受賞した回数としては歴代最高(2008年現在)。
- ↑ これにより、ホンダが発売するコンパクトセダンはフィットアリアのみとなった。2011年現在、復活したハイブリッド専用車インサイトのみである。
- ↑ “Honda、ベトナムで四輪事業を開始”. 本田技研工業ニュースリリース (2006年8月24日). . 2013閲覧.
- ↑ “東風Honda、新型CIVICを発表”. 本田技研工業ニュースリリース (2006年3月20日). . 2013閲覧.
- ↑ “东风Honda全新CIVIC全国统一上市” (中国語). 東風本田汽車 (2006年4月22日). . 2013閲覧.
- ↑ “東風ホンダ自主開発モデル「CIIMO」を発表”. 本田技研工業ニュースリリース (2012年4月23日). . 2013閲覧.
- ↑ “思铭CIIMO激情登场 售价11.18万元-11.98万元” (中国語). 東風本田汽車 (2012年4月22日). . 2013閲覧.
- ↑ http://www.autoweek.com/article/20100517/carnews/100519893
- ↑ 2011年北米国際自動車ショーに「シビック コンセプト」を出展
- ↑ 2011年ニューヨークオートショーで新型「シビック」の量産モデルを発表
- ↑ 2012年ホンダシビック - 概要(Honda Media Newsroom)
- ↑ 「グリーンカー・オブ・ザ・イヤー」にホンダ・シビック・ナチュラルガス(AFP.BB.NEWS.2011年11月18日)2011年11月19日閲覧
- ↑ “凝聚精华 第九代CIVIC(思域)全新登场” (中国語). 東風本田汽車 (2011年9月16日). . 2013閲覧.
- ↑ “官方指导价13.18-18.58万元 第九代CIVIC(思域)上市销售” (中国語). 東風本田汽車 (2011年10月29日). . 2013閲覧.
- ↑ フィットは5ドアハッチバック、シャトル、セダン、SUVの4つのボディタイプに
- ↑ “米安全協会の衝突安全性試験、ホンダ「シビック」に最高評価”. Reuters. (2013年3月8日) . 2013-3-8閲覧.
- ↑ http://hondanews.com/channels/honda-automobiles-civic/releases/best-selling-fun-to-drive-honda-civic-enhanced-again-for-2014-model-year
- ↑ 2011年フランクフルトモーターショーで欧州向け新型「シビック(5ドア)」を発表
- ↑ http://www.hondauk-Media.co.uk/uploads/presspacks/8bc160f4fd99f659910aa9eb85451002801f1eb2/2012_Civic_press_pack_-_FINAL.pdf
- ↑ ホンダ、フランクフルトショーに出展する欧州専用モデル「シビックツアラー」の写真を公開 - Auto Blog、2013年8月11日配信
- ↑ http://www.hondanews.eu/en/carpresspackdetail/?id=3525
- ↑ http://www.zf.com/corporate/en/press/press_releases/press_release.jsp?newsId=22025448
- ↑ “售价12.99-16.99万元 东风Honda第十代CIVIC(思域)傲世登场” (中国語). 東風本田汽車 (2016年4月12日). . 2016閲覧.
- ↑ “日本で今夏発売予定の新型「CIVIC(シビック)」シリーズを東京オートサロン2017で日本初披露” (日本語). 本田技研工業 (2017年1月13日). . 2017閲覧.
- ↑ “新型「CIVIC」シリーズに関する情報をホームページで先行公開” (日本語). 本田技研工業 (2017年6月23日). . 2017閲覧.
- ↑ “新型「CIVIC」を発売” (日本語). 本田技研工業 (2017年7月27日). . 2017閲覧.
- ↑ 本田技研工業 お客様相談センター HP 車名の由来:シビック