ブニヤウイルス科

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ブニヤウイルス科(ぶにやういるすか、Family Bunyaviridae)とはウイルスの分類における一科。そのビリオンは92~105nmであり、エンベロープを有する。ゲノムは3分節のマイナス鎖RNA。フレボウイルス属およびトスポウイルス属のRNAの一部はプラス鎖で機能する。細胞質内で増殖する。節足動物内で増殖することができる。トスポウイルス属のみ植物ウイルスであり、その他の属は人畜に感染する。

分類

  • オルトブニヤウイルス属 Orthobunyavirus
    • アカバネウイルス (Akabene virus)
    • シュマレンベルクウイルス (Schmallenberg virus)
  • ハンタウイルス属 Hantavirus
    • ハンターンウイルス (Hantaan virus)
  • ナイロウイルス属 Nairovirus
    • クリミア・コンゴ出血熱ウイルス (Crimean-Congo hemorrhagic fever virus)
  • フレボウイルス属 Phlebovirus
  • トスポウイルス属 Tospovirus
    • トマト黄化えそウイルス (Tomato spotted wilt virus)

関連項目

参考文献

  • 大里外誉郎 『医科ウイルス学 改訂第2版』 南江堂 2000年 ISBN 4524214488
  • 原澤亮 「動物ウイルスの新しい分類(2005)」 『獣医畜産新報』 58号 921-931頁 2005年

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