ディアジオ
ディアジオ(英: Diageo plc)は1997年、ギネス社とグランドメトロポリタン社の合併で誕生したイギリスの酒造メーカー。本社はロンドン。ロンドン証券取引所・アイルランド証券取引所・ニューヨーク証券取引所上場企業(LSE: DGE、テンプレート:Ise、NYSE: DEO)。
主なブランドは、スミノフ、ジョニー・ウォーカー、ホワイトホース、オールド・パー、I.W.ハーパー、ギネス、キルケニー、ベイリーズ、ピムス、J&B、キャプテン・モルガン、ホセ・クエルボ、タンカレー、ボーリューヴィニャード、スターリングヴィンヤーズワインなどがある。
ファーストフードチェーンのバーガーキングを2002年まで保有していた。合併前のグランドメトロポリタン社が1989年に買収したためである。2017年6月、ジョージ・クルーニーらの創業したテキーラブランド・カーサミーゴスの買収を発表した[1]。
ディアジオジャパン株式会社
1998年にギネス日本駐在事務所として、ギネスのマーケティング販売戦略を開発する為にディアジオplcの100%子会社として設立された。2002年に事務所名をディアジオジャパンに変更。2003年にスミノフアイスの販売を開始した。2004年法人登録が完了。
ジョニー・ウォーカー、ホワイトホース、I.W.ハーパー、オールド・パー、ギネス、スミノフアイス、キャプテン・モルガン、シロック、ロイヤル・ロッホナガー、ザ・シングルトン・グレンオードなどの主要ブランドを自社の営業部に加え、サッポロビール、麒麟麦酒(初代。現・キリンホールディングス)、日本酒類販売、メルシャン、リードオフジャパン、明治屋など幅広いビジネスパートナーと協力して販売していた。
2009年4月、麒麟麦酒(二代目。以下キリン)とディアジオによる合弁企業キリン・ディアジオ株式会社が設立され[2]、5月にサッポロとの販売協力関係を解消、同年6月1日から業務を開始しギネスならびにスミノフやジョニー・ウォーカー[3]、ホワイトホース、I.W.ハーパー、ベイリーズなどの発売元が順次、キリンに変更された。
また、同じく日本法人として設立されているMHD モエ・ヘネシー・ディアジオは、LVJグループとの合弁会社である。
脚注
- ↑ “俳優クルーニー氏の酒ブランド、英ディアジオが10億ドルで買収”. ブルームバーグ (2017年6月24日). . 2017閲覧.
- ↑ “キリンビール社とディアジオ社が合弁会社設立に合意”. キリンビール (2009年4月6日). . 2016閲覧.
- ↑ 当初は赤ラベルと黒ラベル12年のみ(後にスイング、および青ラベル、ジョン・ウォーカー キング・ジョージ5世を除く残りの商品も順次移行した)。