ファン・フェルナンデス諸島

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ファン・フェルナンデス諸島(ファンフェルナンデスしょとう、英語:Juan Fernandez Islands、- 群島とも)とはチリの沖合い約670キロメートルの太平洋上のロビンソン・クルーソー島(旧名マサティエラ島)、アレハンドロ・セルカーク島English版サンタ・クララ島の3つの島からなる島々。行政上はバルパライソ州に属する。岩肌がむき出した地形の火山性の諸島である。

1574年か1563年ごろにスペインの航海者、ファン・フェルナンデスによって発見された。

ファン・フェルナンデス諸島は国立公園に指定されており、諸島には11種の国有鳥類を始め、一度は絶滅しかけたファンフェルナンデスアシカが生息している。

面積182平方キロメートル、中心地はロビンソン・クルーソー島のサン・ファン・バウティスタである。

諸島最大の島であるロビンソン・クルーソー島(93平方キロメートル)はその島の名のとおり、ダニエル・デフォーの小説『ロビンソン・クルーソー』の舞台として有名である。アレハンドロ・セルカーク島はロビンソン・クルーソーのモデルになったといわれる、イギリススコットランド人航海長アレキサンダー・セルカークから名付けられており、1704年に航海長だったセルカークは船長との争いが元で1人でマサティエラ島に取り残され4年4か月間自給自足の生活をして、1709年に海賊船に助けられたと言う。1966年にマサティエラ島はロビンソン・クルーソー島に改名された。


座標: 西経78度51分04秒南緯33.639630度 西経78.851204度-33.639630; -78.851204 (ファン・フェルナンデス諸島)