オークランド国際空港 (ニュージーランド)

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オークランド国際空港（オークランドこくさいくうこう、英語: Auckland International Airport、マオリ語: Te Papa Waka Rererangi o Ākarana）は、ニュージーランド・オークランド市中心部から南へ約20kmの郊外マンゲレ地区に位置する国際空港である。

概要

1928年に設立された航空学校「オークランド・エアロクラブ」の敷地を譲り受け、1966年1月29日に開港（オークランド・エアロクラブはアドモア空港へ移転）。

世界各国との直行便・コードシェア便が就航し、海外から年間1,100万人以上の訪問者が訪れる。1本の滑走路で1時間あたり45機の離着陸処理ができるニュージーランド最大の空港である。ニュージーランド航空のハブ空港でもあり、ニュージーランドを訪れる外国人の70%はオークランド国際空港に到着するといわれる。

1998年に南半球にある国際空港で初めてニュージーランド証券取引所とオーストラリア証券取引所に上場した民間企業の経営する空港である。



就航路線・航空会社

国内線

航空会社 目的地
ニュージーランドの旗 エア・チャタム チャタム諸島（English版）、ワカタネ（English版）、ワンガヌイ（English版）
ニュージーランドの旗 ニュージーランド航空 クライストチャーチ、ダニーデン、クイーンズタウン、ウェリントン
ニュージーランドの旗 エア・ニュージーランドリンク（English版）
運航はニュージーランドの旗 エア・ネルソン（English版） 		ブレナム、ギズボーン（English版）、カピティ・コースト（English版）、ケリケリ（English版）、ネーピア（English版）、ネルソン（English版）、ニュープリマス（English版）、パーマストンノース、ロトルア（English版）、タウポ（English版）、タウランガ（English版）、ファンガレイ（English版）
ニュージーランドの旗 エア・ニュージーランドリンク（English版）
運航はニュージーランドの旗 マウントクック航空 		ブレナム、ネーピア、ネルソン、ニュープリマス、パーマストンノース、タウランガ
ニュージーランドの旗 バリアー航空（English版） グレートバリアー諸島（English版）、ハミルトン、カイタイア（English版）、ノースショア（English版）、オキウィ（English版）、ワンガレイ、フィティアンガ（English版）
ニュージーランドの旗 Fly My Sky（English版） グレートバリアー諸島、オキウィ
オーストラリアの旗 ジェットスター航空 クライストチャーチ、ダニーデン、クイーンズタウン、ウェリントン
オーストラリアの旗 ジェットスター航空
運航はニュージーランドの旗 イースタン・オーストラリア航空 		ネーピア、ネルソン、ニュープリマス、パーマストンノース

国際線

ファイル:AKL destinations1.png
オークランド空港国際線就航都市一覧
航空会社 目的地
ニュージーランドの旗 ニュージーランド航空

日本 : 東京/成田、東京/羽田（2018年5月4日より7月17日まで運休予定）[1]、大阪/関西（季節運航）[2]
オーストラリア : アデレード、ブリスベン、ゴールドコースト、メルボルン、ノーフォーク島、パース、シドニー、ケアンズ（季節運航）、サンシャイン・コースト（English版）（季節運航）
オセアニア : アピア、ホノルル、ナンディ、ニウエ、ヌーメア、ヌクアロファ、パペーテ、ポートビラ（運休中）[3]、ラロトンガ
アジア : 香港、上海/浦東、台北/桃園（2018年11月1日より就航予定）[4]、シンガポール、デンパサール（季節運航） 、ホーチミン（季節運航）
ヨーロッパ : ロンドン/ヒースロー
南北アメリカ : ブエノスアイレス、ヒューストン、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ（2018年11月30日より就航予定）[5]、バンクーバー

中華人民共和国の旗 中国国際航空 北京
フランス領ポリネシアの旗 エア・タヒチヌイ パペーテ、ロサンゼルス（パペーテ経由）
バヌアツの旗 バヌアツ航空 ポートビラ
マレーシアの旗 エアアジア X クアラルンプール（ゴールドコースト経由）[6]、ゴールドコースト[6]
[[ファイル:テンプレート:Country flag alias NCL|border|25x20px|テンプレート:Country alias NCLの旗]] エア・カレドニア・インターナショナル ヌーメア
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 ロサンゼルス[7]
香港の旗 キャセイパシフィック航空 香港
中華民国の旗 チャイナエアライン 台北/桃園、ブリスベン
中華人民共和国の旗 中国東方航空 上海/浦東
中華人民共和国の旗 中国南方航空 広州
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 ドバイ、デンパサール（2018年6月14日より就航予定）[8]
フィジーの旗 フィジー・エアウェイズ ナンディ、スバ
中華人民共和国の旗 海南航空 深圳[9]、西安
ハワイ州の旗 ハワイアン航空 ホノルル
香港の旗 香港航空 香港[10]
オーストラリアの旗 ジェットスター航空 ゴールドコースト、メルボルン、ラロトンガ[11]、シドニー
大韓民国の旗 大韓航空 ソウル/仁川
チリの旗 LATAM チリ サンティアゴ、シドニー
マレーシアの旗 マレーシア航空 クアラルンプール
フィリピンの旗 フィリピン航空 マニラ（ケアンズ経由）[12]、ケアンズ[12]
オーストラリアの旗 カンタス航空 メルボルン、シドニー
季節運航 : パース
オーストラリアの旗 カンタス航空
運航はオーストラリアの旗 ジェット・コネクト（English版） 		ブリスベン、メルボルン、シドニー
カタールの旗 カタール航空 ドーハ[13]
中華人民共和国の旗 四川航空 成都[14]
シンガポールの旗 シンガポール航空 シンガポール
タイ王国の旗 タイ国際航空 バンコク
中華人民共和国の旗 天津航空[15] 重慶、天津
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空 サンフランシスコ[16]
オーストラリアの旗 ヴァージン・オーストラリア ブリスベン、ゴールドコースト、メルボルン、ヌクアロファ、ラロトンガ、シドニー
サモアの旗 ヴァージン・サモア アピア

貨物便

航空会社 目的地
ニュージーランドの旗 パーセル航空（English版）
運航はニュージーランドの旗 エアワーク（English版） 		クライストチャーチ、パーマストンノース
ドイツの旗 DHLアビエーション
運航はオーストラリアの旗 タスマン貨物航空（English版） 		ヌーメア、シドニー
アメリカ合衆国の旗 フェデックス・エクスプレス ホノルル、ロサンゼルス、シドニー
オーストラリアの旗 カンタス・フライト（English版）
運航はアメリカ合衆国の旗 アトラス航空 		シカゴ、ホノルル、ロサンゼルス、シドニー
オーストラリアの旗 カンタス・フライト
運航はオーストラリアの旗 エクスプレス・フライターズ・オーストラリア（English版） 		ケアンズ、クライストチャーチ、シドニー
シンガポールの旗 シンガポール航空カーゴ メルボルン、シンガポール、シドニー

就航都市

ファイル:Auckland airport international terminal.jpg
「帆の街」と呼ばれるオークランドをイメージした空港ターミナル
ファイル:Jean Batten's Percival Gull.jpg
ジーン・バテンのパーシバル・ガル（English版）。出発ターミナルに展示してある
ファイル:AKL airport.JPG
駐機中の航空機
ファイル:Airbus A320-232 Air New Zealand (ZK-OAB). (9106996242).jpg
ニュージーランド航空のエアバスA320-232
 ニュージーランド国内
オーストラリア
ポリネシア
メラネシア
東アジア
東南アジア
中東
ヨーロッパ
北アメリカ
南アメリカ

コードシェア航空会社

過去に乗り入れていた航空会社

空港へのアクセス

バス

国内線ターミナル及び国際線ターミナルとオークランド中心街を結ぶ「スカイバス」(SkyBus)が毎日24時間運行されている。所要時間は、道路事情にもよるがおおむね片道約40分から60分で、10分～30分間隔でダイヤが編成されている。マウント・イーデン経由とドミニオン経由の2ルートで運航されている。乗車券は、空港内の切符売り場（クレジットカード利用可能）、市内ではホテルやユースホステル、SkyBusラウンジで購入できる。また、乗車時に現金払いも可能である。オンライン予約も可能である[17]。

タクシー

タクシーで移動することも可能である。また乗合タクシーの「スーパー・シャトル」(Super Shuttle)も利用でき、こちらは複数名での同一の行程である場合、運賃が割安となる。

レンタカー

空港内にレンタカー会社の窓口が数多くある。

脚注

  1. ↑ ニュージーランド航空、東京/羽田〜オークランド線を運休 5月4日から7月17日までTraicy 2018年2月20日
  2. ↑ ニュージーランド航空がオークランド線を就航 新関西国際空港株式会社 2016年3月2日付
  3. ↑ “ニュージーランド航空、バヌアツのポートビラ空港へチャーター便を検討”. FlyTeam (2016年6月27日). . 2016閲覧.
  4. ↑ ニュージーランド航空、11月から台北/オークランド線に就航 最大週5便 FlyTeam　2018年2月22日付
  5. ↑ ユナイテッドとニュージーランド航空、11月にシカゴ/オークランド線開設 FlyTeam　2018年3月29日付
  6. ↑ 6.0 6.1 エアアジア・エックス、3月からクアラルンプール/オークランド線に就航 FlyTeam　2016年1月14日付
  7. ↑ アメリカン航空、2016年6月にロサンゼルス/オークランド線を開設へ FlyTeam　2015年11月16日付
  8. ↑ エミレーツ、6月からバリ経由のドバイ/オークランド線を開設 1日1便Fly Team 2018年2月20日
  9. ↑ 海南航空、深圳/オークランド線に就航 A330で週3便の直行便 FlyTeam　2017年1月5日付
  10. ↑ 香港航空、11月から香港/オークランド線に就航 デイリー運航 FlyTeam　2016年5月16日付
  11. ↑ “ジェットスター、2016年3月からオークランド/ラロトンガ線に就航”. FlyTeam (2015年10月8日). . 2016閲覧.
  12. ↑ 12.0 12.1 フィリピン航空、12月からマニラ/ケアンズ/オークランド線に就航 週4便 FlyTeam　2015年5月21日付
  13. ↑ “カタール航空、2017夏スケジュールまでに開設する14路線を発表”. FlyTeam (2016年3月12日). . 2016閲覧.
  14. ↑ 四川航空、6月13日から成都/オークランド線に就航 A330で週3便 FlyTeam　2017年6月19日付
  15. ↑ “Tianjin Airlines files planned New Zealand schedule from Dec 2016”. routesonline. . 2016閲覧.
  16. ↑ ユナイテッド、サンフランシスコ発着テルアビブ、オークランド線を開設へ FlyTeam　2015年10月9日付
  17. ↑ SkyBus

外部リンク



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