ベリングスハウゼン海

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ベリングスハウゼン海
場所 南極海
座標 西経85度南緯71度 西経85度-71; -85

ベリングスハウゼン海(ベリングスハウゼンかい、英語: Bellingshausen Sea)は、南極海の海域の一つ。南極大陸の西側にある縁海で、南極半島の南西側の海域である。

1821年にこの沿岸を探検したロシアの軍人・探検家ベリングスハウゼンに因む。

地理

アレクサンダー島サーストン島の間の海である[1]

エルスワースランドの沖合にあたり、ピョートル1世島などがある。

歴史・名称

ロシア海軍軍人探検家ベリングスハウゼン1821年南極大陸沿岸を探検したことに由来する。

小惑星の墜落

215万年前の第三期鮮新世に、直径1 - 4kmの小惑星が、ベリングスハウゼン海に落下した。この事実は、1995年に海洋観測船ポーラーシュテルン号がおこなった探査によって確実なものとなった。

この衝突では、海底クレーターはできなかったようだが、巨大津波が発生し、南極大陸や南米をおそったものと見られている。海への衝突が確認されたのはこれが初めてのことである。

脚注