クラフト・ハインツ
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クラフト・ハインツ・カンパニー(英: Kraft Heinz Company テンプレート:NASDAQ)は、アメリカの食品持株会社。2015年に投資会社バークシャー・ハサウェイと3Gキャピタルがクラフトフーズ・グループとハインツの合併を発表。この合併で世界第5位の食品メーカーとなった[1]。バークシャー・ハサウェイと3Gキャピタルは77%の株式を保有する。
Contents
傘下企業
クラフトフーズ・グループ
歴史
- ジェームズ・ルイス・クラフト(James L. Kraft)が1903年にシカゴでJ.L. Kraft & Bros. Company(J.L.クラフト兄弟商会)を創業。
- 1924年、クラフトチーズ(英: Kraft Cheese Company)に社名を変更。
- 1945年、クラフトフーヅ(英: Kraft Foods Company)に社名を変更。
- 1988年、フィリップ・モリスに129億ドルで買収される。
- 1989年、フィリップ・モリス傘下のゼネラルフーヅと合併。
- 1990年、スイスのチョコレートメーカー・ヤコブス・スシャールを買収[2]。
- 2000年、フィリップ・モリスがナビスコを買収し、クラフトフーヅと合併させる。
- 2007年3月30日、アルトリア(フィリップ・モリスより社名変更)はアルトリアの株主に対し、アルトリア株1株につきクラフトフーヅ株0.7株を割り当て、クラフトフーヅをスピン・オフする。これにより、クラフトフーヅは再び独立企業となった。
- 2008年9月22日、AIGと入れ替わりにダウ平均株価の構成銘柄となった(2012年の北米食品部門スピンオフに伴い、2012年9月21日をもって構成銘柄から除外された)。
- 2010年1月19日、イギリスの食品大手キャドバリーを最大約119億ポンド(約1兆7600億円)で買収することで両者が合意に達したと発表。
- 2010年4月16日、キャドバリーの買収手続が完了したと発表。菓子メーカーとしては世界最大となった。
- 2012年10月1日、北米食品部門をスピン・オフして「クラフトフーズ・グループ」を設立し、グローバル市場向け部門はモンデリーズ・インターナショナルに商号変更。モンデリーズ(旧クラフトフーヅ)株式3株につきクラフトフーズ・グループ1株がモンデリーズ株主に割り当てられた。
ブランド
日本国内の商品展開は、森永乳業(製造は合弁会社・エムケーチーズ)にライセンスを供与の上行われている[3]。
- クラフトチーズ
- パルメザン
ハインツ
"「ハインツ」"
脚注
- ↑ 米ハインツとクラフトが合併へ 食品・飲料で世界5位に(朝日新聞デジタル、2015年3月26日)
- ↑ http://www.kraftfoods.co.uk/kraft/page?siteid=kraft-prd&locale=uken1&PagecRef=2242&Mid=2242
- ↑ 現行ロゴは2017年現在、ハインツ日本製造のチーズドレッシングのみ使用