コルヌコピア
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コルヌコピア(Cornucopia)、コルヌー・コーピアエ(ラテン語: Cornū Cōpiae)とは、古代ギリシア・ローマ世界において、食べ物と豊かさの象徴として用いられた角のイメージ。その起源は紀元前5世紀に遡る。コルヌ・コピア[1]、コーニュコピアとも。 豊穣の角、アマルテイアの角、収穫の円錐とも呼ばれる。
ギリシア神話によれば、アマルテイアはゼウスをヤギの乳で育てたという。 返礼にゼウスはアマルテイアに羊の角を与えた。 角には、持ち主に望みのものを与える力があった。 ここからコルヌコピアの伝説が生まれた。
元来の表現では、羊の角が果物と花で満たされている。 神、特にフォルトゥーナは、コルヌコピアとともに描かれる。 近代の表現においてコルヌコピアは一般的に、柳の枝を角型に編んだ籠がさまざまな果物や野菜とともに表現される。 コルヌコピアはアメリカでは、感謝祭や収穫と関連付けられるようになっている。 カージオイドもある。