チョーヤ梅酒

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チョーヤ梅酒株式会社(チョーヤうめしゅ、Choya Umeshu Co.,Ltd.)は、大阪府羽曳野市に本社を置く日本リキュールメーカーである。

概要

日本を代表するリキュール企業の一社で、特に梅酒において圧倒的シェアを誇る。自社で持ち株会社化の予定はなく、東京証券取引所には上場しておらず、上場企業などの酒類持ち株会社の傘下には属していない独立系の企業である。

創業当時はワインの製造をおこなっていたが、ブランデー製造を経て、現在では梅酒の製造が主流となっている。日本で初めて酒税法の認可を得た梅の実入り梅酒の販売を行ったのも当社である。主力製品の「チョーヤ梅酒」は全商品、日本国内産のを100%使用、添加物は一切使用していない。その他、かりん酒・朝鮮人参酒なども製造している。

元の社名の「蝶矢」は、同社が本社を置く羽曳野市駒ヶ谷周辺の二上山葛城山金剛山ギフチョウなど数多くのが生息していたこと、また二上山で採取される石が石器時代石包丁として利用されていた歴史・地理的な背景を持つ。

2000年に梅酒製造40年を機に「チョーヤ梅酒株式会社」に社名を変え、現在に至る。

沿革

チョーヤ梅酒株式会社サイトより[1]

  • 1914年 - 大阪府羽曳野市(当時は南河内郡駒ヶ谷村)で葡萄果実栽培を始める
  • 1924年 - 金銅住太郎が生葡萄酒の醸造・販売を始める
  • 1949年 - ブランデーの製造・販売を始める
  • 1951年 - 甘味果実酒の製造・販売を始める
  • 1959年 - リキュール酒(梅酒)の製造・販売を始める
  • 1962年 - 株式会社化し、蝶矢洋酒醸造株式会社を設立
  • 1968年 - 薬草酒の製造・販売を始める
  • 1973年 - 薬用酒(医薬品)の製造・販売を始める
  • 2000年 - 社名をチョーヤ梅酒株式会社に改称
  • 2009年 - 化粧品ブランド「CHOYA プラナス」を通信販売限定で販売開始。
  • 2010年 - 同年9月発売製品から「CHOYA」ロゴを変更、同年12月から放映の「チョーヤ梅酒 紀州」・「うめほのり」のTVCMからサウンドロゴを変更し、冒頭に移動。
  • 2014年 - 創業100周年。

主な商品

  • 「チョーヤ梅酒紀州
  • 「ウメッシュ」
  • 「酔わないウメッシュ」(ノンアルコール飲料炭酸飲料扱い)
  • 「チョーヤ さらりとした梅酒」
  • 「チョーヤ梅酒 エクセレント」(モンドセレクション最高金賞受賞)
  • 「チョーヤ とろける黒糖梅酒」(モンドセレクション金賞受賞)
  • 国外向けに自社ブランドの清酒も供給している。

事業所

本社・大阪工場

大阪府羽曳野市駒ヶ谷160-1

直営店

梅体験専門店「蝶矢」
京都府京都市中京区六角通高倉東入堀之上町108[2]
同社初の常設店舗で、2018年4月開業予定。品種砂糖、酒を来店客が自由に組み合わせて好みの梅酒や梅シロップを作ってもらい、持ち帰りできる[3]

工場

大阪川向工場
大阪府羽曳野市川向212
紀州工場
和歌山県田辺市下三栖字岩屋谷1475-109
伊賀上野工場
三重県伊賀市七本木18

支店・営業所

大阪支店
大阪府大阪市阿倍野区阪南町2-2-22
東京支店
東京都大田区上池台1-1-2
札幌営業所
北海道札幌市中央区大通西11-4-21
仙台営業所
宮城県仙台市宮城野区宮城野1-4-20
名古屋営業所
愛知県名古屋市中川区上高畑2-85
広島営業所
広島県広島市東区二葉の里1-1-71
福岡営業所
福岡県福岡市博多区博多駅南1-3-6

スポンサー番組(過去に提供されたものを含む)

現在提供中の番組は主に30秒である。

現在

過去

1980年代は主に在阪テレビ局の全国ネット番組へのスポンサー参加が多かったが、現在は在京テレビ局の番組のスポンサーになる事が多い。また、静岡県岡山県香川県のテレビ局において、スポットCMを多数流している事もある。なお、2011年2月からは提供テロップが「チョーヤ梅酒」から「CHOYA」に変更となっている。また、MBSラジオ他で「梅酒といえば、♪CHOYA」という内容の5分CMが放送されている。

テレビCM

現在

過去

コーポレート・スローガン

現在
  • とどけ、梅のちから。」(2016年 - )
過去
  • すこやかな、おいしさ。
  • 価値ある、おいしさ。

注釈

外部リンク