ブロードバンドタワー
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株式会社ブロードバンドタワー(英: BroadBand Tower, Inc.)(以下BBTowerと略す)は、東京都の千代田区にあるデータセンター事業、ブロードバンド配信事業を主な事業とする会社である。
概要
インターネット総合研究所とアジアグローバルクロッシング(米グローバルクロッシング、マイクロソフト、ソフトバンクの合弁企業)の出資によりグローバルセンター・ジャパンとして設立、現在はインターネット総合研究所の持分法適用関連会社である。主な事業はデータセンター事業、ブロードバンド配信事業の2つである。会社の初期は決して順風満帆ではなく、親会社のインターネット総合研究所を巻き込んで存亡の危機にまで陥ったこともあるらしい。(インターネット総合研究所 藤原氏のコラム参照)
データセンター事業では都内に3つ、大阪市に1つのサイトを持っており、利便性の高い都市型のデータセンターとして事業展開をおこなっている。データセンターの利用者は、サーバーの設定などで実際にデータセンター内で作業することがあるため、郊外型に比べて効率的な運用を図ることができる。
ブロードバンド配信事業のほうは、主にネットシネマ[1]の配信に関わっているほか、企業ポータルでの配信なども行っている。2006年5月からはJ-WAVEの配信サイトBrandnew J[2]の配信も行っている。
沿革
- 2000年2月9日、港区虎ノ門にグローバルセンター・ジャパン株式会社として設立
- 2001年5月、本社を新宿区西新宿へ移転
- 2002年3月、第三者割当増資により、株式会社インターネット総合研究所の子会社となる。
- 2002年4月、株式会社ブロードバンドタワーに社名変更
- 2003年6月、本社を中央区日本橋本石町へ移転
- 2005年8月、大証ヘラクレス(現・ジャスダック)に上場
- 2005年10月、株式会社ビービーエフを設立。
- 2005年11月、本社を港区赤坂へ移転。株式会社インターネット総合研究所が株式の一部を売却し、同社の持分法適用関連会社となる。
- 2012年9月、本社を千代田区内幸町へ移転