エキソサイトーシス
提供: miniwiki
エキソサイトーシス(Exocytosis)とは細胞外への分泌形態の一つ。開口分泌とも言う。細胞内で合成された物質(蛋白質など)は分泌顆粒内に貯留され、開口分泌によって分泌される。
機構
分泌顆粒は細胞内線維群の働きによって細胞質内を移動し、細胞膜へと接近する。そして分泌顆粒膜外層が細胞膜内層と、分泌顆粒膜内層が細胞膜外層と融合する。これにより分泌顆粒内腔が細胞外界と連絡し、顆粒内容物は細胞外へと遊出する。細胞膜と融合した顆粒膜は、そのまま新たな細胞膜となるか、細胞内へ再び戻る。
関連項目
外部リンク
- テンプレート:脳科学辞典 エキソサイトーシスの放出を可視化する色素であるFM1-43についての解説。