コンチネンタル (自動車部品製造業)

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コンチネンタルContinental AG )は、ドイツハノーファーに本社を置く1871年創業のタイヤ及び自動車部品メーカーの一つ。創業当初はゴムメーカー「コンチネンタル弾性ゴム・グッタペルヒャ」(Continental-Caoutchouc und Gutta-Percha Compagnie) であった。

概要

現在では、主力製品のタイヤをはじめ、ブレーキ装置、近年、自動運転技術を含む車両システム部門(オートモーティブ・システムズ)で業績を伸ばしており、1998年にはEBSシステム開発会社(アルフレッドテーベス)、2006年にはモトローラのカーエレクトロニクス事業、2007年にはシーメンスの自動車電子部品部門(シーメンスVDO)を買収し、車両挙動制御装置などへも進出。自動車メーカーに対して、足回りのトータルパッケージを提案できる会社に成長した。従業員数は約20万名(2014年)で、売り上げ高は約345億ユーロ(約4兆5720億円)(同年)。

シェア

2008年度、世界でのタイヤ生産シェアは1位ブリヂストン、2位ミシュラン、3位グッドイヤーについで第4位である。一方、欧州でのオリジナルエクイップメント:OE(Original Equipment, メーカー純正装着)シェアは第1位である。

ファイル:Continental AG global locations.png
コンチネンタルの海外展開

日本における販売体制

2002年(平成14年)2月に横浜ゴム業務提携契約を結んだことにより、同年4月から横浜ゴムが総輸入販売元になっている為、ヨコハマタイヤを取り扱う店舗から入手ができた。それ以前は、ヤナセが総輸入販売元だった。2014年(平成26年)6月、日本法人となる「コンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社」を設立し、横浜ゴム・ヤナセ・阿部商会の3社が代理店となる。物流拠点は茨城県古河市に所在する。

タイヤの特徴

  • トレッドは固めで耐久性や信頼性を重視したオーソドックスなタイヤ。
  • トレッドパターンはブロックパターンよりリブを基調としたデザイン。
  • 3Dグループと呼ばれる放射状の横溝。
  • タイヤコンパウンドにシリカを多く使用。シリカを多く使うことでウエットグリップと低温グリップの両立に成功。
  • 自動車メーカーのライン装着用のタイヤとして小型車・大型車・ハイパフォーマンスカーなどの用途にそれぞれ適応したタイヤを製造している。
  • ABSやESCといった電子制御を前提にしたタイヤ設計。
  • 自転車用には先鋭的なレース用タイヤもある。

主な製品

  • 乗用車用サマータイヤ
    • ContiSportContact 5P (CSC5P), ContiSportContact 5 (CSC5), ContiSportContact 3 (CSC3), ContiSportContact 2 (CSC2), ContiSportContact (CSC), ContiSportContact Vmax, Conti Force Contact (CFC) 
    • ContiPremiumContact 2 (CPC2), ContiPremiumContact (CPC)
    • ContiEcoContact 5 (CEC5), ContiEcoContact 3 (CEC3), ContiEcoContact EP (EP), ContiEcoContact CP (CP)
    • ExtremeContact DW
  • 乗用車用スタッドレスタイヤ
    • ContiVikingContact 5, ContiVikingContact 3
    • ContiWinterContact TS810 Sport, ContiWinterContact TS810P, ContiWinterContact TS790V
  • SUV用タイヤ
    • ContiCrossContact UHP, Conti4x4SportsContact, Conti4x4Contact**ContiCrossContact Winter, Conti4x4WinterContact
  • バン用タイヤ
    • VancoContact 2, Vanco2, VancoContact

採用メーカー

関連項目

出典

外部リンク