ジョン・ローレンス・スミス

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ジョン・ローレンス・スミス(John Lawrence Smith、1818年12月16日 - 1883年10月12日)はアメリカ合衆国化学者鉱物学者である。

ケンタッキー州ルイビルに生まれた。バージニア大学サウスカロライナ医科大学 (Medical College of South Carolina) で学んだ後、ドイツユストゥス・フォン・リービッヒに学び、パリテオフィル=ジュール・ペルーズのもとで学んだ。1844年にサウスカロライナ州チャールストンで開業医になり、Medical and Surgical Journal of South Carolina を創刊した。

1846年から1850年の間、トルコ政府のために、鉱物資源の研究を行い、石炭鉱脈クロム鉱石ナクソス島の有名なエメリー鉱石English版の鉱脈を発見した。1850年にはルイジアナ大学(現在のチューレーン大学)の化学の教授を務め、倒立型顕微鏡English版を発明した。その後バージニア大学の化学の教授を務めた。

1872年にアメリカ科学振興協会の会長となり、1877年にアメリカ化学会の会長となった。

著書に Mineralogy and Chemistry, Original Researches がある。隕石の収集を行ったことでも知られ、スミスのコレクションは没後、ハーバード大学に寄贈された。

J・ローレンス・スミス・メダル

全米科学アカデミーはスミスの功績を記念して、流星、隕石などの研究に関する研究に対して授与するJ・ローレンス・スミス・メダル (J. Lawrence Smith Medal) を設けている。賞金は5万ドル[1]

歴代受賞者

脚注・出典

  1. 1.0 1.1 永原裕子教授にJ.L.スミスメダル授与へ”. サイエンスポータル. 科学技術振興機構 (2015年2月25日). . 2015-2-25閲覧.

関連項目

外部リンク