ダウ・ケミカル
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ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(The Dow Chemical Company)は、アメリカ合衆国ミシガン州ミッドランドに本拠を置く世界最大級の化学メーカーである。
1897年に漂白剤と臭化カリウムの製造メーカーとして誕生した。1999年にはユニオンカーバイドを930億ドルで買収し、デュポンに代わり世界最大の化学メーカーとなった。2008年にはイオン交換樹脂の製造で世界トップの無機化学メーカー、ローム・アンド・ハース(Rohm and Haas)を188億ドルで買収した。2017年にデュポンと合併し、ダウ・デュポンとなった[1]。
Contents
関連会社
- ダウ・ケミカル日本 株式会社 - 同社(以下、米国本社)の日本法人。但し、当社は事業会社(米国本社関連商品の輸入販売が主体)であり、日本の合弁事業については同社を通して出資することはまずない。
- ダウ化工 株式会社 - 住友化学との共同出資。米国本社独自の技術が採用されている建築資材・スタイロシリーズの製造・販売会社。
- 東レ・ダウコーニング株式会社-東レとの合弁会社。シリコーンを中心とする素材の研究開発、製造、販売。
- ローム・アンド・ハース電子材料株式会社 - 旧ローム・アンド・ハースの完全子会社。プリント基板用のめっき薬品の製造・販売を行っている。
- ローム・アンド・ハース・ジャパン 株式会社 - 旧ローム・アンド・ハースの日本法人。イオン交換樹脂や接着剤などの製造を日本国内三箇所の工場で行っている。
- ローム・アンド・ハース電子材料株式会社 - 旧ローム・アンド・ハースの完全子会社。プリント基板用のめっき薬品の製造・販売を行っている。
- ニッタ・ハース 株式会社 - ゴムベルトメーカーのニッタと旧ローム・アンド・ハースの合弁企業。シリコンウェハー用の研磨パッド・研磨剤の製造・販売を行っている。
- ダウコーニング - コーニングと折半出資の元合弁企業で2016年よりダウの完全子会社。シリコーンなどの製造を行う。
過去の関連会社
- 旭ダウ - 旭化成工業(現・旭化成)との合弁企業で、サランラップなどの製造発売元だったが、1982年に合弁を解消し、法人としては旭化成工業に吸収合併された。
- 住友ダウ - 住友化学との折半出資。2010年9月末にダウ・ケミカル保有の同社株式をスタイロンホールディングB.V.へ譲渡、2011年4月に住化スタイロン ポリカーボネート株式会社へ商号変更。なお旧会社(旧住友ダウ)については日本A&L(住友化学と三井化学の合弁(出資比率 - 17:3))も参照。
- 株式会社NUC - 東燃化学とユニオンカーバイド(のちに同社が買収し子会社となる)の共同出資。2013年7月に東燃ゼネラル石油の完全子会社化。旧「日本ユニカー」。
- ニチゴー・モートン株式会社 - 日本合成化学工業と旧ローム・アンド・ハースの合弁企業。プリント基板用の保護フィルム・樹脂の製造販売を行っている。
- 東洋モートン株式会社 - 東洋インキ製造と旧ローム・アンド・ハースの合弁企業。包装資材用接着剤の製造・販売を行っている。
脚注
- ↑ “Dow Chemical and DuPont Have Completed a $130 Billion Merger” (英語). フォーチュン (2017年9月1日). . 2017閲覧.
関連事項
外部リンク
- The Dow Chemical Company(英語)
- ダウ・ケミカル日本株式会社
- Corporate News - The Dow Chemical Company(英語)
- ダウ化工株式会社
- ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社
- ニチゴー・モートン株式会社
- ニッタ・ハース株式会社
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