アレクサンドラ・フョードロヴナ (ニコライ2世皇后)
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アレクサンドラ・フョードロヴナ(русский: Александра Фёдоровна, ラテン文字転写: Alexandra Feodrovna、1872年6月6日 - 1918年7月17日)
最後のロシア皇帝ニコライ2世の皇后。ドイツのヘッセン=ダルムシュタット大公の末娘で,前名アリックス。イギリスのビクトリア女王の孫。 1894年 11月 26日,ニコライ2世と結婚,1904年待望の男子帝位継承者アレクセイを得たが,彼女の家系に伝わる血友病が皇太子に遺伝していたのをおのれの罪として苦しみ,ロシア正教の神秘主義に狂信的に帰依,ついには修道士 G.E.ラスプーチンに救いを求めるようになった。第1次世界大戦中前線に出陣した夫に代って国務を統裁,ラスプーチンの推薦する無能な者を閣僚に据え,政府機構を麻痺させて専制の崩壊を早めた。十月革命後捕囚となったが,国内戦が始ったとき,白衛軍に政治的に利用されることを恐れたボルシェビキによって,夫および子供たちとともに銃殺された。
脚注
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