パピレス
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株式会社パピレスは、電子書籍配信サイト『電子書店パピレス』と電子書籍レンタルサイト『Renta!』などを運営する会社。
1995年3月、富士通社員だった天谷幹夫が社内起業制度を利用し、フジオンラインシステムとして設立。2000年にパピレスに商号を変更した。2010年には大阪証券取引所(JASDAQ)に上場した[1]。
沿革
- 1995年3月 - 株式会社フジオンラインシステムとして設立
- 1995年11月 - パソコン通信上で「電子書店パピレス」開始
- 1996年12月 - インターネットサイト「電子書店パピレス」開始
- 2000年5月 - 韓国の電子書店barobookと業務提携
- 2000年10月 - 株式会社パピレスに商号変更
- 2000年12月 - トクパピ会員制導入。
- 2002年1月 - シャープ株式会社が運営するインターネットのWEBサイト上で電子書籍販売を開始。
- 2003年10月 - KDDI株式会社の運営するauで携帯電話公式サイトを開始。
- 2004年1月 - 提携店用電子書籍販売支援システム「eBookBank」の販売開始
- 2004年1月 - ボーダフォン株式会社の運営するVodafone(現SoftBank)で携帯電話専用サイトを開始
- 2004年10月 - ヤフー株式会社の運営する「Yahoo!コミック」で電子書籍販売を開始
- 2004年12月 - 紀伊國屋書店へeBookBankを導入。同書店のサイトで電子書籍を販売開始。
- 2005年7月 - 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが運営するiモードで携帯電話公式サイトを開始
- 2006年5月 - 携帯電話でオリジナル月額雑誌「ポケットマガジン」を連載開始。
- 2007年4月 - 電子書籍レンタルサイト「電子貸本Renta!」開始
- 2010年6月 - 大阪証券取引所(JASDAQ)に上場
- 2011年6月 - 台湾最大の通信事業会社中華電信へコンテンツ提供を開始
- 2013年7月 - 「Renta!」中国繁体字版サイトを開始
- 2012年4月 - 電子書籍投稿&編集プラットフォーム「upppi」を公開
- 2012年10月 - 「Kindleストア」へのコンテンツ提供を開始。施設利用者向け電子書籍読み放題サービスを開始[2]。
- 2014年2月 - 次世代ブック「コミックシアター」「絵ノベル」の配信開始。Yahoo!ブックストアとの相互連携開始。
- 2014年6月 - 「パピレスプラス」(現・犬耳書店)開始
- 2014年9月 - 台湾に子会社「巴比樂視網路科技肦份有限公司」を設立
- 2015年7月 - GYAO!との合弁会社「株式会社ネオアルド」を設立
- 2016年9月 - 本社を豊島区から千代田区へ移転
- 2017年1月 - 自社番組「コミックBAR Renta!」放送開始
- 2017年2月 - ネオアルドとバンタンの連携プロジェクト「コミックシアター フルボイス版」の共同制作作品が配信開始
- 2017年5月 - 英語版「Renta!」を運営する子会社としてPAPYLESS GLOBAL,INC.を設立。
Renta!
パピレスが2007年4月から運営しているコミックを中心としたマルチデバイス対応ストリーミング型電子書籍レンタルサイト[3]。海外向けに子会社の巴比樂視網路科技股份有限公司が繁体字版「Renta!」の運営を、PAPYLESS GLOBAL,INC.が英語版「Renta!」の運営を行っている。 レンタルプランは48時間レンタルと無期限レンタルがあり、支払いはチケット課金方式。 電子書籍配信システム「MEDUSA(メデューサ)」により、WEBブラウザ上で閲覧可。
電子書店パピレス
パピレスが1995年にパソコン通信上で開始した、日本最古の電子書籍配信サイト。 小説、趣味・実用書、ビジネス書、コミック、写真集等を配信している。
犬耳書店
実用書を中心に書籍を分冊し、章・記事ごとに販売する電子書店。
脚注
関連項目
- ハーレクイン - パピレスが同レーベルの電子書籍の制作と電子書籍配信に協力。
- ベクター (企業) - Vectorストア内で Renta!とタイアップした『ちょい読み!powered by Renta!』を展開。
- GYAO!
- イーブックイニシアティブジャパン
- デジタルコミック