なにわ橋駅
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なにわ橋駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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なにわ橋駅(なにわばしえき)は、大阪市北区中之島一丁目にある、京阪電気鉄道中之島線の駅である。駅番号はKH51。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口・コンコースは地下2階に、ホームは地下4階にある。地下1階コンコース(西側)の一部に、イベントなどが行われる「アートエリアB1(ビーワン)」がある。
駅出入口は、中之島公園内に位置するため、中之島線の他の新駅とは違った構造となっており、建築家の安藤忠雄が設計している[2]。改札口付近は高い天井が特徴である。また、壁面は不燃性木材とガラスで構成され、これは中之島線の各駅に共通する。
ホームの壁面は駅の上に建つ重要文化財・大阪市中央公会堂をイメージしたレンガ調となっており、中之島の「過去」を表現している。
また空調用の熱源として土佐堀川の水をくみ上げ熱交換して川に戻す方法がとられ、太陽光を光ファイバーや光ダクトでコンコースへ導くなど省エネを図っている[3]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■中之島線 | 上り | 京橋・枚方市・三条・出町柳方面 |
2 | 下り | 中之島ゆき |
- 京阪なにわ橋駅ホーム.JPG
中之島駅方面行きの2番線ホーム
- 京阪なにわ橋駅改札口.JPG
改札口付近の様子
利用状況
「大阪府統計年鑑」によると、2016年(平成28年)度のある特定日における1日乗降人員は2,755人である。この数値は、京阪線(京阪本線・鴨東線・宇治線・交野線・中之島線)の全駅の中で最も利用客が少なく、京阪本線鳥羽街道駅や交野線私市駅とほぼ同水準である。
駅開業後の特定日における乗降・乗車人員は下表の通り。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員[4] |
出典 | ||
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調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | |||
2008年 | 11月11日 | 3,052 | 1,409 | 1,435 | [5] |
2009年 | 11月10日 | 2,884 | 1,266 | 1,417 | [6] |
2010年 | 11月 | 9日3,115 | 1,373 | 1,296 | [7] |
2011年 | 11月 | 1日3,067 | 1,345 | 1,391 | [8] |
2012年 | 10月31日 | 3,485 | 1,528 | 1,374 | [9] |
2013年 | 11月12日 | 2,571 | 1,080 | 1,580 | [10] |
2014年 | 11月11日 | 2,807 | 1,203 | 1,136 | [11] |
2015年 | 11月10日 | 2,539 | 1,071 | 1,255 | [12] |
2016年 | 11月 | 8日2,755 | 1,212 | 1,129 | [13] |
駅周辺
- 難波橋
- Osaka Metro堺筋線・京阪本線 北浜駅 - 駅名も異なり、建物あるいは地下通路などでは連絡していないが、4番出口から難波橋を渡って南側すぐの場所にある。
- 中之島公園
- 大阪府立中之島図書館[14]
- 大阪市中央公会堂[14]
- 大阪市立東洋陶磁美術館[14]
- 天満天神繁昌亭[14]
- 大阪高等裁判所・大阪地方裁判所・大阪簡易裁判所合同庁舎
- 大阪弁護士会[15]
- 天満警察署
その他
- 建設当初の仮称は「新北浜」駅だったが、2006年11月13日に正式駅名が発表された。駅名の由来は駅近くに架かる難波橋より。難波(なにわ)を平仮名書きにしたのは、大阪の繁華街である難波(なんば)と混同を避けるためである[16]。
- 当駅と北浜駅は同じ距離として、運賃が計算される。また、当駅または北浜駅を跨ぐ定期券を利用する場合、同一駅とみなして相互に乗降することが可能である[17]。
- 行楽シーズンや京都競馬場重賞レース開催時などに運転される臨時列車以外、特急・急行は当駅に入線しない。また、近接する北浜駅には特急が入線するが、特段の案内は行われていない。※京阪中之島線#運行形態も参照。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- ■中之島線(中之島 - 京橋間は種別を問わず各駅に停車)
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
- ↑ 出典元・駅置きの沿線情報誌『K PRESS』2009年7月号16面「くらしのなかの京阪」
- ↑ 「中之島線各駅出入口のデザインが決まりました (PDF) 」 京阪電気鉄道 2008年3月21日
- ↑ 出典元・『鉄道ピクトリアル』2009年8月増刊号「<特集>京阪電気鉄道」100-107頁「中之島線の展開と経過」
- ↑ 大阪市統計書
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成21年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成22年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成23年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成24年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成25年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成26年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成27年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成28年度) (PDF)
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成29年度) (PDF)
- ↑ 14.0 14.1 14.2 14.3 京阪電気鉄道2008.7.2版パンフレットによる。
- ↑ 2003年に発売されたCD『出町柳から』のカップリング曲『朝靄の京橋で乗り換え』の1番の歌詞に「証券の街・北浜は 弁護士さんも乗り降りします」とあるが、これは当駅開業までは同施設または裁判所への最寄り駅が北浜駅だったためである。
- ↑ 京阪電気鉄道プレスリリース 2006年11月13日 (PDF) - 京阪電気鉄道(2006年11月13日)
- ↑ 「大江橋駅と淀屋橋駅」「なにわ橋駅と北浜駅」は定期券を同一駅扱いに 中之島線の運賃認可と実施運賃について (PDF) - 京阪電気鉄道(2008年4月15日)
関連項目
外部リンク
- なにわ橋駅 - 京阪電気鉄道
- おけいはん.ねっと|駅情報局:なにわ橋駅