ジェイアール西日本デイリーサービスネット
提供: miniwiki
株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット(ジェイアールにしにほんデイリーサービスネット)は、コンビニエンスストアおよび駅売店(キヨスク)の経営とそれに伴う流通管理等事業を主業務とする日本の小売業者。JR西日本の系列会社にあたり、主に同社が経営する鉄道のうち自社管理の鉄道駅および鉄道路線内におけるそれらの設備を利用する旅客に対してサービスの提供を行っている。
事業所・支社
JR西日本の営業エリアが広範囲に及ぶため、地域ごとに子会社に運営を委託している。
- ジェイアールサービスネット金沢
- ジェイアールサービスネット岡山
- ジェイアールサービスネット広島
- ジェイアールサービスネット福岡
- JR西日本山陰開発[注 1]
- JR西日本ヴィアイン[注 2]
主な事業
- 駅売店運営事業
- コンビニエンスストア運営事業
- デベロッパー事業
- 専門店運営事業
- ブックスキヨスク運営(書店)
- デイリーステーション薬局運営(処方薬局)
- ヘルシーステーション運営(一般薬局)
- ビジネスホテル運営事業(ヴィアイン系列ホテル[注 3])
- 参照: ヴィアイン
など
沿革
- 1932年 - 4月 鉄道弘済会が売店事業をスタート。
- 1987年 - 6月 同年4月の国鉄民営化を受けて西日本キヨスクとハートアンドアクションリーテイル(後に整理統合を経てジェイアール西日本リーテックスに社名変更)を創立。
- 2000年 - 4月1日 JR西日本の物販・飲食事業を行っている子会社が再編成。上記2社が合併。現在の社名になる。
- 同時にJR西日本の支社エリアに合わせる形で子会社5社(社名は「ジェイアールサービスネット○○(○○の場所には地域名が入る・事業所・支社の項目も参照)」)を設立し近畿圏以外の店舗運営を委託(ジェイアール西日本フードサービスネットも同様の施策を実施)。
- 2005年 - 11月 構造計算書偽造問題発覚。運営ホテル「ヴィアイン新大阪ウエスト」および「ヴィアイン姫路」が姉歯建築設計事務所の設計物件と判明。後の調査により耐震不足と判断され、営業停止に追い込まれる。
- 2009年 - 9月7日 大阪府大阪市北区梅田3丁目2番14号から兵庫県尼崎市潮江1丁目2番12号へ移転する。
- 2012年 - 11月1日 近畿圏で運営するコンビニの名称を「ハート・イン」に統合するとともに、ロゴデザインを変更。
- 2014年 - 3月27日 当社およびJR西日本がセブン-イレブン・ジャパンと業務提携(事実上エリアフランチャイジー化)[1]。既存売店のうち500店舗を5年間で「セブン-イレブン KIOSK(キヨスク)」及び「セブン-イレブン Heart・in(ハート・イン)」に転換予定[2]。
脚注
注釈
出典
- ↑ ニュースを斬る JR西が下ったセブンイレブンの軍門 “改札の壁”打ち破るメーカー支配力(日経ビジネスオンライン2014年3月28日 2017年1月17日閲覧)
- ↑ JR西日本グループとセブン-イレブン・ジャパンの駅店舗事業における業務提携について - セブン-イレブン・ジャパン、西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本デイリーサービスネット共同発表。 2014年3月27日閲覧。