ナザレ
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(現代ヘブライ語: נצרת, Náẓərat ナツラット、ティベリア式ヘブライ語:Nāṣəraṯ ナーツェラス、アラビア語:الناصرة an-Nāṣirah, 英語:Nazareth ナザレス)
イスラエル北部地区の中心都市。地中海岸のハイファの東南東約 30km,低地ガリラヤの南端,エスドラエロンの谷に面する丘陵上に位置する。イエス・キリストが少年期を過ごした町として新約聖書に初めて登場し,キリスト教の中心として繁栄。その後アラブ,十字軍,トルコ人などの支配下で盛衰を繰り返したが,1948年イスラエル統治下に入る。「受胎告知」の聖堂などキリスト教の史跡が多く,果実や野菜など農産物の集散地。1957年から建設された町の東方の隣接都市ナザレイリートには食品加工,繊維,自動車組立などの工業も立地。人口6万4600(2006推計)