アストラゼネカ
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アストラゼネカ(英: AstraZeneca plc)は、イギリス・ケンブリッジに本社を置く製薬企業である。ロンドン証券取引所、ストックホルム証券取引所、ニューヨーク証券取引所上場企業(LSE: AZN、テンプレート:OMX、NYSE: AZN)。
1999年にイギリスの大手化学会社ICIから医薬品部門が分離したゼネカと、スウェーデンに本拠を置き北欧最大の医薬品メーカーであったアストラが合併して誕生した。抗がん剤であり、上皮細胞成長因子阻害薬の「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)の承認を世界に先駆けて日本で獲得したが、副作用などが問題となった。第4回ゲフィチニブ検討会にて、ガイドラインの周知を図ることでイレッサを使い続けることを決定した。
日本には現地法人として、大阪市北区大深町のグランフロント大阪内に、アストラゼネカ株式会社(AstraZeneca K.K.)本社を置く。また東京都千代田区丸の内の丸の内トラストタワー本館内に東京支社を置いている。ゼネカは旧ICI時代に住友化学(当時は住友化学工業)と合弁でアイ・シー・アイファーマを設立したことがあり、一方のアストラは旧藤沢薬品工業(現・アステラス製薬)と合弁で藤沢アストラを設立したことがあった(いずれも当社の前身にあたる)。
主要製品
- 癌系
- 循環器系
- インデラル:本態性高血圧症・狭心症治療薬(β受容体遮断薬)
- テノーミン:高血圧・狭心症・不整脈治療薬(β受容体遮断薬)
- クレストール:高コレステロール血症治療薬(HMG-CoA還元酵素阻害ロスバスタチン,塩野義製薬開発)
- 呼吸器系
- 消化器系
- 中枢神経系
- 麻酔系
脚注
外部リンク
- AstraZeneca International (英語)
- AstraZeneca JAPAN (日本語)