カール・ヒルティ
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カール・ヒルティ(Carl Hilty、1833年2月28日 - 1909年10月12日)
スイスの政治法学者,福音伝道者,哲学者。ベルン大学教授,国会議員,国際仲裁裁判所判事などを務めた。政治学の分野での著作活動のほか,プロテスタントの立場から宗教や道徳について,特に倫理的な自由主義と宗教的な敬虔(けいけん)を説く著作を残した。『幸福論』Glück(3巻,1891−99),『眠られぬ夜のために』Für schlaflose Nächte(2巻,1901−19),『永遠の相の下(もと)に』Sub specie aeternitatis(08),『キリストの福音』Das Evangelium Christi(10)などで人生の意義を説き,悩める人に心の慰めをあたえた。