プロクター・アンド・ギャンブル

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ファイル:Cincinnati-procter-and-gamble-headquarters.jpg
プロクター・アンド・ギャンブルビル(アメリカ・シンシナティ市

プロクター・アンド・ギャンブル(英:The Procter & Gamble Company)は、アメリカ合衆国オハイオ州に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーである。略称はP&G(ピーアンドジー)。日本でもプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンを展開している。

概要

1837年ローソク業者のウィリアム・プロクターと石鹸業者のジェームス・ギャンブルの共同出資[1]により設立された。洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーである。ホームケア製品、紙製品(パンパース)、化粧品マックスファクター)、ヘアケア製品(ヴィダルサスーンパンテーンh&sハーバルエッセンスウエラ)、ヘルスケア製品(歯磨剤 Crest)など多数の事業を保有し、世界180カ国以上で事業展開している。世界でも収益性の非常に優れた企業として知られている。マーケティングに極めて力を入れる企業として知られ、社内でのブランド・マネジャー相互の競争はきわめて激しいという。ビジネス誌フォーチュンにて、「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング第1位に選ばれており、人材輩出企業としても評価が高い。P&Gのブランド戦略は、MBAのケーススタディの題材としてもよく取り上げられる。

日本法人本社は神戸市にある。日本市場での展開は、世界各国のP&G系列商品を全てP&G日本法人で取り扱っているわけではなく、商品の種類、ブランドによっては別会社がディーラーとなっている場合もある。

パルプ業界でも有名な企業で、2015年現在、紙・パルプ関連売上高において世界第2位の規模を持つ[2]

買収した企業

売却した事業

日本市場における事業売却はプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン#歴史を参照。

関連項目

脚注

  1. ウィリアムとジェームスの妻同士が姉妹の関係にあったのが、事業を始めるきっかけとなった。
  2. 製紙産業の現状 世界の主要企業”. 日本製紙連合会. . 2017年7月28日閲覧.

外部リンク