オレステス (エウリピデス)

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オレステス』(オレステース、: Ὀρέστης, Orestēs、: Orestes)は、古代ギリシアエウリピデスによるギリシア悲劇の1つ。

題名通り、アガメムノーンの息子オレステースを題材としており、父の復讐で母クリュタイメーストラーを殺害した彼と姉のエーレクトラーが、アルゴスの民衆に殺されそうになる中、叔父夫婦であるメネラーオスヘレネー等も加わりつつ、物語が進行する。

紀元前408年大ディオニューシア祭で上演された[1]

構成

日本語訳

  • 『ギリシア悲劇全集Ⅳ エウリピデス篇Ⅱ』 人文書院、1960年
  • 『ギリシャ悲劇全集Ⅳ エウリーピデース編〔Ⅱ〕』 鼎出版会、1978年
  • 『ギリシア悲劇Ⅳ エウリピデス(下)』 ちくま文庫、1986年
  • 『ギリシア悲劇全集8』 岩波書店、1991年
  • 『オレステス』 れんが書房新社、2006年[2]

脚注・出典

  1. 『全集8』 岩波 p.395
  2. 蜷川幸雄演出/藤原竜也(オレステス)、中島朋子(エレクトラ)主演/2006年9月6日~10月1日 於:シアターコクーン公演の為に翻訳された台本を刊行したもの。