ジェイテクト
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株式会社ジェイテクト(英: JTEKT Corporation)は、トヨタグループ主要13社に属する大手機械・自動車部品製造会社である。
概要
2006年(平成18年)1月1日に光洋精工と豊田工機が合併して誕生した。豊田工機はボッシュから買収したトルセンLSD、光洋精工は、英トロトラック社とのジョイントによるフルトロイダルCVTと、それぞれ独自技術を持っていた。主力製品は自動車のステアリング、駆動系部品、軸受(ベアリング)、工作機械、メカトロニクス製品などである。また、ホームエレベーターなど住宅機器の製造も行っている[1]。
同じ愛知県に本社を置くヤマザキマザック、DMG森精機、オークマなど共に日系四大工作機械メーカーの一角を占める。また光洋精工の時代から日本精工、NTNと共に軸受大手3社の一角を占めている。メカトロニクス主要製品として、TOYOPUC(プログラマブルコントローラ、PLC)がある。中でもTOYOPUC-PCSは、国内初の安全PLCである。
トルセン事業部のみ、旧ゼクセル(ヂーゼル機器)の工場を引き継いだ関係から、埼玉県狭山市と所在地が三河地区から離れているが、関越道、圏央道が開通し、都内・中部へのアクセスが格段に良くなった。残るは外環に期待。羽村工場がほど近い距離にある。
沿革
- 1935年(昭和10年)1月18日 - 光洋精工株式会社が設立[2]。
- 1941年(昭和16年)5月 - トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)から分離独立し豊田工機株式会社が設立[2]。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 光洋精工株式会社を存続会社とし、豊田工機株式会社と合併。株式会社ジェイテクトとなる[2]。
- 2009年(平成21年)12月31日 - 米国のベアリング製造大手ザ・ティムケン・カンパニーよりニードル軸受事業を買収[2]。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 子会社の豊田工機トルセン株式会社を吸収合併[3]。
- 2014年(平成26年)10月1日 - 子会社の光洋販売株式会社を吸収合併[4]。
- 2017年(平成29年) - インドのステアリングメーカーで持分法適用関連会社のソナ コーヨー ステアリングシステムズ社(現・ジェイテクト・インディア)の株式を追加取得し、子会社化[5][6]。
- 2017年(平成29年)12月21日 - ステアリングコラム等を手掛ける自動車部品メーカーの富士機工を買収[7]。
事業所所在地
- 本店所在地
- 本社所在地
生産拠点
- 軸受
- 駆動
- ステアリング
- 工作機械
- 刈谷工場 - 愛知県刈谷市朝日町
- トルセン
関連会社
- 豊ハイテック株式会社
- 光洋熱処理株式会社
- フォーミックス株式会社
- エーコー精密株式会社
- 株式会社戸谷製作所
- 明和商工株式会社
- コーヨー日軸株式会社
- コーヨー光和株式会社
- コーヨー久永株式会社
- 静岡コーヨー株式会社
- 株式会社TKエンジニアリング
- ジェイテクトサービス株式会社
- 三井精機工業株式会社
- 株式会社ジェイテクトIT開発センター秋田
脚注
- ↑ “ジェイテクトホームエレベーターホームパル【HomePal】”. 株式会社ジェイテクト. . 2016閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 引用エラー: 無効な
<ref>
タグです。 「EDINET
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ (PDF)
- ↑ “連結子会社の吸収合併(簡易合併)に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社ジェイテクト (2014年3月24日). . 2014閲覧.
- ↑ “ジェイテクト、インドのステアリングメーカーを子会社化”. レスポンス. . 2017閲覧.
- ↑ “インド・Sona Koyo Steering Systems 社の株式取得完了について (PDF)”. 株式会社ジェイテクト (2017年6月27日). . 2017閲覧.
- ↑ “富士機工株式会社株式(証券コード:7260)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社ジェイテクト (2017年12月15日). . 2017閲覧.
関連項目
- トヨタ自動車
- トヨタグループ
- 豊田工機
- 光洋精工
- ロバート・ボッシュ (企業)
- 三井精機工業
- 光洋販売
- 光洋機械工業
- チェリオ (飲料)テンプレート:なぜ
- 富士機工
- ジェイテクトSTINGS(男子バレーボールチーム)
- ジェイテクトサッカー部