いなべ市
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Contents
地理
三重県最北端に位置し、岐阜県、滋賀県に接する。市の中央を員弁川が流れる。
山地
- 主な山
河川
公園
- 国定公園
気候
北勢(1981 - 2010)の気候資料 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
降水量 mm (inches) | 74.1(2.917) | 93.2(3.669) | 152.4(6) | 178.9(7.043) | 231.9(9.13) | 290.4(11.433) | 289.2(11.386) | 213.4(8.402) | 286.4(11.276) | 144.5(5.689) | 97.1(3.823) | 65.9(2.594) | 2,117.4(83.362) |
平均降水日数 (≥ 1.0 mm) | 10.5 | 10.4 | 12.0 | 10.3 | 11.6 | 13.4 | 14.3 | 11.0 | 12.3 | 9.6 | 8.3 | 9.8 | 133.5 |
出典: 気象庁[1] |
人口
いなべ市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体
歴史
沿革
- 2003年(平成15年)12月1日 - 員弁郡北勢町・員弁町・大安町・藤原町の4町が合併し誕生した。
- 2017年(平成29年)2月1日- ホームページリニューアル、公式Twitter、Instagram開設
市名の由来
- 員弁郡の名前を平仮名にしたものであり、「員弁」の読み方がかなり難解であることから平仮名表記となっている。元々の由来は8世紀頃、物部氏の支系・猪名部族が居住していたことによる。
- 合併協議会で決定する直前に実施した住民アンケートに新しい市の名前を問う設問があった。この時点で、すでに「いなべ市」か「その他」の二者択一による設問であった。
合併の経緯
- 1998年(平成10年) - 員弁郡(北勢町・員弁町・大安町・東員町・藤原町)各町長・議長による「合併検討委員会」発足。
- 2001年(平成13年)10月 - 員弁地区町合併協議会設立総会開催(任意合併協議会設置)
- 2002年(平成14年) 2月 - 東員町が員弁郡の法定合併協議会に参加しないことを表明[3]。
- 2002年(平成14年) 4月 - 員弁地区町合併協議会を設置(法定合併協議会設置)。
- 2003年(平成15年) 1月 - 各町議会において合併関連議案が可決。
- 2003年(平成15年) 3月 - 三重県議会において合併関連議案が可決。
- 2003年(平成15年) 4月 - 総務大臣による官報告示。
- 2003年(平成15年)12月 - 三重県内初の平成の大合併である「いなべ市」が発足。
住所表示
- 旧町名をそのまま残している(例:員弁郡○○町△△××番地→いなべ市○○町△△××番地」)[4]。
政治
行政
- 市長
2015年11月22日に投開票されたいなべ市長選挙では現職の日沖靖が新人2人を退けて4選を果たした。
- 市長:日沖靖 任期 : 2015年(平成27年)から2019年(平成31年)
- 市の機構
- 分庁方式を採用している。企画・総務部を員弁庁舎(旧員弁町役場)、市民・水道部を北勢庁舎(旧北勢町役場)、福祉部と議会・議会事務局を大安庁舎(旧大安町役場)、農林商工・建設部を藤原庁舎(旧藤原町役場)に分けている。合併直後は、旧町役場の機能を残す「支所方式」で出発し、5ヶ月後に、いずれの部署の業務も受け付ける「総合窓口課」を4庁舎に設けている。
- 平成30年度末北勢町に新庁舎を建設し、4庁舎の機能を新庁舎に集約する予定である。
議会
任期 : 2013年(平成25年)12月1日から2017年(平成29年)11月30日
- 議員定数:20名
- 議長:水谷治喜
- 副議長:鈴木順子
構成: 2013年(平成25年)12月2日 現在
会派名 | 議員数 |
---|---|
創風会 | 6 |
いなべ未来 | 6 |
政和会 | 5 |
日本共産党いなべ市議団 | 2 |
無会派 | 1 |
欠員 | 0 |
- いなべ市誕生から、2年間の在任特例を適用し旧町議員60人が市議会議員に就任した。議員報酬は旧町の中で最も高い北勢町に合わせている。
- 2年間の在任特例が任期満了になって定数を削減したが、市議会議員選挙(2005年)が終わると、議員報酬を倍増している(議長29万円→49万5千円、副議長22万5千円→42万円、議員20万5千円→39万円)。
- 2005年12月1日から2009年12月1日の任期は定数:24人となった。
- 2009年に行われた議会議員選挙から定数が4人削減され20人になった。
※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第3区」[5]、三重県議会議員選挙の選挙区は「いなべ市・員弁郡選挙区」(定数:2)[6]、となっている。
市章
いなべ市の「い」の文字をモチーフに、青は豊富な水が流れる員弁川、オレンジは躍動する市民の活力、中央の緑は自然豊かな大地を表現している。
施設
役所
- いなべ市役所
- 北勢庁舎
- 員弁庁舎
- 大安庁舎
- 藤原庁舎
警察
- 本部
- 駐在所
- 梅戸井(大安町門前)
- 三里(大安町平塚)
- 石榑(大安町石榑南)
- 十社(北勢町畑毛)
- 阿下喜(北勢町阿下喜)
- 治田(北勢町東村)
- 東藤原(藤原町志礼石新田)
- 白瀬(藤原町本郷)
消防
- いなべ消防署(大安町高柳)
- 北分署(北勢町瀬木)
医療
- 主な病院
図書館
- 主な図書館
郵便局
(2016年9月現在)
- 員弁郵便局(員弁町石仏(いしぼとけ))
- 石槫(いしぐれ)郵便局(大安町石槫南)
- 大安丹生川郵便局(大安町丹生川久下(にゅうがわひさか))
- 梅戸井(うめどい)郵便局(大安町南金井)
- 藤原郵便局(藤原町本郷)
- 東藤原郵便局(藤原町石川)
- 立田(たつた)郵便局(藤原町篠立(しのだち))
- 北勢郵便局(北勢町阿下喜)
- 十社(とやしろ)郵便局(北勢町畑毛(はたけ))
- 平塚簡易郵便局(大安町平塚)
- 西藤原郵便局(藤原町大貝戸)
経済
藤原工場
工業
- トヨタ車体いなべ工場
- デンソー大安製作所
- 三五三重
- ニッセン大型商品配送センター
- 太平洋セメント藤原工場
- 昭和電線ケーブルシステム三重事業所
- 三井住友金属鉱山伸銅三重事業所
- 住鉱潤滑剤
- 神戸製鋼所大安工場
- パロマ北勢工場
商業
- 主な商業施設
金融機関
- 名古屋支店 イオン大安店内出張所(大安町高柳)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、員弁・藤原・北勢の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
※いなべ市内の郵便番号は以下の通り。全域が東員郵便局(東員町大木)の集配担当[7]。
- 「511-02xx」=旧員弁郡員弁町域・旧員弁郡大安町域(および員弁郡東員町の全域)。
- 「511-04xx」=旧員弁郡北勢町域。
- 「511-05xx」=旧員弁郡藤原町域。
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
教育
高等学校
- 県立
中学校
- 市立
- いなべ市立員弁中学校
- いなべ市立大安中学校
- いなべ市立北勢中学校
- 藤原中学校
小学校
- 市立
- 員弁西小学校
- 員弁東小学校
- 石榑小学校
- 笠間小学校
- 丹生川小学校
- 三里小学校
- 阿下喜小学校
- 十社小学校
- 山郷小学校
- 治田小学校
- 藤原小学校
交通
鉄道
市の代表となる駅:楚原駅
路線バス
- 三重交通
- 八風バス
- いなべ市福祉バス(旧アイバス、大安 - 阿下喜シャトルバス、大安町内巡回福祉バス(いなべ市コミュニティバス)
道路
- 高速道路
- 国道
観光
名所・旧跡
- 主な城郭
- 主な寺院
- 聖宝寺
- 行順寺 - 蓮如上人の御旧跡で、毎年4月下旬の土日に蓮如忌(宝物開帳)がある。
観光スポット
- 中里ダム - 湖畔は名古屋市近郊、三重県北部では最も近い星見スポットとして天文ファンに知られている。
- 藤原岳 - 花の百名山、日本三百名山、関西百名山
- 宇賀渓
- 青川峡キャンピングパーク
- 貨物鉄道博物館
- ウィステリア鉄道
祭事・催事
- 主な祭事
- 市民文化祭(11月)
出身有名人
- 伊藤清 - 数学者
- 伊藤竜馬 - プロテニス選手
- 四海波静太夫 - 大相撲力士
- 多湖實夫 - 政治家
- 田代俊孝 - 仏教学者
- 花井悠希 - プロヴァイオリニスト
- 安田喜憲[8] - 地理学者、環境考古学者[9]
- 和波智広 - サッカー選手
脚注
- ↑ “気象庁|過去の気象データ検索”. . 2014閲覧.
- ↑ 合併の記録-いなべ市役所サイトより-
- ↑ 当時の東員町長が桑名市との合併を念頭に置いていたため不参加を表明していた。後に町議会とも対立し、結局、桑名市等との合併も断念した。
- ↑ 市内の郵便番号・住所表示-いなべ市役所サイト-
- ↑ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
- ↑ 県議会議員の選挙区と定数 三重県選挙管理委員会
- ↑ 「511-04xx」は北勢郵便局、「511-05xx」は藤原郵便局の集配担当であったが、2016年8月29日の無集配化に伴い東員郵便局へ移管された。
- ↑ 三重県庁"三重の環境/この人にインタビュー/安田 喜憲 さん"<ウェブ魚拓>(2013年2月6日閲覧。)
- ↑ 東海経済新聞社"とうけい - 地理学・環境考古学者 安田 喜憲"<ウェブ魚拓>(2013年2月6日閲覧。)
関連項目
外部リンク
- 行政
- いなべ市
- いなべ市 公式チャンネル - 公式YouTubeチャンネル
- 立法
- 観光
- 福祉
- ファイル:Wikinews-logo.svg ウィキニュースに関連記事があります。三重県いなべ市で2016年5月15日に「いなべ草競馬」が行われる【2016年5月25日】