ハングル
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ハングル | |
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類型: | 表音文字 (素性文字) |
言語: | 朝鮮語・チアチア語 |
発明者: | 世宗 |
時期: | 1446年-現在 |
Unicode範囲: |
U+1100-U+11FF(ハングル字母) U+3130-U+318F(ハングル互換字母) U+AC00-U+D7AF(ハングル音節) |
ISO 15924 コード: | Hang |
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。 |
ハングル(朝: 한글)
朝鮮語の表記に用いられる文字。音素を表わす要素の組合せでつくられる音節文字である。要素は,母音字 10,子音字 14ある。世宗 25 (1443) 年李朝第4代の王世宗のときに考案され,同 28年に「訓民正音」の名で公布された。当時は母音字 11,子音字 17あったがその後数が減って現在にいたっている。訓民正音がつくられたことによって,『竜飛御天歌』『釈譜詳節』『月印千江之曲』などが編纂刊行された。なお,諺文 (おんもん) とも呼ばれるが,漢字に対して卑下した意を含むので,現在朝鮮ではハングル (大いなる文字) の名称を用いる。元朝 (1271~1368) のパスパ文字にヒントを得てつくられたとの説がある。