ヘレネ (エウリピデス)
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『ヘレネ』(ヘレネー、希: Ἑλένη, Helenē、羅: Helena)は、古代ギリシアのエウリピデスによるギリシア悲劇の1つ。
トロイア戦争のきっかけとなったヘレネーが、実はトロイアではなくエジプトにおり、夫であるメネラーオスがトロイア戦争から帰国の途で合流し、共にスパルタへ帰るという物語が描かれる。
紀元前412年の大ディオニューシア祭で上演された[1]。上演成績は不明。
構成
日本語訳
- 『ギリシア悲劇全集Ⅳ エウリピデス篇Ⅱ』 人文書院、1960年
- 『ギリシャ悲劇全集Ⅳ エウリーピデース編〔Ⅱ〕』 鼎出版会、1978年
- 『ギリシア悲劇Ⅳ エウリピデス(下)』 ちくま文庫、1986年
- 『ギリシア悲劇全集8』 岩波書店、1991年
脚注・出典
- ↑ 『全集8』 岩波 p.362