ドイツ騎士団
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ドイツ騎士団 | |
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創設 | c. 1190 – 現在 |
忠誠 | 神聖ローマ皇帝(1190-1806)、教皇 |
兵科 | カトリック修道会 (1192–1929騎士修道会) |
本部 | アッコイスラエル(1192–1291) ヴェネツィア(1291–1309) マルボルク (1309–1466) ケーニヒスベルク(1466–1525) バート・メルゲントハイム(1525–1809) ウィーン(1809–現在) |
ニックネーム | Teutonic Knights, German Order |
服飾 | 白いマントに黒い十字架 |
表・話・[ 編]・[ 歴] |
ドイツ騎士団(ドイツきしだん、独: Deutscher Orden)
1198年十字軍時代,聖地に発生した三大宗教騎士団の一つ。チュートン騎士団とも呼ばれる。ラテン名 Ordo Domus Sanctae Mariae Teutonicorum。第3次十字軍のアッコン包囲の際,リューベック,ブレーメン出身のドイツ商人が 1190年に設立した病院がその発端となった。やがて他の団体と合併し有力となり,神聖ローマ皇帝から広大な領土の寄進を受け,ドイツ帝国内の一勢力となった。 1226年ポーランドのマゾフシェ公コンラットの招きでワイクセル川下流の異教徒プロシア人を征服,その後も領土を広げ,バルト海沿岸の一大勢力となった。 15世紀にポーランドと戦って敗れ,領土の西半分を奪われたうえ,残部の東プロシアもポーランド王の宗主権下に置かれた。 16世紀には宗教改革を行なって世俗領邦となり,後年プロシア王国の重要部分を形成した。