えびの市
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えびの市(えびのし)は、宮崎県にある市である。南西部に位置する。
Contents
地理
市の南部は霧島山とえびの高原の火山と火山性高原で形成され、霧島屋久国立公園に指定されている。北部は高原と山林で矢岳高原を形成する。市の中心部は加久藤盆地であり、温泉が湧出する。なお、標高1150mにあるえびの高原のアメダスで観測された1993年の降水量8670mmは年降水量の日本最多記録であり[1]、委託観測所時代の1968年2月26日には-20.2℃[2]という九州地方における最低気温を記録している。
隣接している自治体
地名
- 旧飯野町
- 池島
- 今西
- 上江
- 大河平
- 坂元
- 末永
- 杉水流
- 大明司
- 原田
- 前田
- 旧加久藤町
- 榎田
- 小田
- 栗下
- 西郷
- 永山
- 西長江浦
- 灰塚
- 東川北
- 東長江浦
- 湯田
- 旧真幸町
- 内竪
- 浦
- 岡松
- 亀沢
- 島内
- 昌明寺
- 水流
- 西川北
- 向江
- 柳水流
歴史
近現代
- 1889年(明治22年)5月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる西諸県郡飯野村・加久藤村・真幸村が発足。
- 1940年(昭和15年)4月3日 飯野村が町制施行。飯野町となる。
- 1945年(昭和20年)8月22日 肥薩線の第二山の神トンネルで列車退行事故発生。(肥薩線列車退行事故)
- 1950年(昭和25年)4月1日 真幸村が町制施行。真幸町となる。
- 1955年(昭和30年)2月11日 加久藤村が町制施行。加久藤町となる。
- 1966年(昭和41年)11月3日 飯野町・加久藤町・真幸町が対等合併し、えびの町が発足。
- 1968年(昭和43年)2月21日 えびの地震発生。
- 1970年(昭和45年)12月1日 えびの町が市制施行。えびの市となる。
- 1972年(昭和47年)2月21日 真幸地区で山津波が発生。
行政
広域事務
- 西諸広域行政事務組合(えびの市・小林市・高原町)
県の行政機関
警察
国の行政機関
経済
産業
- 主な産業
姉妹都市・提携都市
地域
人口
えびの市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
小学校
- えびの市立
- 飯野小学校
- 飯野小学校高野分校(平成21年4月1日廃校)
- 上江小学校
- 岡元小学校
- 大河平小学校(平成20年4月1日休校)
- 加久藤小学校
- 加久藤小学校尾八重野分校(平成25年4月1日休校)
- 真幸小学校
中学校
- えびの市立
高等学校
- 公立
- 私立
専門学校
- えびの高原国際専門学校(平成21年4月1日募集停止)
交通
- 最寄り空港は鹿児島空港。
鉄道路線
路線バス
道路
えびの市は九州自動車道と宮崎自動車道の分岐点であり、熊本県・鹿児島県・宮崎県の都市を結ぶ国道(国道221号・国道268号・国道447号)の交点に位置することから、都城市と並んで宮崎県西部地域における陸上交通の要衝となっている。
- 高速道路
- E3 九州自動車道: - えびのパーキングエリア - えびのインターチェンジ - えびのジャンクション -
- E10 宮崎自動車道:えびのジャンクション -
- 一般国道
- 道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- えびの高原
- 矢岳高原 - 日本三大車窓
- 狗留孫峡
- 京町温泉
- 吉田温泉
- 白鳥温泉(上湯・下湯)
- 白鳥神社
- 金松法然
- 三徳院
- 平松古墳
- 木崎原古戦場跡(伊東氏と島津氏の激戦地)
- 飯野城址(亀城公園)
- 加久藤城址
- 大河平のつつじ(血潮ツツジ)
- えびの市歴史民俗資料館
- グリーンパークえびの
- 昌明寺遺跡
祭事・催事
- 韓国岳山開き(毎年4月第2日曜日)
- 牛越祭(毎年7月28日)
- 京町温泉夏祭り(毎年7月下旬)
- 南方神社大祭大太鼓踊(毎年8月最終日曜日)
- 京町二日市(毎年2月第1土日曜日)
- 飯野植木市(毎年3月第1土日曜日)
- 餅勧進(もっかんじん)(毎年1月14日)
えびの市出身の有名人
その他
- 日本の音風景100選:えびの高原の野性鹿
- 日本の棚田百選:真幸棚田(えびの市昌明寺)
関連項目
脚注
- ↑ 日本の気象観測史上極値 - サンダーハルク気象社
- ↑ 気象庁『観測所気象年報 昭和43年』260頁、宮崎地方気象台『宮崎の気象100年』155頁
- ↑ 姉妹(友好)提携情報: 宮崎県えびの市・アメリカ合衆国テキサス州ベルトン. 自治体国際化協会. 2018年3月14日閲覧.
外部リンク
典拠レコード: