エアーセントラル

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エアーセントラル株式会社英称: Air CENTRAL Co., Ltd.)は、かつて存在した全日本空輸(ANA)グループの航空会社。旧称中日本エアラインサービス中部国際空港をベースに、運送の共同引受にてANA便名でターボプロップ機を運航していた。

貨物搭載は実施していなかった

2010年10月、同じANAの子会社であるエアーニッポンネットワークに、エアーネクストとともに合併されANAウイングスに再編された[1]

歴史

ファイル:JA8875 Fokker 50 NAL Nakanihon Al NGO 20MAY03 (8410964804).jpg
中日本エアラインサービスのフォッカー50

使用機材

2010年9月時点での機材

  • DHC-8-400 (Q400) - 2005年度より導入、エアーニッポンネットワークとの共通事業機材[3]

過去に運航された機材

主な就航路線

※全てANA便として運航 出典:ANA時刻表(2009年4月1日 - 2009年5月1日)

DHC-8-400で運航の路線は、時期によってはエアーニッポンネットワークにて運航される場合があった。逆に上記以外の路線にも就航する場合もあった。

塗装

ファイル:NAL Boardingpass01.JPG
中日本エアラインサービス当時の搭乗券(2003年)

ANAトリトンブルーの基本塗装をベースに、フォッカー50型機にはエンジンカウルに「AIR CENTRAL」のオペレーター名が追加されていた。DHC-8-Q400型機は、エアーニッポンネットワークとの共用機材であり[3]、ANA基本塗装のみの機体と、エンジンカウルにA-netとAir Centralのサブタイトルが入った機体が存在した。 中日本エアラインサービス時代は白地に、垂直尾翼からコックピット上部にかけてとレドーム、更に機体腹部が名鉄を思わせる赤に塗装されており(垂直尾翼には「N」をもじったロゴが白で記されている)、「赤鼻のポチ」と呼ばれた。またコックピットの窓の下にANAと似たフォントで青字の「NAL」のロゴが記入されていた。

脚注

  1. 連結子会社の合併に関するお知らせ - 全日本空輸公式サイト
  2. 本来は前日1月31日の仙台発中部行きをもって退役する予定であったが、同便は悪天候で欠航したために臨時便として運航された。
  3. 3.0 3.1 『日本の旅客機2007-2008』(2007年、イカロス出版、ISBN 978-4-87149-979-8)88p

外部リンク